見出し画像

【節約生活#719】節約プロセスを楽しみたい

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 肉体的、精神的、社会的な健康を目指しながら節約をするというルールで挑戦中。
(2024,6.15更新 それまでは「健康で文化的な生活をしながら節約をする」というルール)

結果にフォーカスをすると楽しめない

 つい先日、メジャーリーグで活躍する大谷選手のインタビュー動画を見かけた。ホームランを打っているけれども、調子のうまくあがっていないことへの言及があったように思う。

 一般人からすると大成功ではあるものの、まだ不満があるようだ。求めるものが大きいとか、謙虚だとか考え方はいろいろできる。
 ただ、結果にフォーカスをしていると苦しそうだという感想を抱いた。

 今回のインタビュー動画とは別であるけれども、もしも結果だけにフォーカスをしていたとしたら喜びは目標を達成した瞬間とそれから少しの間だけとなる。

 節約も結果にだけフォーカスをする人がいる。そういう人は貯金額というお金の数値だけをほこっているように見える。やってみるとわかるけれども、数字だけを求めると苦しい。
 変化など、口座の数字だけ。ゲームのポイントがあがるのと本質的な違いはなくなってくる。

プロセスを楽しむ

 そもそも節約は趣味でやっている。
 だから、逆説的ではあるが効率を求めない。
 節約は効率よくお金を使うことを理想とするけれども、効率を度外視して時間や労力を費やして構わないとしている。

 節約技術にフォーカスをしていると、時々面白い生活の工夫が生まれる。経験にフォーカスをすると、やったことのないことを求めるようになる。
 節約で新しいことを始めるということは、新しい生活を過ごすことになる。

 ちなみに来週は、ちょっと古くなってきた小麦粉を使って1週間を過ごしてみることを計画している。
 餃子を皮から作るなど試してみたい。
 ふつうに考えれば手間がかかって面倒である。おそらく失敗もするだろう。

 趣味は楽しむものだというけれども、面倒だったり苦しかったりする場合もある。真剣に趣味に没頭するというシリアスレジャーという考え方もあるが、それに近いかもしれない。

 ちなみに、リンク先の本では節約はシリアスレジャーになり得ないとしている。おそらくはお金にだけフォーカスしていて、節約をすること自体を目的化していないと判断してのことだろう。

 苦しいプロセスを楽しむ人もいる。

 もしかしたら大谷選手も苦しいプロセス自体を楽しんでいる人なのかもしれない。他人のことはわからないけれども。

いいなと思ったら応援しよう!