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子育てって大変!パパの協力を得るためのヒント5選

子育ては日々ずっと続いていくもの。特に月齢が小さい頃は24時間365日営業です。家事や仕事などで余裕がない中、パパが子育てに協力してくれない場合は本当にイライラしますよね。「どうして?」と怒るママの気持ちはよく分かります。

今回は、そんなパパが協力してくれるためのヒントをいくつかご紹介します。人間急には変われませんが、試してみるとなんらかの変化があるかもしれません。知っておいて損はないので、ぜひ最後まで読んでみてください。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

1.平等を求めない

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まずは自分自身のマインド面について。「平等を求める」思考のクセを手放したほうがお互いのためです。この考え方に至ってからは、私も「どうしてやってくれないの?」と責めることがほとんどなくなりました。

当たり前ですが、人はそれぞれできることが違います。得意分野も、時間の使い方も、精神的なキャパシティも。だから自分ができることは相手もできると思ったら大間違いですし、夫婦においてもその原則は変わりません。

仮に、パパの普段の仕事を半分分担してくれと言われたら、できるでしょうか?「分からない」「いきなりは無理」と思う人もきっと多いはずです。それと同じようなもので、2人で平等に分担すべきだと思っていると、かえって効率が悪く、片方が半分以上の無理をすることになるでしょう。

大切なのは「平等」ではなく、自分たちに最適な分担のバランスです。

2.ほめる、感謝する

次に、ほめる、感謝するという方法です。「男性の取り扱い方」としてよく紹介されていますよね。男はプライドの高い単純な生き物なのだから……という話です。

これを耳にした大半のママは「どうしてこっちがそこまでしなくちゃいけないの!?」と腹が立つはずです。はい、その気持ち、よーーーーーく分かります。

しかし我々ママ側としては、あくまで協力を得ることが目的。その目的を達成する(リターンを得る)ための「投資」と考えてみてはいかがでしょうか。身銭を切るわけではないので、より簡単に始められます(笑)

ちなみに我が家では「さすがだね」「すごいね」「ありがとう」「助かる」など、ほめ&感謝の言葉を日常的に交わしています。以前ふとした時に「もし私が『ありがとう』って言わなかったら嫌?」と聞くと、夫は「当たり前じゃん、じゃないとやってられないよ」とのこと。ちゃんと言葉にしていてよかった……と、内心ホッとしたものです。

3.何が大変なのかを見える化する

パパにありがちなのが「何が大変なのかまるで分かっていない」というパターン。自分がメインプレイヤーではない(当事者意識が低い)という思考のパパは多いようです。だからこそ、ちょっと関わっただけでドヤ顔をしたり「手伝う」なんて言葉が無意識に飛び出したりするんですね。

男と女で脳の構造が違うのだから、と言われてしまうと悔しいですが、正直もうその上で対応するしかないと思っています。大変大変と言うだけではなく、見える化すると突破口になることがあります、

例えば、朝から晩までの1日のスケジュールを紙に書き「何時頃に」「何をして」「どう大変なのか」「大変さレベルはどれぐらいか」など、一度細かく書き出してみてください。それを見せながら話すことで、視覚的でロジカルな交渉ができるようになり、協力してもらえる可能性が上がるでしょう。

また、分担してほしいことに関しては選択肢を与えて選んでもらうのも効果的です。「これとこれ、任せるならどっちがいい?」と聞けば、どちらかは選んでくれそうです。

4.大変さを体験してもらう

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子育ての大変さを分かってもらうには、パパと子どもだけの時間を意図的に作るようにしましょう。これはパパの育児レベルに合わせて、1時間、2時間、半日、ほぼ1日……と様子を見て任せてみてください(まるで、パパのためのならし保育みたいですね)。

そうすれば、子育てがいかに大変か身をもって感じてもらえるかと思います。実際に、1日面倒をみてぐったりしたことで、子育てへの向き合い方が変わったパパを知っています。まずは大変さの共有から、です。

ただし、なかには本当に任せられないようなパパや、月齢が小さくて不安を感じる場合もあります。言うまでもありませんが、家庭や子どもの状況に応じて判断してください。

5.子どもからお願いする

ママがダメなら子どもから、というのも一つの手です。話せるようになってから、もしくは兄妹姉妹がいる場合に限られますが、子ども本人から「パパがいい」と言ってもらえると効果的です。子どもの言葉には弱く、案外すんなりと協力してくれることもあります。

それに「パパ大好き」の状態になっておくと、先々も助かる場面がたくさんあります。良好な親子関係という意味でも望ましいでしょう。

我が家もパパ大好き娘に育ってくれたので、休みの日には公園や買い物に連れて行ってもらったり、終日お留守番をしてもらったり、時には父娘で帰省したりと、色々任せられるのでとても助かっています。

番外編.パパを頼れなければ他を頼る

色々試してみて、残念ながら全く変わらないこともあるでしょう。そういう時は、頼れるものには頼って自分の負担を積極的に減らすのが吉です。例えばベビーシッターさんや、親(義理の親)にも頼れるといいですね。

あるいは、育児は任せられなくても、工夫次第で家事や仕事の負担を減らすことは可能です。私も食器洗いは食洗機に任せていますし、掃除もルンバに頼っています。そのほか家事代行サービスや惣菜宅配など、自分がラクになる方法をどんどん見つけていきましょう。

まとめ

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子育てに協力的ではないパパに動いてもらうため、今回は以下のようなヒントをお伝えしました。

1.平等を求めない
2.ほめる、感謝する
3.何が大変なのかを見える化する
4.大変さを体験してもらう
5.子どもからお願いする
番外編.パパを頼れなければ他を頼る

これまでのパパをいきなり180度変えることは難しいかもしれません。でも、少しでも協力してくれたり、大変さを共有できたりすれば大きな前進です。家庭ごとに合うスタイルで、お互い支え合って子育てができることを願っています。


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