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福島紀行2日目|①裏磐梯の湖沼ハイク

7/12夜発~7/17朝帰りの日程で
列車バス乗継いで巡った福島の旅

列車とバスを乗継ぎ新潟経由で
福島県入り、裏磐梯までの内容は
1日目記事で書きました✏
今回は裏磐梯を歩いた2日目🙌

1記事で書く予定やったけど
現地で知った内容をまとめるうち
長くなるので分けることにします😅

2日目(7月14日)


快適すぎる裏磐梯ペンションでの朝🍃
当初は朝食無プランで早朝宿を出て
磐梯山に登る予定にしてました

磐梯山(前日バス停より)

ただ直前の予報だと曇りのち雨
雨は昼過ぎからみたいやったので
どうしても登りたい気があれば
急いで登って下山も考えた…

確かに遠方やしせっかく来た感もある
けどそこまで無理する気はなく💨
雨なら麓を散策しよう♪と切り替え🙌

宿泊日の前日、宿に朝食追加依頼し
のんびり優雅に豪華朝食をいただき
10時前にチェックアウトし散策開始🍃


裏磐梯は磐梯山へのルート以外にも
湖沼を巡る多数の探勝路たんしょうろがあり
裏磐梯ビジターセンターHP地図から
宿から近いルートをピックアップ✨

裏磐梯ビジターセンターHPより

1~4の探勝路
歩いてみることにしました🙌

探勝路とは、景勝地を訪ねて
その風景を楽しむ道(路)のこと

休暇村探勝路

まずはペンションから1km先の
中瀬沼探勝路入口へ向かう

舗装路ではあるけど
周囲は緑に覆われてるので
歩き初めにはちょうど良い♪

中瀬沼探勝路入口の案内図で
事前に確認してたルート以外の
休暇村探勝路(地図下)を発見🙄
周回ルートになってるので
追加で歩いてみることにした🍃

休暇村探勝路入口

初っ端から熊看板にビビりつつ
緑一色の探勝路へ足を踏み入れる🍃


そっと…撮影

アキアカネというトンボだそうで
赤とんぼで有名な種類みたい

尾瀬っぽい木道

尾瀬の一部も福島県にあるからか
湖沼や湿地帯が多い裏磐梯は
どことなく尾瀬らしさがあった

はるかな尾瀬~♪恋しくなる…
だからやないけど来月行きます😁

アザミにとまる蝶々は
ギンボシヒョウモンという種類

1枚目の写真では見えんけど
羽裏の銀白色斑いろむらが特徴らしく
動画では少し見える

ハス沼

森を抜けると急に現れる沼
背後に見えるのは簗部やなべ

探勝路抜けると休暇村裏磐梯
ロケーション最高すぎ✨
けど泊まるならペンションが良いな😆

レンゲ沼・中瀬沼探勝路

サイトステーション裏磐梯

一旦車道に出て次の探勝路へ…
その前に建物に立寄ってみる

立体地図

探勝路が通れるか否かの一覧
予定の1~4は問題無かったけど
通行止めなルートも多いみたい😮

前の探勝路と違い整備されてて
安心して歩くことができる♪

レンゲ沼

青線がここまで歩いた道
橙線がここから歩く道
遠回りルート散策しました😁

何にもない道もある💨
湖沼を繋ぐ川
中瀬沼展望台

アップダウンのない道から
急に登りになった先が展望台
沼との高低差は10mほどやけど
遮るもの無く磐梯山まで望めた🙌


このような地形になったのは
1888年の磐梯山噴火後らしい…

左下が噴火前、右下が噴火後の地形

水蒸気爆発により、磐梯山の北側にあった小磐梯こばんだいが大規模な山体崩壊・岩なだれを起こし、477名もの命が奪われた明治時代以降の日本最大の火山災害です。この噴火により磐梯山北側では岩なだれが川をせき止め、桧原ひばら湖などの湖をつくり流れ山のくぼ地に水がたまり五色沼湖沼群や中瀬沼など変化に富んだ湖沼が誕生しました。

現地の看板より

今の美しい景観の過去には
痛ましい歴史があるんやと知り
気持ちも新たに次を目指す

桧原湖畔探勝路

桧原湖は裏磐梯最大の湖で
ここまでとは違う雰囲気

探勝路沿いにはキャンプ場や
貸しボートなどがあって
様々なアウトドア集約されてた

桧原湖

海水浴ならぬ湖水浴と言うのか
気持ち良いやろな🙄

この日は曇天で暑くはないけど
動くと汗だくな微妙な気温💦

桧原湖畔探勝路

キャンプ場から歩道に入るが
この探勝路は最後まで舗装路でした
歩きやすいけど足には負担💨

桧原湖畔…の通り湖沿い歩くが
湖は木々の隙間から見えるのみ…
緑に囲まれて気持ち良かったけど
代り映えしない風景が続き飽きる😑
(贅沢やったとは感じてます🙏)

吊橋で湖の入江を渡る🙌
冬期は橋を外すため通行止らしい

吊橋から桧原湖方面

レンタルや持参ボートで
釣りしてる方が多かった🐟

水辺沿いの道

湖畔探勝路の終盤
隠し持ってたかのように
急に磐梯山が一望できる🙌

あの土がむき出しの場所が
明治時代の噴火で崩れた場所…

こちら側にも探勝路沿いに
賑わうキャンプ場があって
昼時やからか良い香りが…🐽
そういえば腹減った💨

約4kmの桧原湖畔探勝路を
歩き終えて国道と合流

付近にバス停があるので
ハイク終了してもよかったが
電波無くバス時刻検索できんのと
食事場所探しでさらに歩く🚶‍♀️

五色沼探勝路の西入口まで
国道沿いにおよそ1.5km

会津山塩ラーメン

探勝路入口の物産館にて
前日に続きラーメンで昼食🍜

会津山塩とは、大塩裏磐梯温泉の温泉水を薪窯で煮詰めて作られた塩。この温泉の源泉はグリーンタフといわれる地層に閉じ込められた太古の海水が地下水に溶け出したものなので、海水より塩素イオンが少なく硫酸イオンが多いため海塩とは風味が違い、ミネラル豊富でまろやかな味わいです。

福島観光情報サイトより

五色沼探勝路

ラーメンだけでは満腹ではないが
空腹ではなくなったのでハイク再開🙌

五色沼探勝路は観光地なので
多くの人が歩いてたけど
歩き始めた13:30の時点で
雨が降り始めてたこともあり
以前訪問時よりも空いてた♪

2021年の同じ時期に歩いた記事
天気もカメラも景色も良いので
景色はこちらの記事に委ねて
今回は現地で知った内容について…

五色沼湖沼群は、磐梯山の爆発カルデラにある銅沼あかぬまを源に発する強酸性の地下水や、磐梯山の深層地下水の中性水などが混ざり合うことにより、沼ごとに異なる多様な水質をもっており、水質、流路により四つの水系に区分されています。

現地の看板より

■柳沼系

柳沼

弥六沼→父沼・母沼→柳沼
普通の沼地に広がる湖沼と同様の中性。
水の色は不透明な薄い緑色。

■銅沼系

るり沼
青沼
弁天沼

銅沼(磐梯山)→るり沼青沼弁天沼
酸性度が高くカルシウムと硫酸イオンに富み青くくすんだ沼。青く見えるのはケイ酸アルミニウムの微細な粒子が太陽光のうち波長の短い青色の光を散乱させるため。

探勝路の両端は人多かったけど
中盤になると人に会わなくなる😁
(折返しで歩く人が多かったんかな…)

■赤沼系

赤沼

水質は銅沼に近く酸性で生息する生物は極めて少ない。鉄やマンガンが多量に含まれ、沼の周りに生息するヨシの根茎は鉄さび色をしている。

■竜沼系

竜沼
みどろ沼
毘沙門沼

竜沼みどろ沼毘沙門沼
水質は中性。湖底に苔のマットが発達せず、フサモとフトヒルムシロの群生が特徴的な湖沼。プランクトンが豊富で多くの湖底動物や魚が生息。

磐梯山噴火後にできたくぼ地に
同じように水がたまっても
様々な水質の湖沼が形成されて
生息する動植物も変わるの面白い✨

四つの水系と流れまとめ

参考記事
裏磐梯五色沼湖沼群の水質の化学的成分について*

前回はただ景色に魅了されてて
2回目訪問ということもあり
別目線で見れて良い収穫でした😮

そういえば紫陽花の色も
土壌の性質で変わるらしく
酸性の土壌やと青色になるそう
例外あると思うけど磐梯山周辺では
青色の紫陽花をよく見かけました

五色沼探勝路を歩き終えた時点で
乗車予定のバスまで1時間以上💨

予定ではもう少し時間余るはずで
近くの美術館で展覧会鑑賞目論んだが
のんびりハイク楽しんだので
中途半端な残り時間になってしまった💦

鑑賞せずとも時間は潰せそうなので
ひとまず最寄りバス停まで歩き
湖沼巡りハイクは終了🙌

美術館の件、その後の宿の件も
続きで書く予定やったけど
ハイク内容が長くなったので
次の記事に持ち越すことにします

2日目(7月14日)②に続く…🚃🚌

今回のルート

YAMAP軌跡

ペンションから美術館まで
5つの探勝路を続きで歩きました
各ルートは数km程度なので
いつもの週末ハイクからすると
繋いで歩いてちょうど良い距離♪

全体的に標高800mほどやったので
下界に比べたら涼しく快適に歩け
高原の湖沼巡り満喫できました🙌

行動時間:約5時間
距離:約15km|累積標高:約260m

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かぼちゃかべ
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