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マッチングアプリが上手くいかないのは当たり前


最初に言っておくが、
私はマッチングアプリに関しては大いに賛成派だ。

使えるものは何でも使ったらよろしい。


『モテる人はアプリなんかやらないよ』
という意見もよく見るが、
これを言ってる人でモテてる人を見たことないので
そんなに気にしなくて良い。

ちなみに私も何年か前に少しではあるが
マッチングアプリは利用したことがあるし、
周りの独身の友達で使っている子も多い。


アプリのいいところはとにかく手軽。
これが一番だろう。

あとは自分の周りにいない、
全く別の界隈の異性と出会うこともできる。
住んでいる場所、職種、趣味
全く共通項がなくても出会える可能性もある。




色んな可能性を含んだマッチングアプリだが
使っている人の声を聞くと

『いいと思える人に出会えない』
『マッチングしても実際会うところまでいかない』


というのが大多数だ。

私も過去2、3ヶ月ほどアプリを利用して
8人ほどお会いしたが、特別いい!と思える人など
ほとんどいなかった。そんなもんなのだ。

そもそも私たちが普段の生活で
はじめましての人と自然に出会う時、

外見だけではなくその人の持つ雰囲気、話し方、
自分以外の第三者との接し方など
いくつもの複雑な要素を目で見て、耳で聞いて
体感で感じとっている。

本来そうやって取り入れる情報を
最初からスマホのちっこい画面の写真や
メッセージの文章だけで自分に合うかどうか
判断するというのがそもそも無理がある。
もはやギャンブルだ。


だからアプリを使うなら最初から肩肘張らずに、
ある程度適当にやるくらいがちょうどいい。




『だったらアプリなんかせずに
直接的な出会いを探した方がいいじゃん!』

と思う人もいるだろうが、それは
ちょっと話が極端すぎる。

私からすればアプリというのはいわば

"いつでも本気を出せるように体を慣れさしておく"
ための場所
であり、

スポーツでいうなら試合本番前の
ストレッチや準備運動と同じである。

運動音痴がいきなり全力疾走しても
足がもつれて転ぶかアキレス腱を切るのがオチだ。

あとは異性と出会う数が極端に少ない人なら
嫌でも場数が増えるので、メンタル的にも免疫がつく。

気をつけてほしいのは
アプリは"みんなの"練習の場なので、
自分だけではなく『相手も練習中』というのを
忘れないことだ。ここに恋愛のプロはいない。
この場ではお互い過度の期待はNGである。


そうやって自分の見る目を養いつつ、
常日頃からのストレッチ、準備運動をしながら
本番、すなわち実生活での出会いに備えるのが
一番賢いマッチングアプリの使い方ではないだろうか。


万が一、練習中に
"こいつとは本試合できるかも"
と思える相手を見つけたなら
それはそれでラッキーパンチだ、おめでとう。





ここからは余談だが、
マッチングアプリ利用者の『奢り奢られ論争』
について思うことを書こう。

特に男性側に対して。

私は先ほども書いたように
『アプリは練習の場』だと思っているので

アプリから出会った人に限っては
正直私と会って、"この女に奢りたくない"と
思われたのなら割り勘で全然良い。

その人にとっては『その程度の時間』
だったということだろう。逆にわかりやすくていい。

早い段階でわかった方が
その後の時間を無駄にせずに済む。
奢られなかったということは、事実上の解散宣言だ。

そうなれば当然ながらそのあとは2軒目、
もちろん2回目も会うことは絶対に無い。
スキンシップなんかとられようなもんなら
指の関節を一本ずつ逆方向に折ってやろうかと思う。

それくらい女性はその一回の会計で
自分への気持ちを測っている。
というか初対面の人相手にはもうそこでしか測れない。

ということで
男性が女性に対してこれからの可能性を
広げたいのであれば、デート代を
奢るのはもはや必須。正直最低ラインである。

その後の金銭についてのあれこれは
お互いを知っていく中で
少しずつ擦り合わせる項目なので

『男が奢って当然だと思うな‼️』
などと知り合って間もない女性に求めるのは
かなりお門違いだ。



まあ
デート代を奢らない男が気持ちよく奢ってくれる男に
勝てる日は絶対に来ない
ので
これについていくらわめいても無駄。諦めてくれ。


ここまで書いても男性の半分は理解できないだろうが、そんなのはなから期待していないので全然構わない。


これを読んでいる女性たちが
こういう男をひきませんように、と祈るだけである。