できる仕事を辞めていく
お疲れ様です。
さっき仕事が終わって、何となくYou Tubeを見たら、キングコング西野さんの動画が上がってきまして(最近よう上がってきます)、めちゃくちゃ共感できたので内容また思い出せるように記事にしておきます。
人は「できる事」をやり続ける生き物
要は、西野さんの言いたいことは、
「自分ができる範囲の仕事だけして、スケジュールをパンパンにしていたら次のレベルの仕事は来ない」
ということ。これだけ聞いて意味がわかる人は意外と少ないかもしれません。
意味がわかった人の中にはハッとする人も多いと思います。
僕の7年間は、まさしくこれでした。
会社に入って2年くらいで結果を出して、2年目でマネージャーになり、5年目で事業部長になり、何だか毎年階段登ってる感じが好きでした。
周りからチヤホヤされたり、給料もどんどん上がりましたが、事業部長になったあたりから密かに違和感を感じてました。
「自分は2年目から5年目でどんな成長したか」
「何が出来るようになったか」
「ずっと同じパターンの業績改善を繰り返してるだけじゃないのか」
根性はあったので結果は常に出すことができました。
みんなから”すごい”とか言われる数は増えてるけど、単純に関わる人数が増えてるだけで、実際やってることは4年間くらいほぼ同じ。規模の問題だけ。
ベンチャー企業で副社長の下が僕ら事業部長だったので、僕らに文句言ってくる人もほぼいないし、副社長がチャレンジさせてくれる人だったので、やりたいことは全て叶えてきました。本当にストレスフルで7年間がむしゃらに結果を出し続けてきました。それは感謝しかないです。
ただ常に組織のトップ(というか、ベンチャーの組織のトップなんか世の中のごくごく一部のお山の大将レベル)だったので、壁にぶつかったり、注意されたり、批判されたり、反対されたりって言うのがほぼ無かったことは、今考えれば幸せなような不幸せでした。
少し脱線しましたが、とにかく何年間もずっと同じことをやってました。
中毒性のある「達成感」と「さしすせそ」
わかっていながら同じことを繰り返してきた理由は2つでした。
①達成感
これは説明不要ですね。目標達成することで得られる特別な快感。
僕はミドルフェーズあたりが一番興奮する派です。
ゴールが見えてくるときには絶頂は超えてる感じです。
中盤戦の軌道に乗せられるかどうかあたりに一番アドレナリンが出ます。
チームのみんなでこれを達成するのが大好きでした。
②男の「さしすせそ」
これが中々な曲者でして、地味にこれの影響は大きかったです。
みなさんは「男を喜ばせる”さしすせそ”」って知ってますか?
「さ」=さすが!
「し」=知らなかった!
「す」=すごーい!
「せ」=センス良いですね ※これ無理矢理感ある
「そ」=そうなんですか!
よくキャバクラとかで嬢が繰り出してくるやつですね。
僕は特に「さすが」「すごい」に弱かったです。目立ちたがり屋なのでシンプルにこのあたりが嬉しかったりするんです。部下が増えれば増えるほど、言われること増えます。(お世辞8割でしょうけど)
以上が自分の体験したことですが、これが西野さんの話の本質で、
「自分ができること」=「再現性があること」なんです。
つまり、何回やっても大体うまくいくし、規模が変わったくらいであまりこの方程式は崩れない。
そしてそれを続けることで評価され、周りからもチヤホヤされたり、自分が世の中、会社の役に立っているという承認欲求も満たせる。
これ本当に幸福度高いと思います。仕事大好き人間だったこともありますが、中々あのポジションを捨てる選択肢はできないですね。
私もコロナがなかったらずっと続けてた気がします。
恐怖のスケジュール管理
そして極めつけが、それが気持ちよすぎて365日24時間仕事をしてしまうこと。僕もパンパンにしてました。
これが今回の本題。
「自分ができることでスケジュールをパンパンにしてると次のステップへ進むための時間が無くなる」
ということです。
仰る通り過ぎて言葉失い掛けますね。
フリーになって時間ができて、考える時間が増えた今だからこそ、初めてこの意味に気づけました。
フリーになってからの2ヶ月くらい、土日のどちらかは完全にオフにして1人で完全にオフにして、サウナに行ったり、景色の良いカフェにいって読書をしたりするようになりました。
またどうしても必要なスキルが毎日レベルで出てくるのでいろんな専門家の友達と連絡をとるようになりました。
結論、「1日あたりの前進の質」が全く違います。
読書もかなり影響大きかったです。読むたびに明日これやってみようとか湧きまくってきます。
そうすると新しいことを勉強したり、チャレンジすることが増えるので、今までやってた作業を誰かにやってもらわないと回らなくなるんです。
私もまだ2ヶ月ですが、前職の友達に毎月12万円払って広告回してもらったりしてます。12万円払ってるおかげで、それを取り戻さなきゃと思い、またバイタリティが加速するナイスな循環も発生してます。
自分が一番成長実感あった26歳のときもそうでした。
今日も世界中で1番頑張った、成長したという自負もあって、明日はこれとあれもやりたいなー早く明日にならないかなーみたいな状態。
共通してるのは「インプットする時間」があるかどうか。
26歳のときは13−25で肉体労働した後に、毎日5時間くらいWEBマーケの勉強してました。睡眠時間を極限まで削ってインプットしまくってたけど、30歳超えるとそうもいかないので、今は極力20時以降はインプットの時間にあてるようにしています。それだけでも1週間に2冊は本読めます。
あと26歳の時と違う点は「考える時間」を意図的に作っていること。
何もしないでリラックスする時間を作ること、ボーッと考える時間を作ること。これにより格段に仕事のスピードが上がりましたし、何より新しいことにチャレンジする回数が劇的に増えました。
知識(インプット)がないと、新しいこと(自分がまだ知らないこと)が描けない。
考える時間がないと、それをどうやって形にするかの道筋を立てることができない。
この「インプット」+「考える時間」を常に得られる状況を作ることが、次のステップにいくためのピースである。的なことを、西野先生はきっと言いたかったんだと思います。
勇気を持って、生活に「余白」を持ってみましょう。
西野さん好きになりました。プペルも映画館に見に行きます。
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