産湯ホワイト/短歌
ホワイトデーが楽しみになったのは
ゴルフ売り場が職場の頃で
美味しいチュコをあげると、適度にそれを上回る色々なチョコが持ち寄られて
その持ち寄られたお返しチョコをみんなで
パーティーみたいにして食べるのが楽しみなイベントでした
最近は配らないので
食べたいチョコは自分に買って
誰かと食べたいチョコはその誰かと
一緒に美味しいねって
できるのがうれしいイベントで
貴腐ワインのレーズンを使ったチョコが
近年のお気に入りで
目につくと確保しては
香りの高さに癒されています
今日はまた少し、寒さの戻る窓辺で
指先が冷えてミスタイプばかりしているな
温かい時間になったら卒業式に私が着る服を
チェックしないとな気がしています
ホワイトや、ピンクの香る産湯(うぶゆ)から
したたる雫ぬくく残して
*
White or from a pink-scented birth water (ubuyu).
Leaving behind warm drops of water
赤ちゃんの柔らかさやふんわりとした佇まいは、
ホワイトデーの無防備な乙女心になんだか少し、似ている気がします
ウブな恋とか、そんな所からでしょうか
私にはあまり、縁がないけれど
柔らかな温かい世界みたいで
触れると、うふふと思います
今日も読んでいただきありがとうございます
ではまた
いいなと思ったら応援しよう!
まだまだ何も知らず、こちらで人との繋がりや文章を通じて学ばせてせてください。よろしくお願いします。