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【節約生活#772】器用な節約、不器用な節約
趣味で節約生活をはじめてみた。
肉体的、精神的、社会的な健康を目指しながら節約をするというルールで挑戦中。
(2024,6.15更新 それまでは「健康で文化的な生活をしながら節約をする」というルール)
1月はドライ・ジャニュアリーを試す。
お酒を飲みたくなったら、炭酸水を飲む。パンなどを口に放り込んでも良い。
ストレス下が危険であるので、早く寝る。夕方はすぐに帰宅をする。
危険地帯のコンビニには入らない。
節約の効果
いつからいちいち考えるようになったのかはわからない。けれども、子どものころは人から考えすぎるというような性質であった。そういうわけで暗記はできなかった。
中学生になるころには勉強が苦痛であった。何しろ覚える量が多く、考える時間がなかった。思い出せるのは英語で、文法も単語もそのころの自分に理解できるような理由がなかった。
考えるのを諦めて流される時期があった。無気力に生きた時間が長く、そのため周囲が求めるような能力は何もなかった。
結局、仕事をしはじめてからまた考えるようになった。よくよく考えて行動することでしか良い判断も成長もできない不器用な人間だった。
節約をはじめてからも不器用になぜやるのかや健康にどういう影響があるのかなどを考えている。自分でも不器用な節約をしていると感じている。
器用な節約
器用な節約をすることができる人たちがいる。
ちまたに広まる節約法を簡単に自分のものにする人たちである。最近はインターネットにいろいろな節約情報があふれているので、何からとりかかるかよりどりみどりと言って良い。
片っ端から節約を器用にこなしていく。理想的な節約かもしれない。
個人的には土台無理な話で、なんでこんなことするのだろうと考えて1日ももたない。もしかしたら半日ももたないかもしれない。
目指すもの
自分の性質という説明をしたけれども、器用な節約と不器用な節約は目指すものが違う。どちらがよいというのはない。
器用な人たちは最適解を最速に身につけていく。
言ってみれば即効果のでる方法である。うらやましさもある。
ある時、別の分野で両方の方法を実践した人の本を見つけた。
格闘技ゲームの分野で著者はプロで生きている。
面白かったのは手法を途中で変えたところにある。入口は器用な方法を使っていた。誰よりも早く最適解を身に着けて勝ち続ける。しかし、あるところで行きづまる。勝ち上がっていくには合理的な「最適解」以外の道を自分で見つけなくてはなくなっている。そこで、プロとして最前線に立つために不器用な方法にシフトしていく。
器用な方法も不器用な方法もどちらもとれるという意味では、本当に器用な人なのだろうと考える。
自分の場合、もともと節約の一番の効果をお金におけなかったことが、紆余曲折につながっているのかもしれない。
自分のしたいことを見出して、そのために生活を変えていく。もちろん、お金の出し入れもしたいことに集中していく。だから、節約法もいちいち理由を考えてからしか試すことができない。
なんとも不器用な生き方であるけれども、それ以外ができなかった(うまくいかなかった)ので、今のまま試行錯誤を繰り返していくだけである。
器用な方法はうらやましく思うので、時々試したくなる。だから、たまに自分の方法をまとめておかないと流されてしまう。今回のnote記事は折々に読む必要がある。