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必要なのはオプションの追加ではなくアップデート
最近、インスタでよく見ているアカウントがある。
芸能人ではなく一般の主婦の方で、もともとは投稿している服や小物の趣味が素敵だなと思って参考のためにフォローをしていたけど、後から知った事実が1つ。
彼女はいわゆるミニマリストだった。
持っている服はアウター含めオールシーズンで30着程度で、それをうまく使って着回しをしていた。
ミニマリストになりたい願望はないけど、そもそもわたしは何着くらい持っているのか、それは果たして全部必要なものなのか単純に興味が湧いて自宅にある服を数えてみることにした。
結果、約100着。
年代やライフスタイルによって所持数は大きく変わってくるけど、恐らく平均くらいだと思う。
ここ数年は買う数より手放す数の方が多かったからもっと少ないかと思っていた、というのが正直な感想。
数えている中で「あ、こんな服そういえばあったな」というものもいくつかあって、そういうものは潔く手放すことにした。
服の寿命的にはまだ着れても、わたしが着ないのであれば持っている意味がない。
その気持ちで大きな紙袋にお世話になった服を入れていったところ、大体20着集まった。これで約80着。
クローゼットの中がだいぶスッキリしたし、ゆとりができた分何着か買おうかなと思いを巡らせてみたら、驚くことにほぼなかった。
昔イエベ春と診断されてから、意外と似合うと分かった淡いピンクやイエローのボトムは昨年買えている。
1枚でもニットのインナーにも使えるブラウスも手に入れた。
なんだ、必要なもの、欲しいものはもう手元にあったんだ。
逆に今回は手放さなかったけど、買い直したいものはいくつかあった。
ケーブルニット、デニム、かっちりしたシャツ。
どれも流行りに左右されず、長く使えそうなもの。
今のものでもまだ着れるけど、少しグレードを上げてここから先さらに長く着れるものにシフトしていこうと思う。
買い足すのではなく、すでにあるもののアップデート。
これが今のわたしに必要なことだった。
服に限らず、今持っているもの改めて数えてみると思ったより多かった、ということが他にもあると思う。
把握しきれる範囲の数に抑えて、全て自分にとっての一軍にすれば、心にもゆとりが持てるし、メンテナンスに手間とお金をかけやすくなるんだと当たり前のことに気づいた。
多分ミニマリストの人たちも根幹はこういう思考なんだろうな。
ストイックなミニマリストにはなれないし、今のところなりたいという願望はないけど、身の回りに置くと決めたものを改めて大事にできる環境を目指して、引き続き整理を続けていきたい。