<JSTV>終了につき熱い思いを語ります
こんにちは!Zdravo! Kako si?🌞
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボ市からお届けしております。
パラレルパーキングに驚く
JSTVが終了します
30年運営していた日本語衛星放送
Japan Satellite TV(通称JSTV)です。
1(オレンジ)は番組表に則りNHK、各民放番組を再送信しておりリアルタイムではありません。少し前に放映されたニュースやバラエティー番組(それもかなり限定的)を放送。
2(ブルー)は大まかな番組表はありますがNHKのニュース(国際放送)がライブで視聴できます。
1と2の差別化はイマイチ把握できていないのですが、1はエンタメ系、2は教育系を重視しているような感じがします。
あらためまして、JSTVと私
2021年10月にサラエボ市に到着した翌日にはJSTVに加入し視聴しております。
JSTVの視聴料金は高めです。以前はもっと安かったと思います。
私のように朝、支度をしながらNHK「おはよう日本」を観て、週末に大河ドラマ、年末に紅白歌合戦を観る程度なので、すごく高いと思います。しかし緊急のニュース速報などをキャッチするためにも視聴を止める事を考えたことはありませんでした。
JSTVとの出会いは2011年でした
今から12年前、ヨルダンに駐在をしていた時に初めてJSTVと出会いました。
スマートテレビは家電ショーなどで登場し産声を上げた黎明期。一般家庭にはありませんでした。従ってJSTVから視聴するためのハウトゥーをメールで送ってもらいました。
10年以上のメールがまだ私の受信箱に格納していました。
衛星受信アンテナの直径が150cm〜180cmの大きいアンテナの設置が必要となり、現地にてJSTV視聴カード方式対応のデコーダーご購入が必要になりました。
電波妨害で視聴できない日も
テレビの画面が「ざー」っと砂嵐が起こることもありました。中東だからではありません。EUの衛星放送局が報復措置で電波妨害されているという内容のメールをJSTVから2012年に頂きました。懐かしいです。
2年後解約
その後、東南アジアへ異動となり2年間ほどの短いヨルダン生活終了と同時にJSTVを解約しました。
この日を鮮明に覚えています。
デコーダーを返却しなかったら数万円の支払いが発生すると突然聞かされて、アンマンの業者に電話をしてもつかまらずバンコク行きの飛行機に乗る前までめまいがしました。
因みに、JSTVの視聴カードは返却との事でEMSかクーリエで送った記憶があります。
JSTVの優れていたところ
これは最近の機能ですが、放送開始時間が24時間以内の番組を巻き戻して視聴出来る機能でよくクロ現や視点・論点とか視聴していました。
まぁそのくらいしか「たまには観ようかな?」と思う番組が無いわけですが。。。
これからどうする
NHKワールド・プレミアムを観ることになるのだと思います。9月頃から整備されるようなのでそれまで待ちます。しかし動画配信サイトでも日本のニュースは追える上に、ネットで確認ができるので特に不便を感じないと思います。
日本国内のテレビ業界の低視聴率が顕著とのこと。インターネットやストリーミングサービスの普及、そして何よりも視聴者の興味関心やライフスタイルが変化して全員にアプローチ出来ないのは分かります。
しかし、慣れ親しんだJSTV世代からすると、海外在住者にニュースをお届けするだけに絞り縮小しても続けて欲しかったと思います。残念です。
お食事🍚情報
サラエボ市内には日本食屋さんはありません。
「日本食」だ!と
看板で言い張るお店で天丼を注文しました。