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登山口までの芦屋散策と六甲山上アートの続き

今年も六甲山上で開催された
六甲ミーツアート芸術散歩
ポッキーの日に巡ったんですが
全てのエリアを鑑賞できず…

1日で見切れないのは毎年のこと
今年は1エリアだけ残しなので
効率よく巡れた方なんかも😆

🎨今年の鑑賞1日目の記事はこちら
興味あれば見てみてください

そして見残したエリア求め
再度山上を目指すのも毎年のこと🤣
鑑賞1日目はアートメインやけど
2回目は見残しアートのみなので
ハイキングがメインになりがち🌱

山行計画ルートに鑑賞エリアを入れ
ハイキング途中にアートを挟む🥪

見残しアート数は少なめやけど
内容も濃く、建物も魅力的やったので
ハイキングと分けて書いてみます✏️

🌱ハイキング記事はこちら🌱

芦屋散策

山上へ登る前の腹ごしらえ
今回は阪神打出駅近くの喫茶へ


モーニング☕️|ファミリー喫茶レマン

駅から短いアーケード伝いに
歩いて1分もかからない近さ😆

8時開店てことなので
10分くらいに駅到着するが
シャッターが半開き…💦
電気ついてたので少し待つかと
コンビニでハイク用の食料調達し
20分くらいに戻ってきたら開いてた🙌

ファミリー喫茶レマン
場所|兵庫県芦屋市打出町1-17
営業時間|8:00〜21:00
定休日|なし

セットにしよう♪
雰囲気らしからぬ自動ドア✨

こちらの店、2回目の訪問ですが
前回はランチやったので朝は初

窓際の席に座る
店の奥を見渡す

以前訪問したのは5年ほど前で
内装の雰囲気は覚えてなかったけど
めちゃくちゃ好みの雰囲気でした🤗

独特すぎるサンドウィッチと
シンプルなコーヒーのセット☕️

美味しいのは間違いないけど
それ以上に良い雰囲気の
暖かい店内に座って朝食とれるんが
なにより幸せやなと感じました

というのもこの日は
この冬一番の寒さな日…
なんなら麓は小雨降ってて
山の中では小雪が舞ったほど

白い点々が雪…

本心は極寒で外には出たくなく
山に行くには不向きな日😓

気温:7.0℃|湿度:67%
風速:9.0m/s(西北西)
体感温度:-6.7℃🥶

11/18 AM9:00 神戸市(気象庁データ)

登山口を目指して街を歩く

こんな日に山上を目指したのは
ミーツアート会期が11/23までで
この日(11/18)しかなかったため🤗

終日雨ならバスとケーブル利用して
ハイキングせず鑑賞だけも考えたけど
天気は回復傾向やったので歩くことに♪

登山口のある場所までは
電車で西へ1駅と北へ徒歩数分…
ならば北西へ数十分歩けば良い🤣

電車待ち時間、暖かい車内出た後
寒さを感じるならずっと歩いてた方が
暖かくなるはずやと早足で歩く💨

打出駅から北へ|打出天神社
さすが芦屋市内な住宅地
芦屋川と背後の六甲山系

喫茶店から約2km、徒歩30分
阪急芦屋川駅まで来ました🌱
この時点で結構ホカホカになり
うっすら汗もかいてました🤗
(人の体ってすごい)

阪急を越えて山の手へ行くと
さらに大きな家が増えてくる

阪神間(大阪と神戸の間)の
海と山の間に続く細長い市街地は
山手の方が土地、家賃が高い傾向
その中でも芦屋市の山手エリアは
明らかな豪邸が結構あって面白い

現在はヨドコウ迎賓館となってる
F・L・ライト設計の旧山邑やまむら邸も
芦屋川駅の北側に佇んでる
昔から高級住宅地やったみたい

横断した道の奥
森の中に隠れるように建つ
旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)
またのんびり訪問したい🌱

旧坂を登って振り返れば
低山程度の景色が見えた🤣

会下山遺跡

喫茶から徒歩3km
標高120mでやっと登山口🙌

登山口のはずやけど山名ではなく
会下山遺跡の標識しかない?

YAMAPの地図には書いてなくて
あってるかと不安になったけど
案内板の奥に風吹岩の文字を見つけ
とりあえず足を踏み入れることに

登り始めはしっかり急坂登り
ってのは六甲山系あるある🌱

足が慣れてない時のこれは
結構辛くて毎回喘いでる💦

10分ほど登ると平たい場所に出て
なにやら看板がいっぱいある

会下山遺跡は、2000年前の高地性集落跡です。遺跡は会下山えげのやま全域に広がっており竪穴住居跡や祭祀場さいしじょう跡、|焼土坑《しょうど
こう》、墓地、堀跡などが発掘されています。

現地の看板

C地区居住跡(上写真左)
直径7mの竪穴式住居で隅円形から円形に拡張されています。屋内に排水か間仕切りかのV字溝が存在しました。

現地の看板

J地区高床倉庫跡
近接地から建物の柱穴列が発見されました。4本柱で支え柱と床の境にはねずみ返しが取り付けられています。集落の共同倉、米倉として用いられたようです。(昭和63年3月復元)

いくつかの住居跡が並ぶ平地から
少し登った場所にも住居跡がある

S地区祭祀場跡から

ムラの最高所(標高200m)に祭祀場跡がある。この遺構からは土器や石器、二枚貝などが、また遺跡中央の凹みからは多量の木炭が出土。共飲共食をするようなマツリ場と想像されています。

その後さらに登っていくと
最後は北堀跡の看板でした
敵や動物の侵入を防ぐ役割と
ムラを区切る役割があったようです

■会下山遺跡についての資料
芦屋市教育委員会作成(PDFデータ)
興味があればリンク先をご覧ください

遺跡から山上に至る
ハイキングは後日書きます

六甲山上の芸術鑑賞

鑑賞1日目に鑑賞できなかったのは
風の教会を中心としたエリア

昼頃に山上到着するはずが
ハイクで寄り道しすぎて14時💦

風の教会

芸術鑑賞を目当てで訪れたけど
風の教会は建築物としても魅力的

立地から六甲の教会とも言われる
竣工は1986年で、設計は安藤忠雄氏

以前は六甲オリエンタルホテルに付随し
自由に見学することもできたが
ホテル閉館後、見学は要問合せに…

現在、施設利用者以外の一般人が
最も手軽に見学できる方法が
展示場所となる六甲ミーツアートで
毎年、建物見学も兼ねて訪問してます🤗

礼拝堂に続くコロネード

無地のすりガラスが使われてるけど
太陽の向きにより周囲の木々が映り
模様のある壁のようにも見える

礼拝堂入口は少し低い
礼拝堂入口

白黒設定にしてないのに
白黒写真に見えてしまう
建築物が芸術すぎて
展示作品の写真より多い😆

48|Daisy Bell
作者|椿昇

大きな造形は類人猿を表現、上部には雛菊(デイジー)の造形が一体で添えられている。タイトルのDaisy Bellは19世紀末、イギリスの曲で、1961年IBMのコンピュータが機械として初めて歌った曲。映画2001年宇宙の旅(1968年公開)の中で使われた曲でもある。

人類が類人猿からホモサピエンスに進化する途上で何が起こったのか。テクノロジーの手先として暴走するホモサピエンスの根源的な疑問から制作した。

作品説明より抜粋

作品がパンパンに詰まってるため
教会の十字架が見えず…

2021年作品は側面だったので
教会の奥まで見えました🙌
(これはモノクロにしてます)


教会の近く、ホテル跡の敷地にも
いくつか作品がありました

47|じぃちゃんの鼻の穴に宇宙があった。
作者|佐藤圭一

昼寝をしているじぃちゃんの鼻の穴を覗いたら宇宙が見えた、という作品。人間は一人一人が宇宙の一部ではあるが、一人一人が宇宙そのものである…かもしれない。

作品説明より

説明読む前は顔の作品かと思い
そのままスルーしそうになったが
鼻の穴には確かに宇宙がありました

旧六甲スカイヴィラ

昨年までホテルだった建物
現在は閉館しているがこちらも
ミーツアートの作品展示がされてた

45|1980年のアイドルのノーバン始球式
作者|関本幸治

1980年の時代をリサーチして3年かけて作り上げた時空間を、1/60秒でのシャッターで1枚の写真に閉じ込める。私が選びとって作り出した時空間のように、人も自分が見たいものだけを見て歴史を形成しているのかもしれない。

写真に撮った空間以外は
張りぼてで配線や下地丸出し

フロントの背面の写真も
作り出した時空間の写真らしい

六甲山芸術センター

こちらも宿泊施設の一部やったのか
個室ごとに作品が展示されてました

37|記憶の残像、残像の記録
作者|久保田華布☆

タイトルでなるほどと分かる作品
残像を可視化した作品だそうです
造形のリアルさもあってか
残像により動きが感じられる👍

40|きりとり歩き
作者|谷口優花

作品に取り上げたモチーフとしては「何も無い所から自分で作り上げた」というよりも、「そこにあったものを見つけてきた」という感覚。

まさにタイトルと説明の通り
歩いて見かけた景色や物を
きりとり持ってきたような作品

周囲の風景が無くなると
切り取られた物がなんなのか
一瞬分からなくなる不思議

39|めだまわーるど
作者|めだまのわかこ

説明読んでも芸術的すぎて…
とりあえず見た目面白いので
魅力を感じた作品たち

こっちの香りがします🤣
こっち系は難しい時もあるが
意味を理解せず見た目で判断♪

この記事で巡った場所

市街地マップ

市街地散策…としましたが
ハイキングの準備運動みたいな
登山口までの経路が散策になった
といったほうが正しいのかも😆

広域マップ

山に入ってすぐの会下山遺跡から
六甲山上の風の教会エリアまで
点線矢印のようにまっすぐ行かず…
寄り道を繰り返したハイキング🌱

それにより遺跡から山上まで4時間🤣
その内容はこちらの記事で書きました


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かぼちゃかべ
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