2016年3月の記事一覧
第3話/グレート・ギャツビー・ショーンK
これは後からわかったことだが、川上伸一郎…これがショーンKの本当の、あるいはすくなくとも法律上の、名前だった。それを彼は27歳のとき、彼が国際的な経営コンサルタントとして世に出る第一歩を踏み出したその歴史的な瞬間に、ショーン・マクアードル川上に変更してしまったのだ。
ある日の朝、破れた緑のジャージを着、デニムのパンツをはいてうろついていたのは川上伸一郎だったが、その日の午後、日焼けサロンに行った
第2話/グレート・ギャツビー・ショーンK
ショーンKを最初に見かけたのは、東京湾にかかるレインボーブリッジの真下にある、芝浦ふ頭の公園だった。
海岸に沿ってジョギングしていた私が彼を見かけた時、彼は暗い海にむかって奇妙にも両手をさしのべていた。そして、私は彼の所から遠く離れていたが、彼の手がふるえていたことは断言してもいい。
反射的に私は、海のほうを見た…と、そこには、遠く小さく、お台場のフジテレビの本社ビルが見え、そのビルの球体展望
グレート・ギャツビー・ショーンK
さあ 金色経歴を被るんだ それであの娘がなびくなら
あの娘のために跳んでみろ みごとに高く跳べるなら
きっとあの娘は叫ぶだろう 「パリすてき ハーバードもいかすわ恋人よ あんたはわたしのもの!」
私がまだ年若く、今よりももっと傷つきやすい心を持っていた時に、父がある忠告を与えてくれた。
「ショーンKを批判したいような気持ちが起きた時にはだな」
と、父は言うのである。
「この世の中の人が、みん
キャバクラで悟りを開くための般若心経(完訳版)
ブッダが、だらしなく寝ている美女を見て悟ったという話がある。
まだブッダが王子だった頃、踊り子達と飲み会をしていた。そこで、一人の美女が座りながら、無防備に口をあけて寝ているのを見かけた。
その時にブッダは、この美女が自分に好意があるのではなく、仕事で来ているのだという事をあらためて目の当たりにし、この世の虚しさを悟ったという。
これは現代で言えば、キャバクラなどで感じる虚しさに通じるものが
もしショーンKがアドラー心理学の「嫌われる勇気」を読んだら
ショーンK(青年時代):先生はこう言われるのですね、人は変われると。
哲人:ええ、人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。
青年:いかなる人も、例外なく?
哲人:ひとりの例外もなく、いまこの瞬間から。
青年:ははっ、大きく出ましたね!おもしろいじゃありませんか、先生。いますぐ論破してさしあげますよ!
哲人:わたしは逃げも隠れもしません。ゆっくりと語り合っていきましょう。あな
面白いの反対は「つまらない」ではなく無関心です。
「つまらない」とコメントがついた事をきっかけに、書くのをやめてしまう新人ライターが多くてつらい。企画でも、つまらないという声を聞いた人がビビって止めてしまうことがある。
非常にもったいない。というのは、「つまらない」と言われることから企画は始まるからだ。ある程度の存在感がでないとつまらないとも言われない。
マザー・テレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心です」といったが、これをWeb記事に置き
続・キャバクラで悟りを開くための般若心経(解説版)
「キャバクラで悟りを開くための般若心経」について、より詳しく知りたいという方がいたので、4コマ漫画を使ってあらためてご紹介。
特に次のフレーズが関心を集めた。般若心経のコアな部分でもある。
あなたはキャバ嬢の心を知ることはないし、得ることもない。
そして得ることがないことを知るから、悟りにいきつくのです。
この「心を得ようとするが得ることができない」というモチーフは、禅などでもさまざまに