サラエボ市のネコさん達とクリントンさん
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボ市からこんばんは!Dobro veče🌜
市内ミニシアター
Kinoはボスニア語で「シネマ」です。インディペンデントの豊富なレパートリーを定期的に提供するカルト的な市内映画館です。この映画館で2月に「日本映画ウィーク2023」が行われました。今週はヨーロッパ映画が上演されています(夜8PM~)観たい作品が沢山あります。
サラエボの猫さん達
市内には多くの猫さんたちが生活をしています。その姿は逞しく我が物顔で街を群雄闊歩しています。顔なじみのメンバーをご紹介します。
サラエボは長い歴史を持つ都市です。その間にネコと人間の共生が進み、又、内戦中に飼い主不在になり野良となり繁殖をし増えたこともあります。現在ネコはサラエボの街の風景となっています。
サラエボ市内では食べ物の供給が比較的豊富です。野良ネコ達は街中で餌を見つけやすく、又、人々が手厚く世話をしているケース見られます。
ネコはBiHの一部地域で幸運や家庭の守り神として大切にされ、街の中でも暖かく迎えられています。
しかし、野良猫が多いという事は市民がネコを捨て繁殖しているという社会問題でもあります。地方自治体や動物福祉団体は避妊去勢手術や養子縁組キャンペーン、一般の意識向上イニシアチブを通じてこの問題に対処するための取り組みを行っています。
お食事🍚情報
Restaurant POD LIPOM
ボシャンスキ・チェヴァプ(Bošanski Ćevap)などローカルキュジーヌの他、パスタやピザなどウエスタン料理もあります。
2003年、2015年にアメリカ合衆国の元大統領ビル・クリントン氏がお食事に訪れていることで有名なお店です。
1995年10月ボスニア紛争下、クリントン元大統領は内戦の当事国間による平和協定妥結を発表しました。さらにクリントン氏は11月にはアメリカのデイトン市の空軍基地でBiH、クロアチア、セルビアの各大統領を集め内戦終結のための平和協定に仮調印を行い停戦合意をまとめた重要な立役者とされています。12月にはパリで和平が公式に合意・調印されて戦闘は終息しました。
その後もクリントン元大統領はサラエボ市民から慕われており、2006年に名誉市民となっています。
Bill Clinton | Skupština Kantona Sarajevo (ks.gov.ba)
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