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#ボドゲの話をしよう。#湘南ボドゲ会 レポ(2月編)

#ボドゲの話をしよう
どうも、死に急ぐ生命の果実です。
ボードゲームを遊ぶ人には皆それぞれ悩みがあります。

  • ボードゲームって難しいの?

  • 買ってみようと思ったけどどこに売っているの?

  • どんなゲームやったらいいのかわからない!

  • そもそも遊ぶ相手がいない!

さて、こんなときはどのようにしたらいいのでしょうか。
今回はそんな悩みを一気に解決する「ボードゲーム会」というイベントのご紹介です。
ひと口に「ボードゲーム会」といってもその形式は様々です。

  • そもそも募集はどこでやってるの?

  • 開催期間はいつ?

  • 場所はどこ?

  • 参加のための条件は?

などなどいろいろありますが、多くの場合は集まった参加者が一緒にボードゲームを楽しむという点は同じでしょう。
参加したボードゲーム会の話をちょいちょいこうして記事にまとめていくので、興味のある方は参考にしてみてください。
本日はまーぶるさんの主催する「湘南ボドゲ会」に参加してきましたので、そのレポートとなります。

ざっくり以下のような内容でお話していきたいと思います。


会場

■開催場所
茅ヶ崎login (茅ヶ崎市 幸町3-26 植辰ビル3F )

※最寄り駅
JR東海道線「茅ヶ崎駅」
*「横浜駅」からだいたい30分くらい
時間はかかりますが、東海道線は停車駅が少ないため、アクセスはそんなに悪くはありません。

今回は公民館や地域の施設ではなく、Cafe&Barをイベントスペースとして貸し切ってもらってのイベントです。
3000円と少々会費は張るものの、お酒を飲みながらのプレイやビュッフェ形式のお食事もあるのでお値段感的にはトントンといった印象。

雰囲気

参加者は今回は21名とのこと。
みなさんボードゲームが好きという共通点があるので、話題には事欠きません。
全体的にアットホームで、にぎやかな雰囲気でした。
みなさん人当たりやプレイマナーもよく、快適に一日を楽しめました。
貸し切りのBARなので入るのに勇気入りますが、基本的には初心者の方もWelcomeです。

遊んだタイトル

ここからは遊んだタイトルをメモ。
なお、リンク先は「ボドゲ―マ」さんのデータベースに。
みなさんの遊んだ感想やレビューなども見られるので、興味がある方は参考にしてみてください。

モダンアート

モダンアート

5人の画家を巡るクレイジー・オークション

ライナー・クニツィア氏の名作古典ゲームです。

プレイヤーは画商となり、将来的に価値が上がりそうな絵画をオークションで競り落とし、大金を得ることが目的です。

プレイヤーは順番にオークショニアとなって、手札にランダムに配られた絵画をオークションに掛けます。
オークションは一番高い値を宣言した人が競り落とせるフリーオークションや、オークショニアの指定金額で購入する指値、順番に一回だけ価格を宣言する一巡競り、一斉に買値を握って出す一斉入札など様々。
今後どの作品がムーブメントを起こすのかを予想しつつ、クセの強いオークションで目的の作品を買い集めていくのがゲームのメインです。

どの作品に高値がつくのかは、ゲームの展開によって変わります。
多くのプレイヤーが求める作品は自然と高値に、そうでない場合は紙屑同然の価値しかつかないなどということもあります。
作品の人気をかぎつける嗅覚と、金銭感覚が勝利のカギです。

予想もしていなかった作品に高額がついたり、はたまた高値で買った作品に値がつかなかったり。
プレイのたびに一喜一憂のドラマが生まれます。

ことばのクローバー!

ことばのクローバー!

このキーワードの共通点は何?協力型連想ゲーム
ランダムに配られたカードに記載されたキーワードから、連想する言葉をボードに記載し、それをプレイヤーの皆に当ててもらう協力ゲーム。
サクッと当ててもらえることもありますが、ダミーのキーワードが邪魔をしてなかなかうまくいかないことも。

人それぞれの価値観やワードセンスが個性となって浮き彫りとなるので、それをきっかけに初対面の人とも気軽に話せるようになる、アイスブレイクにはぴったりの軽量級ゲームです。

見た目もかわいいのでポイント高!

筆者の回答例
プレアデスとエキノコックスはマニアックすぎたか…

月面探険

尽きてゆく酸素をどう確保する?地獄の協力ゲーム

オインクゲームスの人気タイトル「海底探検」をベースに、協力ゲームにリニューアル・リメイクしたタイトルです。

プレイヤーたちは磁気嵐に襲われた月面探査基地のメンバーになり、磁気嵐で散らばってしまった資材を集めに奔走します。
しかしながら、手番にダイスを振るたびに消費される酸素が尽きればミッションは失敗となり、全員の命が危険にさらされてゲームオーバーとなってしまいます。

そのため、ダイスによって発生するAP(アクションポイント)を活用しながら、酸素補給スポットの設置や、効率よく探査を行うルート開拓、あるいは仲間との酸素の受け渡しなどをして、ミッションを進めていきましょう。

再び襲い来る磁気嵐をかわしながら、果たして皆で生還できるのでしょうか。

ただでさえプレイを誤ると死亡する海底探検の渋いバランスはそのままに、協力プレイのジレンマ・醍醐味を凝縮した逸品です。

災禍万来

災禍万来

迫り来る万の災禍から生き延びろ!

『災禍万来』は、「勝ちたくない」失点系トリックテイキングゲームです。プレイヤーは失点となる災禍カードを引き取ってしまわないよう、巧みに負ける必要があります。
ただし、各プレイヤーが災禍カードを出していくと中央の天変地異カードが次々と表になっていき、全て表になったら大量の失点が誰かに降りかかってしまいます………。
時には覚悟を決めて勝つことで、天変地異から逃れることも重要です………。

公式サイトより

基本的にはシンプルなトリックテイキングで、トリックを取ってしまった場合にマイナス点を受け取ってしまうため、トリックで勝たないようにカードを出していくゲームです。

しかし、ゲームが展開していくと共通の場に天変地異カードがめくられていきます。
4種の天変地異カードがすべてめくられてしまうと、いわゆる革命状態となり、今度はトリックで負けたプレイヤーに大量の失点が降り注ぎます。

ひとつのラウンドの中でも天変地異はいつ、何回発生するかわかりません。
また、手札の状況によってはプレイヤーが意図的に引き起こすこともできるでしょう。
他のプレイヤーの出方を見ながら天変地異を操作して、うまく大量の失点を相手に押し付けましょう。

通常時と革命時で異なるプレイング、またその切り代わりをテクニカルに操作することが勝利の鍵です。

緩急切り替わりのテンポがスリリングな良作です。

まっぷたツートンソウル

まっぷたツートンソウル

以心伝心!?コミュニケーションゲーム

いま密かに流行りつつある謎のSNSアプリ『ソウルマッチ』
「あなたと前世でひとつの魂だった『運命の相手』を探し出せます」
そんな怪しすぎる広告をクリックしてしまった8人の高校生。

彼らが全員、たまたま同じ高校の生徒で、たまたま同じ補講をうけて、
たまたま同じ放課後の教室に集まったとしても不思議はない。
だって、それが「運命」なんだから……

公式サイトより

プレイヤーには2枚一組の「前世」が配られ、お互いに限られたカードを使ってコミュニケーションを取り、同じ前世を持つ相手を探すパーティゲームです。

キーワードカードをドラフトしながら、自分の前世に近いor遠いカードを揃えて、プレイヤーの中にいるはずの同じ前世のひとにアピールしましょう。

プレイング例。誰がどうみても「天才」の布陣。

ただし、前世もキーワードも一筋縄ではいかないバリエーションの多さ。

キーワードをオープンしていくたびに「あの人が前世の相手!?」「いや、ちょっと待て。もっとそれっぽい人が!」「いや、なんだか怪しいぞ……!?」のように、不思議なドキドキ感が味わえます。
狙った相手と両想いになれるかは早い者勝ち。

早い方が得点がたくさんもらえますが、急ぎすぎて間違えたら水の泡。
わちゃわちゃ感が楽しいパーティゲームです。

余談ですが、筆者はアートワークの寺田てらさんのファン。
画集やコミックスなど、とてもかわいい世界観が魅力なので、こっちもオススメです。

おススメです。

モジョ

モジョ

わかった!こいつ『運ゲー』だ!

タイトルとなっている「モジョ」は、『途方もない幸運』を意味します。

ブードゥー教における呪術。金運やギャンブル運、女性運を向上させるためのもので、転じて魔法や魔術、麻薬、ドラッグなどの虜になるという意味のスラング(俗語)としても使用されている。

wikipediaより

手札をなくしたプレイヤーから抜けていくゴーアウト系ゲームです。

配られた数字の書かれた手札を場に出してゆき、出した札が場の数字以上であれば1枚ドロー、以下であれば次のプレイヤーへ……これを繰り返して手札を減らしていきます。
最終的に手元に残った3枚の手札の数字をマイナス得点として受け取るため、できるだけ数字を小さくまとめていくことが勝利のコツです。

最初に手札を3枚にしたプレイヤーはゲーム終了タイミングのイニシアチブを握ることができますが、ゲーム終了時に自分が最も失点が低くないと、逆にマイナス点を受け取ってしまいます。

手札をできるだけ小さく整理しながら、それでも着実にカードは減らして、ゲーム終了時の失点を受け取らないようにする……とテクニカルな面はありつつ、それでも最後は運頼み?という、不思議なバランスのゲームです。

Revolve!

Revolve!

手札を廻して起死回生!Revolve-on!

上下に二種の数字が書かれた特殊なカードを使ったゴー・アウト系ゲームです。

手札からカードを出して処理してゆき、最初に手札がなくなったプレイヤーの勝利です。
自分の手番では大富豪のように同じ数字をまとめて出すことができます。
同じ枚数でさらに上の数字が出されることなく一巡すれば、カードを処理することができます。
(ぶつかった場合、数字の低い方のカードは出したプレイヤーの手元に戻ります)

出したカードの枚数が異なればぶつかることはないので、他のプレイヤーと違う枚数を出して適宜処理していくのが勝利への道です。

これだけだとシンプルなゲームのように思えますが、他のプレイヤーの出したカードに自分の札を追加で加え、本来ぶつかるはずでないカードをしょりさせたり、あるいは自分の手札をさかさま(Revolve)にして数字を更新したりと、細かなテクニックを使うことで、変化のあるゲームが楽しめます。

シンプルながら、よく練り込まれたルールが楽しいショートゲームです。

スパイ・イン・ザ・バー

スパイ・イン・ザ・バー

オトナの社交場で秘密のカンケイ

BARをテーマにした正体隠匿系のゲームです。

プレイヤーはスパイとなり、参加者の中にいるはずの「同じミッションを持った仲間」を探り合います。
ただし、プレイヤーの中にはスパイに目を光らせる警察もいるため、あまりあからさまに合図を送り合うとすぐにバレてしまいます。

あくまで秘密裏に、目立ちすぎないようグラスを持ったときだけさりげなくサインを送りましょう。

最終的に、同じミッションをもった仲間と秘密のファイルカードを交換し合い、かつ警察に見破られなければ勝利となります。

ミッションは「暑そうにする」「ゆっくり動く」などやりやすそうなものから、「肘を見せる」「恐竜になる」など難しいものまで。

テーマの通り、少しお酒を飲みながらのリラックスムードでのパーティゲームとして楽しむとよいでしょう。

ニャーニャーゲーム

ニャーニャーゲーム

ニャニャニャ・ニャニャニャー(田中角栄)

ゲーム会があった日はくしくも猫の日(2/22)ということで、せっかくなので猫っぽいゲームを。

ルールは簡単。
出題者と回答者に分かれ、出題者はお題カードの内容を「ネコ語で」表現し、回答者がその内容を当てるというもの。

砂時計の制限時間5分以内に20問正解することができればチャレンジ成功です。

テレビのバラエティ番組などでありそうなゲームですが、実際にやってみると思いのほか表現できる幅が狭く、難易度が高く感じました。
テレビに出演されている芸能人の方、結構頑張ってるのですね……。

簡単だと思ってナメてました。

その後…

13時から行われたゲーム会でしたが、途中夕食もはさみ22時をもって撤収。
今回はお酒も食事もありで、一日楽しむことができました。

みなさまも興味ありましたら、近くのボードゲーム会などに参加してみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい一日になると思います。

近くには茅ケ崎で一番おいしいラーメン屋もあるよ!

本日僕から伝えたいことは以上です。

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