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【コラボ企画】🌍あしたパスタ🍝Project(詩の朗読・音声配信)に参加してみた。

はじめに

先日、私の崇敬するエイミーさんという方が、とても面白いコラボ企画をされていたのを発見しました。

「あしたパスタさん」という方の詩を、みんなで「声に出し」て、動画を載せましょう、というコラボ企画。

■参加方法■
1)エイミーセレクション/ あしたパスタProjectのページから詩を選ぶ。
2)自分で動画をとる
3)noteに載せる際、ハッシュタグ「あしたパスタ」をお願いします
4)私(エイミーさんorあしたパスタさん)に教えてください!

誰でも参加OK、なんだって。
気付けば「やってみたいです!!!」、
深く考えることなく
そうエイミーさんにコメントを送っていた。

あしたパスタさんご本人様の記事がコチラ。↓
この中から好きな詩を選ばせていただくのだとか。ふむふむ。

詩を選定するにあたって

「やってみたいです!!!」と勢い余って宣言したものの、あしたパスタさんの詩の数々を目にして、悩んで、悩み、そして悩んだ…。

エイミーさんのご紹介で、過去にあしたパスタさんの詩を拝見したことはあったのだけど。

私は中高生の頃に【放送部】に所属していた。部活動の中で、小説の朗読をしていた。今の仕事においても、パーティーの司会業を引き受けることもあり、文章を読むこと、声を使うことは割と慣れていた…ハズ、なのだけど。


あしたパスタさんの書かれる詩は。
コトバの意味が、前後の文脈が、まるで分からなくて。

「言葉の意味が伝わるように話しなさい」学生の頃にそう叩き込まれてきた私は、激しく困惑した。


目で追う。声に出して読んでみる。分からない。
繰り返し、音読する。尚も、分からない。

これは…聞き手に伝わらないのではないか…???


* * * * *

エイミーさんの記事に再び目を通した。

彼のことばは、もう、「意味」ではないのかもしれない。

声は、音で。

音は、風。

始原に。

そしてそれは、振動だ。


* * * * *

私の中の「詩」の概念が、くるんと廻った。

「意味がない」ことが「意味」なのかもしれない。


あしたパスタさんの詩を借りながら。

私は私の声を楽器にして、自由になる。

そう、決めた。

配信前のドキドキと言ったら。

昨夜、部屋の中でこっそり練習してみた。

いくつもの詩を音読しながら、
繰り返し録音して、聴いてみて。

うーん、やっぱりどれも、難しい。
区切り方も分かんない。

だけどその中で2つほど、読みたい詩を選んだ。


* * * * *

エイミーさんの動画を観た影響か。

「私も自然の音の中で撮りたい」、そう思った。


私が実在していること。

地球と繋がっていること。

外に出て撮ることで、少しでもそれを表現したい。
みんなに知ってほしい。

私の小さな承認欲求が、そう叫んだ。


* * * * *

そして迎えた、本日のお昼。

陽射しもあたたかく、絶好の撮影日和になった。


詩を書き写したノートを片手に持って
ドキドキしながら近所の河川敷に向かう。

河川敷は、ジョギングコースになっていて。
人の往来がそこそこある。


川べりの、なるべく人目につかないところに腰掛ける。

私の音読の声が、聞こえてしまうだろうか。
不審な目で見られるだろうか。

どうしても、その心配は、頭から離れなかった。


* * * * *

1回目の撮影。

恐る恐る、声を出してみた。

数メートル後ろを通る人に聴こえないように
配慮しながら。


録音した音声を聴く。

私の声は聴き取れるものの。
昨夜自宅で練習したものとは違っていた。

どこか、自信なさげに響いた。


* * * * *

「ここまで来て、まだ人の目を気にしてるの?」

私の中の私が、またもや叫ぶ。

「私は、私になるために此処に来たんだよ」


―そうだ。

自己表現。

それを適える場所として、
私は、この河川敷を選んだのだった。


* * * * *

2回目の撮影。

さっきより、少し、大きな声が出せた。

ちょっとだけ、自信が湧いた。

欲が出てくる。

もっとちゃんと、私は私を、発信したい。

撮影を繰り返すうちに
私はいつの間にか、
背後を振り返らなくなっていた。

顔を上げて、大きい声で、言葉を紡いでいった。

そして完成したのが 以下の2作品。

1作目:マシマロ会議


せっかくの自己表現の機会なので、
詩を書き写してみた。

あしたパスタさんの作った詩に
私の文字と、声を重ねていく。

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文字は黒の色鉛筆で書いた。
かわいい詩を、やわらかく表現してみたくなった。

「マシマロ会議」ってなんだろう。
ふわふわの白いマシマロたちが、顔を寄せ合って
何か話しているのだろうか。

なんとなく、恋のおはなし、のような気もするし
やっぱりそこは分からない。


撮影した動画が、コチラ。


2作目:温存 旋回

1作目とは大きく印象を変えてみたくなった作品。
縦書き。筆で文字起こしをしてみた。

画像3

少ししっとりとした作品だと思った。夜の詩だろうか。
でも虹が出てくるから。やっぱり分からない。
声のトーンは、先ほどと変えてうんと低くしてみた。


終えてみての感想

昨日の日記に記したとおり、本日12月22日は「風の時代」が始まる最初の日だった。

「オンラインを使って新しいことを始めたい」そう思った私の「記念すべき新しいこと第一弾」が、幸運にもこのコラボ企画となった。


* * * * *

「コラボ企画に参加しよう」と決めた昨夜から、ずっとワクワクしていて。あしたパスタさんもエイミーさんも「上手い下手は関係ない」そう言ってくれたから。「エイヤッ!」と挑戦できた。

声を出すって気持ちいい。自分の甘ったるい声は、あまり好みではないのだけれど。
好みではない声質を最大限使って、1個目の作品を読んだ。好みじゃない、けど、嫌いじゃない。そう思えた。

あしたパスタさんのことを考えながら、繰り返し、繰り返し読んだ。抑揚の付け方、これで合ってるのかな。ここは嬉しい気分なのか、ちょっと寂しい気分なんだろうか。
うーーーん、分からない。でもやっぱり「正解は無い」のがあしたパスタさんの詩、なんだと思う。

コトバを発する。血が巡る。大地と繋がる。それで、いい。


* * * * *

私の記事を読んでくださった方が、このコラボ企画に参加してくれるととても嬉しく思います。人から人に繋がっていくのはいつだって嬉しい。

皆さんの反応が怖いけど、震える指で公開ボタンを押してみるので、誰か「やってみたい」って思ってくれるといいなぁ…。

あしたパスタさん、エイミーさん、素敵な企画をありがとうございました。本日も、最大限の愛を込めて。

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