JACのアルムナイに参加してきた
皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
先日、私の前職企業であるJACリクルートメントのアルムナイイベントに参加してきました。第3回目の今回のイベントは初めてのリアルでの開催ということでとても楽しみにしておりました。
そこで今回はこのJACのアルムナイについて共有したいと思います。
アルムナイとは?
最近、日本でも聞く機会が増えて来ましたがまずアルムナイとは何のか?について簡単に説明をします。
アルムナイ(alumni)は、英語で「卒業生」「同窓生」といった意味です。
人事領域においては「卒業生」の意味から転じて定年退職者ではなく、「現役世代の退職者」の意味として使われています。
欧米の企業では、このアルムナイを貴重な人材リソースと捉え、退職後もコンタクトを取り続けて組織化し、そこから再雇用などに繋げていくという「アルムナイ制度」が、一般的なものとなっています。
一方、日本においても終身雇用制度は崩壊し、今や転職は当たり前の時代となっています。同時に、人口減少社会に突入し、ますます優秀人材の採用難は深刻化しています。そんな状況において日本でもアルムナイに注目が集まるようになってきました。
アルムナイは、もともと自社にいた人達ですから、社内の事情に精通していて、人間関係も分かっています。また、仕事の進め方も心得ているだけでなく、在職時とは違った知識・経験も新たに身につけている人材ということになれば、企業からすれば当然、時間をかけてでも戻って来て欲しい人材ということになります。
また、退職した人にとっても現在の企業の状況がリアルに分かるなど双方にとってとてもメリットのある制度だと思います。
JACのアルムナイに参加してきました
以上のようなアルムナイ制度を人材業界の中でもいち早く注目し、組織化している企業がJACです。
JACのアルムナイ制度は経営トップが運営に関与し、(第1回のアルムナイイベントのキックオフには創業者の田崎会長もご参加、今回は前社長の松園さんがご参加)現職の執行役員や部長の皆さんが運営に直接参画していることが特徴です。それだけ、会社のこの制度に賭ける「想い」や「意志」を感じます。
以下が当日の参加者の集合写真です。
全部の参加者の方のご紹介は出来ませんが、錚々たるメンバーが集まっています。
人材業界で仕事をしている、又はエージェントを利用している企業の方からすれば一度は耳にしたことがある人ばかりではないでしょうか?
全ての参加者のお名前を挙げておらず恐縮ですが、他にも各転職先や起業などして活躍している人ばかりでした。
これらの多様な人材とのネットワークを築けるということがアルムナイに参加する大きなメリットの一つかと思います。
今後のアルムナイのネットワークについて
今回、私は東京のアルムナイに参加しましたが、実は同じ日に大阪でも開催されていました。東京同様に多くのJACのOB・OGと現役社員の交流があったようです。
今後更に、いろんな業界や企業で活躍している元JAC出身者(いわゆる元J)がこうしたネットワークに参加することで新たなビジネスが生まれたり、ビジネスの協業や連携が生まれたりしていくのではないかと思います。
やはり同じ会社で働いていたということで共通の理念や想いで結ばれており、すぐに当時の記憶が蘇ってきたり、打ち解けられるというのがアルムナイの最大のメリットだと思います。
これからは、より多くの若手のメンバーも気軽に参加できるような会になって更に発展していくといいなと感じました。
最後になりますが、お忙しい中、このような会を企画・運営してくれたJACの現役社員の皆さん(松園 健 JAC前社長、河野執行役員、土井部長、野崎さん、畠中さん、川口さん、黒澤さん、和泉さん、亜森さん)ありがとうございました。
この会に参加させて頂き、とても有意義でした。
今後は更に業界に影響力を発揮していく元Jの一人として、私も頑張っていきたいと思います。
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