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今日の薬膳茶 ~食欲不振、疲れやすい人~ 

11月も下旬になり寒さが増してきました。
寒さはお腹を冷やし、胃腸の働きを悪くします。
胃腸が元気の元といえる気・血をつくっているので、疲れやすくなってしまいます。

胃腸の働きが鈍ると、食欲不振になり、食べる量が減るのでエネルギー不足になるわけです。

今日は、胃腸の働きを助ける薬膳茶を紹介します。

◆さんざし ◆オレンジピール ◆レモングラス ◆ミント

サンザシは、バラ科の姫リンゴの小さいような果実で、とても酸味が強いのですが、消化を促進してくれますし、血の滞りの改善も期待できます。

オレンジピールは、漢方では「陳皮ちんぴ」という名前で使われていて、古ければ古いほど効能があるとされる、温州ミカンの皮の乾燥したものです。
オレンジピールとして売られているものは温州ミカンとは限らない、柑橘類の皮ですね。
これも消化不良を改善して、体内の湿気を取り除く、腹部膨満感を解消してくれることが期待できます。

レモングラスは腸内にたまったガスを出してくれて腸の動きを助けてくれる効能が。消化促進しますね。

ミントも種類が多いのですが今日はペパーミントを使っています。
以前、和ミントともブレンドしたこともあるのですが、和ミントはえぐみがあって、味が重たくなるので、私はペパーミントと合わせるのが好きです。
神経を鎮めてくれる効果はご存じの方も多いと思いますが、実は胃腸にも効能があるのです。吐き気、食欲不振、精神的ストレスによる胃腸の不調を改善してくれることが期待されています。

お味は・・・・
酸味、ミント、柑橘 ・・・といういう個性が合わさって、ひたすらさわやか、すっきり なお味です。

胃腸の調子がいまひとつの方、試してみてください。


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