その国公立大学に出願する?しない?〜ボーダーラインとの付き合い方。
大学共通テストの自己採点した結果を、
大手予備校などで集計してる。
WEBから志望校も入力しておくと、
水曜日にはボーダーラインなどを知ることができる。
このボーダーラインは、データと長年の経験から決めているので、K塾、B社とS予備校のサービス、T進などで、結構ばらつきがある。
ある予備校でA判定でも、
別の予備校ならC判定もあるし。
判定の持っている意味も、
基準も各予備校で違っていたりする。
僕が、いつも、国公立大を志望する受験生に伝えている、
出願するかどうかの目安は、
ボーダーラインからのマイナスが、
2次試験の配点の10%以内。
もう少し、説明しますね。
たとえば、
大学共通テストの配点を傾斜して300点満点に換算し、2次試験の配点が450点満点の、H大学を志望している場合。
H大学のボーダーラインが
大学共通テスト・・・210点
と、ある予備校で示されていたとする。
✅A君の自己採点の結果は170点/300点
ボーダーまであと40点。
H大学の2次試験の配点の10%、45点以内なので、
「A君、ワンチャンあるかも。でも難しいよ」
✅B君の自己採点の結果が160点/300点
ボーダーまであと50点。
H大学の2次試験の配点の10%、45点を超えているので、
「B君、かなり難しいよ」
あくまでも、目安。
でも、分かりやすいので、よく使う。
もちろん、これ以外に、得点分布を確認したり、過去の合格最低点を確認したり、その受験生のマインド、志望大学へのこだわりを、総合的に判断して、声をかけている。
最終的な決断は、受験生本人です。
実際に、このH大学のように、
2次試験の配点が大きいときは、
2次試験で逆転できる可能性がある。
逆に、合格圏だと思われていたけど、
逆転されてしまう受験生も、確かにいる。
じゃあ、どうしたらいいの?
って思うけれど。
その大学に、どれだけ行きたいか、が重要。
E判定で、合格した卒業生もいる(でも、めっちゃ少ない)
3浪して、合格した卒業生も、いる(これも少ない)
その大学に入学することに、
とことん、こだわるのか。
大学ではなく、
やりたい研究や勉強に、こだわるのか。
これも、出願するときにとても大事にしていて、
僕は、受験生に必ず確認している。
国公立大の出願まで
悩む時間も必要だけど、
早めに赤本に取り掛かったほうが良いですね。
参考までに。
(2025年1月23日更新)