👔弱者男性に告ぐ-営業職に就きなさい

ファイナルファンタジータクティクスにおける一番の難所がウィーグラフとのタイマン勝負。
「なんでこんな強い奴とタイマン勝負するんや」と言いたいですが、これは敵ながらもラムザが尊敬していたのに堕落した男なので、乗り越えなければならない壁として立ちはだかったのではないかと思います。

政治運動に関わったことでウィーグラフの挫折感というのは良く分かったのですが、結局のところ日本において政治運動が成功しないのは上のウィーグラフの一言に尽きます。

「民衆も利用されることに満足している」

これはフランスと比較すると分かりやすいのですが、お上品なイメージのある先進国の割りにフランスは暴動（血気盛んな人）が多いです。
対する日本は恐らく消費税１００％にしても暴動は起きません。
何故なら国民に政治を変えようというハングリー精神が無いからです。
なのでウィーグラフとの一騎打ちイベントにおける彼の発言は、いちいち刺さります。

そしてこのハングリー精神の無さは政治だけでなく仕事にも直結しているのでして、最近ちょくちょく話題になる単語に「弱者男性」があります。

「弱者男性」の定義は〚経済弱者〛なのか〚恋愛弱者〛なのか定義がハッキリしない感がありますが、私の中の弱者男性の定義は〚経済弱者のみ〛を定義しています。
但し、今回の記事では敢えて〚恋愛弱者〛も含めて〚弱者男性〛としておきましょう。

♟弱者男性であることに満足してないか？

先のウィーグラフの「不満を言うだけで行動しない奴は支配されることに満足してる」というものは政治だけでなく仕事にも恋愛にも言うことができるでしょう。

名古屋では外国人のタクシードライバーが日本人ドライバーより収入が高いそうです。
恐らく京都でも同じことが起きているでしょう。
それは「多言語対応することによって日本語しかできない日本人ドライバーよりも多くのお客様を輸送することによって高い歩合給を手にしている」からです。
決して努力せずに高い給料を貰っているわけではなく、日本人ドライバーより多くの努力を積んで高い収入を得ているのです。

少なくとも日本での生活に於いて外国籍住民は弱者であり、日本人男性はそれだけでも強者です。
しかし、外国人ドライバーは自らが弱者のままでいることを良しとしなかったから人一倍努力したのですね。
奇しくもインバウンドブームもあり、バイリンガル、トライリンガルになればそれだけチャンスが広がるわけです。

ある意味、日本人の弱者男性と言うのは弱者男性のままでいることに満足していないかという疑問を投げかけたいわけです。

👔弱者男性を脱したいなら営業職に就くべき4つの理由

もし自分が弱者男性であることに満足できない場合、行動の一つとして転職があり、営業職に就くのは選択肢として悪くはないと思います。
特に弱者男性が営業職に就くべき理由は４つあります。
それは金、地位、恋・採用の４つの観点から見て、営業職が最も現実的な選択肢だからです。

💷数字さえ出せば収入はついてくる

営業職の良い点として、売上さえ出せば収入は自ずとついてきます。
裏を返すと売上を出さないと収入は上がらないのですが、実は営業職以外で収入を上げようとするともっと大変です。
というのも、営業職以外で収入を上げようとすると専門技術＆資格が要るか休みを減らすかしかないからです。

例えば２０２５年は物流クライシスの年とも言われていますが、物流ドライバーは休みが少ないです。
バスの運転手なんかも年間休日１０４日の世界で、労力に見合った収入は期待できません。
建設業、職人は言うまでもなく休みが少ないし過酷です。
エンジニアは技術が必要ですし、無資格で就くことはできても、資格無しのままでは舐められます。

その点、営業職は特別な資格は必要ないことが殆どなんですね。

📈出世もしやすい職種である

次に営業職は他の職種に比べて「出世しやすい」というのもポイントです。
結局、営業職は「数字という目に見える成果」が指標になるため他の職種に比べると出世しやすいのです。
逆に言うと成果を数値化し辛い他の職種では人事評価の基準がどうしても曖昧になりがちです。
地位が向上すれば収入は必然的に上がります。

💟恋愛･結婚に必要なスキルは営業職を通して身に付く

こう言ってはなんですが、ＡＳＤの私でもアパレルの飛び込み営業で新規の取引先を７件開拓できたので、ＡＳＤでなければ営業職で成果を出すことはそんなに難しくはないでしょう。

時に「営業職はモテる」という話を聞きますが、これは「営業に必要なスキルを恋愛に転用すれば異性の気を惹ける」ということだと思います。

飛び込み営業をやっていたと言いましたが、飛び込み営業は悪い言い方をするとナンパ師です。
自分で書いてて卑屈になるのですが、実際のナンパではヤリモクの男なんて女性はすぐ見抜けるでしょう。
同様に「売上のためだけに動いてる営業マンなんて客はすぐ見抜ける」と思って良いです。
なので私は「店のコンセプトに合わなそうなら自社製品でも売らない」ということをしましたし、話を聞いてくれた時はキチンと感謝を示しました。

営業職に関してはイケメンである必要は全くなく、寧ろ身なり、面構え、気配りの方がよっぽど重要です。
これは恋愛や結婚でも言えることなんちゃうかな。

まぁイケメン・美女が恋愛に於いて圧倒的に有利なのは確かです。
ただ、容姿が武器になるのは恋愛（同棲前）まで。
それ以降はどうしても中身で勝負しなければなりません。

特にネットにおける「弱者男性」は〚恋愛弱者〛であることをアピールしたい印象が強いので、営業職を通して恋愛に必要なスキルを間接的に学んだ方が良いと思います。
まぁ誠実な男性はナンパなんて無粋な真似はしないですが、恋愛や結婚に必要なスキルが身に付くのは確かです。

🏢そして採用門戸が広い…

最後に採用門戸が広いのが営業職のポイントです。
とにかく営業職が欲しい会社が腐るほどあります。
言い方を変えればこちらが条件を選べるのですよ。

もちろん福利厚生や年間休日数など「自分の譲れない条件」があるはずですから、未経験可でそれなりの給与や年間休日数を取得できる会社を選べば良いのです。

１人の求職者に対して欲しいと思う会社が２社あるのが現在ですから、採用門戸が広い（チャンスが多い）のが現状です。

そして営業職に就くなら法人営業で、できればメーカーかＩＴをお勧めします。
これは年間休日数と給与と言う面でもそうですし、何より「大きな取引を１つでも取れば自信に繋がるから」でもあります。

久々に２７００字を超えてしまいました。
冒頭のウィーグラフじゃないですが、弱者男性であるままでいるのは自由です。
それは「弱者男性のままでいることに満足している」ということです。
私自身はＩＴ業界に戻る可能性が高いと思いますが、何はともあれ「稼げる業界や職種ですら人不足」なのですから、そういう仕事に転職して「脱・弱者男性」をするという選択もありますが、どう思いますか？