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社会と宇宙天気について

少し前に書かれた21st Century Complete Guide to Electromagnetic Pulse EMP(By U.S. Government)という本を参考にさまざまな研究をしています。

ここには非常に多くの情報が入っているのですが、日本ではなかなか見つけられない情報も多いものなので、重宝しています。

その中で、ふと目に止まったものがあったので書き留めておこうと思いました。

現在NOAAやNASAをはじめ、気象予報や宇宙に関わる機関が太陽フレアに関しての警告をしています。
数年前から参考にしているこの本には、その重要性を改めて考えさせられる表現がいくつもありました。

先日プレゼンのために原稿を作っていたのですが、なぜ今電磁パルスなどに注意を向ける必要があるかについては、我々が今現在どのような世界に生きているのかを認識することが非常に重要であることを再認識しました。

書いていながらなんだかよくわからなくなっている部分があります。
無知の知というか、
当たり前すぎて気づかなくなってしまっているものがやことが溢れている。
現代社会のそのような状況を改めて考えてみることが重要だということに気づきました。

例えば、当たり前といえば、例えば太陽が毎日出てくるということ、息ができるということ、これらは日常的なことですし、まさしく当たり前だと考えていることではないでしょうか?

水の中に入った時などに初めて息ができることの大切さを意識するような、逆にそれまでは全く無意識で当たり前とすらも思っていないことはたくさんあります。

意識しないと気づかないようなことが非常に多い社会に今はなっているます。

特に当たり前になっていることの一つが電気です。

電気を使って動くものが非常に多い。

そしてそれが使えなくなった場合には非常に困るということは防災などを考えた場合には想定できるので、その対策をしている会社なども多いです。

そこまではいいのです。
確かに、電気が使えない場合は足りない場合には、それに備えて発電機を用意したらいいのです。


ここからが問題です。


この電子機器が電気があっても使えない状態になってしまったらどうするか?


このような想定がされていないのが現代の問題だということを上記の本が指摘しています。


「今の地球上では、通信ネットワークや発電関係、交通網などが止まってしまう可能性が十分にある。
日常生活が成り立たなくなる可能性は高く、そしてその要素は非常に多い。
全てが電子機器やそれらの媒体を通して行われている。
リスクや危機があるのであれば、事故が起こる可能性を減らしていくための対策をしなければならない。」

ということを書いています。
具体的な対策としては官民連携をすることなども書かれていますが、地球全体として取り組まなければいけない部分も非常に大きいです。

これから弊社も研究機関と、このある意味人災になってしまう可能性をどう減らしていくか、レジリエンスの観点からも進めていきます。

定期的に勉強会やセミナーなどもやっていこうと思っていますので、ご興味がある方や関心がある方はお問い合わせいただければ幸いです。





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石川裕也 行政書士 CCMO
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