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ブリ・ド・モーと金柑のケーキ仕立て

Gâteau au fromage brie de meaux et aux agrumes

フランスの白カビチーズ「ブリ・ド・モー」を、金柑のはちみつ漬けと、ビスキュイ、クルミ、クリームとあわせてケーキ仕立てにしました。お好みでミントを添えて。チーズの塩味と、「金柑のはちみつ漬け」の甘みとほどよい酸味がとてもよく合います。甘じょっぱい大人のチーズケーキです。アペリティフやデザート、コーヒータイムに。

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【Recette:作り方】

1. 金柑のはちみつ漬けを作る。金柑(できれば無農薬のものを)を5mm程度の厚さにスライスしてタッパーに入れて、はちみつを適量入れる。はちみつを金柑全体にからめて、冷蔵庫に入れおく。(2-3日程度で味がなじむと思いますので、日程を逆算し事前に作ってください。)

2. ボウルに砕いたビスキュイを入れて、生クリームを加えしっとり&どっしりとしたペースト状に。あまりゆるくなり過ぎないように、生クリームは適量で。冷蔵庫で冷やしておく。

3. クリームをあわせる。ボウルにサワークリームと生クリームをあわせて混ぜたら、ブランデー(ここではアルマニャックを使用。お好みのものを。)を加え混ぜ合わせる。冷蔵庫で冷やしておく。
※分量は、<サワークリーム2:生クリーム(乳脂肪分36%を使用)1:ブランデー1>の割合で作っています。

4. ブリ・ド・モーをセルクルで抜く。半分の厚さにスライスしておく。

5. ここから組み立てます。ブリ・ド・モーを外皮を下にして、1枚置く。その上に「2」のビスキュイ生地の半分をのせて平らにする。

6. 「3」のクリームを絞り袋に入れて、中心から外側に向かって円を描くように全面に絞り出す。

7. 金柑のはちみつ漬けを平らに並べる(あらかじめ、ペーパータオルで水分を拭き取っておく)。金柑の隙間に、ローストして砕いたクルミを適量散らす。

8. 「5」「6」と同様に2段目を順にのせていきます。
※2段目を作る時に、先に「ブリ・ド・モーにビスキュイ生地をのせた状態(手順5)」を作ってから、「7」の上にのせる方がきれいにできます。そのあとに「6」のクリームへ。

9. 一番上に金柑のはちみつ漬けを飾り、中央にローストして砕いたクルミを散らし、ミントを飾って完成。

よく冷やしてからお召し上がりください。


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【使用したチーズ】ブリ・ド・モー(brie de meaux)
フランスの以下の地域圏(圏内の許可されたエリア)で作られるAOP(※1)チーズ。オー=ド=フランス地域圏、グラン・テスト地域圏、イル=ド=フランス地域圏、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏。牛乳製(無殺菌乳)。直径36-37cmの円形、重さ2.6-3.3kgでつくられる。熟成期間は4-8週間。チーズの王様とも言われる白カビチーズ。外皮は真っ白なカビで覆われていて、マッシュルームのような香りもある。中の生地は弾力があり、クリーミー。ミルクの味わいやほどよい塩味が楽しめる。熟成とともに生地はよりなめらかに、味わいもより力強く変化し、バターやヘーゼルナッツのような香りも。

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※1 Appellation d'Origine Protégée(原産地名称保護)の略。EUが定める規定をクリアしたものに与えられる呼称。フランスのチーズでは、46種類がAOPに認証されている(2020年5月時点)。
※参考資料:Le Guide Du Fromage
https://www.leguidedufromage.com/

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