マガジンのカバー画像

企画のタネ採集

15
運営しているクリエイター

#マーケティング

お手本にしたい価値のつくり方。伝統デザイン工房さんの「大好物醤油」

みんなが大好きな食べ物のイラストが並んだ印象的な醤油パッケージ。伝統デザイン工房さんが運営するECサイトで販売している「大好物醤油」の売り方が素敵だったので紹介させていただきます。 コロナ禍で危機を迎えた全国の小さな醤油メーカーからセレクトした伝統的な商品を、100mlサイズで販売する「職人醤油」。それぞれの料理に最適な醤油を選び、既存の商品パッケージを「大好物のイラスト」でカバーした。オンラインプロモーションにも対応した明快な訴求で新ブランド開発を行い、恒常的な展開を目指

みんなどうして寄付するの?変わる“寄付行動と心理”を探る

寄付って、昔はなんだか”慈善事業”や”自己犠牲”、”清貧”みたいなイメージが強かったように思います。でも、最近変わってきているのは、誰もが感じていることのはず。今回は、そんな”寄付”についてみていきたいと思います。 最近のニュースでいえば、7月24日に前澤友作さんがkifutownという個人間で寄付をし合えるサービスを立ち上げられていました。 既存のクラウドファンディングとは逆に、「こんな人に寄付したい!」という寄付者側がプロジェクトを立ち上げ、そこに寄付を受ける側が応募

原宿でマッチングアプリの広告は有効か?−データ×フィールドワーク vol.2:屋外広告/表参道・原宿篇−

前回渋谷篇をお届けした、エリアに集う人々の特徴と屋外広告の適正度をチェックする企画の第二弾、表参道・原宿篇。前回の“気になった大賞”SOPH.さんの「まいったな2020」のビルボードを横目に見つつ、宮益坂を上って表参道を目指します。 ■表参道エリア まずは宮益坂上にあるENEOSさんの壁面を利用した2つをピックアップ。モバイルルーターや格安SIMを提供しているバウエモ。利用しそうなシーンの関心度について調べると、写真・映像、音楽、SNSへの関心度は非常に高くなっています。

その広告、この場所でいいですか?−データ×フィールドワーク vol.1:屋外広告/渋谷篇−

「数値ではそうかもしれないけど、現場の感覚とちょっと違うんだよね…」なんて経験、データを使った提案をしたことがある方なら一度はあるのではないでしょうか。ともすると机上論に陥ってしまいがちなデータマーケティングですが、現場を知ること・見ること・体験することの大切さは言わずもがな。そこでこの企画では、データ視点をもった上で実際に現場をフィールドワークしてみることで、データの限界や可能性について考えていきたいと思います。 今回取り上げるテーマは屋外広告。広告は「時代を映す鏡」と言

プランナーに「プランニングって?」を問いかけてみた

プランニングってなに?みなさん、こんにちは。 プランニングという業務をしていると、 『プランニングって何するの?』 『プランナーって何する人?』 と聞かれることが良くあります。 プランニング=計画を立てること。立案。企画。と書いている辞書もありますね。 いろいろな場面で、様々な職種で計画したり、案を考えたり(つまり、プランニング)しているので、「じゃあ、プランニングチームって?? プランナーって??」と思うのも頷けます。 〇〇プランナーっていう肩書も多いですしね。 そこ