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2種類のPDCAサイクルの回し方
①業績向上・業務効率化型PDCA
PDCAサイクルとは
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action
(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理
などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。
皆さんが所属されている組織の中でも、PDCAを導入して
いるところは多いのではないでしょうか。
一般的には、PDCAの取り組みにおいて、Check(評価)
では「設定したKPIを達成しているか」を見るように、
「業績向上・業務効率改善」の文脈で導入されることが
多いです。
数値目標の達成度合いを評価することでサイクルを
回しています。
②現場改善型PDCAサイクル
しかし、現場のPDCAはそれとは異なり、Plan(計画)
では数値設定よりも、むしろ「全員で行う行動基準」に
重点を置くことが大切です。
当然、「行動の結果として、目標が確実に達成できる」
ことを事前に検証しておくことが前提ですが、
そうやって検証された「行動」を念頭においてサイクル
を回す、という考え方となります。
従って、Do(実行)では一人一人が実際に行動基準で
決めた業務を行い、Check(評価)では「決めた行動
基準ができているのかどうか」を確認します。
Check(評価)の段階で、決めた行動基準ができない
人がいる場合、追加施策でAction(改善)するのでは
なく、再度Plan(計画)に戻り、新たな基準を作ること
になります。
サイクルを回すポイントでは、PDCA手法は多く用いられ
ていますが、
・常に同じ平面をまわり進化しないPDCA
・無理を積み重ねるPDCA
・数値達成の追加施策を並べるPDCA
等が散見されます。
PDCAサイクルを成功させるには、無理をした目標数値や、
あまりにも挑戦的な高いゴールを計画しないことが
ポイントです。
①楽にPDCAを一周まわしてみる
②サイクルを回すことで参加者全員が一段上のレベルに
なった実感を得る
③取り組みを継続して行う
これら①~③をベースに置く。
無理なく、らせん階段を上がるような感覚で、息切れ
しない活動にすることが大切です。
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#KPI #現場改善 #働き方 #問題解決
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