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ゲストからの「お客様は神様です」発言は誤用である。
冒頭のセリフは三波春夫さん・司会者と舞台上の掛け合いにて、
有名になった発言です。
「舞台に立つときは敬虔な心で神に手を合わせた時と同様に
心を昇華しなければ、真実の芸はできない」
「いかに大衆の心を掴む努力をしなければいけないか、
お客様をいかに喜ばせなければいけないかを考えていなくてはなりません。お金を払い、楽しみを求めて、ご入場なさるお客様に、
その代償を持ち帰っていただかなければならない。」
「お客様は、その意味で、絶対者の集まりなのです。
天と地との間に、絶対者と呼べるもの、
それは『神』であると私は教えられている。」
これは、「神事を行う際に雑念を払いまっさらな心で、
お客様に向き合うという、自分自身の心構え」
演者の心構えを説いているものとなり、
ホスト側の心構えなんですよ。
例えるのでしたら、販売業の接客内容要綱に該当します。
言葉は、誰がどの立場で発するのかで内容が異なります。
よって、ゲスト側からの発言は誤用となります。
何故このように仕事のし辛くなるムーブメントが発生したのか、
理解に苦しみます。
広めたインフルエンサーに説教かましたい気分です。
「インフルエンサー含め全ての仕事の支障がでるでしょうに」と
昭和に活躍した漫才トリオ「レッツゴー3匹」という
方たちなんですけどね。もうねコンコンと小一時間問い詰めたいです。
誰が作り、誰が運び、誰が何時もの日常を維持するために苦心しているのか仕事をしている我々全員です。
当たり前の日常を維持するために、何人の人の行動が伴っているのか、
それが判らない方には、ぜひとも無人島サバイバル生活セミナーへ
行って頂きたい。
それは、自分が行っている仕事や培ってきた時間や
他の人の仕事の時間をも軽視する行動となるためです。
ものを産み出す苦しみを乗り越えて商品を具現化し、
流通しいつでも何処でも買えるようになっている事自体、
各企業の膨大な企業・従業員努力だと感じています。
何時もの日常を維持して頂き、ありがとうございます。
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