脅えるように瞼を拭う
新しいことの繰り返しがこんなに楽しいとは思わなかった。けれどぼくはこの日々につかれることが多いんだ。なんだかとろみがかったココアの中に浸っているみたい。ずっとずっと抜けれないんだよ。追いかけてくる、透明の人形が血管だけを主張して、ずっとずっと僕の背中を追いかけてくる。
晴れやかな舞台が開かれるたびに輝くのが、純粋な炎だったら僕は生まれたころから幸せだったよ。なにもなくすぎた、抱えた、捨てたくないものを棄てることを自己責任と大人が言ったんだ。
鉛筆の芯がずっと尖っていないと、手ははたかれる運命なのだろうか?
そんなことないわ。失敗はだれにでもある、、、
なんだそんなこと、もっとはやく知りたかったな。
考えずにだらだらとただ綴る場所が欲しかった。証明写真の自分が耐えられないと言っていたから。雨が降るのは誰のせいなの、長靴を履いて上を見上げるとモザイクの顔がたくさんあったから、その一人一人に聞いたのです。
かれらはなにも言わなかった。私よりも一回りも二回りも大きいかれらは、ただ無言で頭を撫でてくれたのよ。
病人の戯言が約束の花びらとなってあの頃に舞ったのなら。ああいえいえ、と、素直にうつむくことができたのでしょうか。
愚鈍な脚が縺れるとあの子が泣いておるのです。薬草の練りこまれたガムをほおばって、工場で作られた無農薬を頬張るのでした。
あれよあれよのあなたが苦しんでいたときに、見抜けないふりをしたのは優しさだったのだろうか。信じられない理由がたましいになってしまったら、こんな目ももう必要ないのだろうね。
いいことばかりしかないとおもえたら楽だろう?
そんなことが夢なのかい
そんなことだからゆめなんだよ。
素敵な言葉なんかたぶん求めてはいなかったよ。なんだか心地の良い昼過ぎが、大切だったことぐらいしか感謝することはないのにも、移り変わりの春が愛でられる理由なんだと思います。
悲しい表情は要らないって分かっているんだろ
けどやめられないんだって
業が深いのだ、背負わされた荷物などに同情などいらぬ。
5つ欲しいのなら5つ減らさなきゃいけないの。3つ手に入れたいのなら3つ棄てないといけない。1つ欲しくてもそれが大きい宝石なら、大切な1つを置いていかなければならないんだと。
強欲だったのだよ、自分の色さえ見つけられずに
浅ましかったのだ、肌色の人形に棘がついていた理由だよ
やさしい偽りにはならなかったでしょ、もう憎まなければいいから
早とちりが好きだった僕は輪投げの茄子にも人参にも、どこにも通してあげることができなかった。どうしてだろう、捻じ曲げの手が疑問符にお歌を歌うのです。
画数が多くなればなるほど、合わない足並みが、電子世界の憧れを強く致しました。しとやかに綺麗に、純粋なしろがむかしから本当は怖くてたまりません。
抉れた頬に詰めれるひまわりの種など、もうとっくにありやしませんでした。最後に切った足がもしまた生えたら、綱のカバンが笑ってくださるように、砂利を降ろしながら渡るのです。
「みつけた。」
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