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aeru_
金言837:企業にも寿命がありそうです
企業にも寿命があるのでしょう、創業時のビジネスモデルが利益を生まない市場に変わることがあり、多角経営に失敗するとか、本業でバックオーダーを抱えながら新規事業で大きな負債をつくるとか、M&Aに遭うとか、大震災やその後の人災で経営基盤に壊滅的な損害を被るとか、会社ぐるみの粉飾決算とか、いろいろです。
所有するブランドがカネに換えられるのは運がいいです。それを元手に新たなブランドを構築することもできます。株と為替で含み損を抱えても、回復不可能な額まで膨らませる前に損切りできれば、捲土重来を狙う軍資金がまだ残っていますので、市場から退散しないですみます。
ただし、個人投資家にとってこの意思決定を学習し実行できるまでには多額の授業料を払うケースが多いと思います。高額な授業料でないと結果がでる学習はできないかもしれません。
何はともあれ、thinkpad、シャープ、レグザと次々に中国に売却。それでも我が国には新しいブランドを造る余力が残っているはずです。それは既存の負け組企業から生まれるのではなく、ベンチャー、スタートアップ、無名の小さな会社から生まれてくると考えるのが世の中の定説のような気がします。
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