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ファクトベースの信頼感が持てる

ビジネスでは、数字が入るだけで伝わり方が劇的に
変わるものです。


たとえば、次の2つを見くらべてみましょう。

A「広告宣伝費は1000万円が必要です。費用対効果を
上げられるよう頑張ります」

B「当社の広告宣伝費1円あたり売上高は3年前から7円、
8円、9円。少しずつですが最適化され、効率よく
売り上げを得られるようになってきました。


今年は10円を目標にマーケティングを行います。


売り上げ予算は1億円ですので、今年の広告宣伝費は
1000万円が必要になると考えます」


当然ながら、後者の方が説得力を感じさせます。


ビジネスの世界は説得の連続ですが、そのとき重要
なのは熱意や話し方ではなく、事実に基づいた覆し
ようのないロジック。


それを可能にするのが、数字で考え、数字で説明する
ということ。


このメリットを一言で表すなら、信頼されるという
ことになります。


端的に言えば「時代」に乗り遅れたビジネスパーソンは
信頼されないわけで、その「時代」とは、事実(数字)
をベースにして物事を論じることが常識になる世界。


なお数字で考えるとは、数学や算数ができるという
ことではないそうです。


それは、数字ベースで考えるために、しっかりと
ファクト(事実)を捉え、そこから考えること。


いいかえれば、ファクトから考えられる人は、自然と
信頼感が上がっていくわけで、それは間違いなく
成果や評価に直結することになります。


参考書籍:『徹底的に数字で考える。』
(深沢真太郎 著、フォレスト出版)


最後までお読みいただきありがとうございました。

#問題解決 #説得力 #数字で考える #思考 #ファクトベース #マネージメント  

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