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金言from山市文庫アーカイブ

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日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ…
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2023年1月の記事一覧

金言878:30年連敗

2015年に2000億円近い赤字を出して台湾メーカーの傘下に入ったシャープ。台湾人経営者が翌年か…

金言877:クオーター!ハーフ?

米国前大統領が企業決算を3カ月ごとの決算から6カ月ごとの決算に見直すと発表したことがありま…

金言876:2番でいいじゃない♪

一時政権を担当した政党の中華系国会議員が経費削減を目指す仕分け会議で、「2番じゃだめです…

金言875:見た目にこだわること

「こだわる」というのは、言葉そのものにネガティブな意味が含まれていますので、自分なり「こ…

金言873:ボロは着ていても心の錦は、どんな花よりきれい?

それが何っ!という世界で暮らしてきた一人としては、この一節は通じないのであります。 有価…

金言871:期待は裏切られ、本命は失速

下がる占いが外れて上昇すると相場の占い師は後講釈します。 下がるはずが下がらなかったのは…

金言870:業務遂行能力の格差

レッドチャイナ大連の有限公司の話。 この会社は同じ敷地内に農村と都市の格差社会構造が共存・共栄しています。 製材工場はよく聞く農村のような環境です。ロシアから白木の木材を仕入、神社の絵馬や寺の卒塔婆を作って日本に出荷しています。職場環境はまるで農村です、野外のトイレ、まかない、低賃金です。この敷地内に清潔で冷暖房完備の社屋があり日本企業のシステム開発を請け負っています。IT会社のほうは電子機器の保全のためにエアコン完備で、一流大学卒のSEは製材作業員の何倍もの収入があります。

金言869:リスク優先

長距離移動に新幹線での車中疫病感染を嫌い、車を使いました。 いつもなら、出張時の携行品は…

金言868:余震に備える

地方への出張ですが、疫病感染拡大後の出張は新幹線の利用を見合わせることにしました。新幹線…

金言867:良品安価正札商い

江戸時代の江戸日本橋の商人「伊勢屋」は、現金掛値なしの定価販売、暖簾にかけて品質保証する…

金言866:誇りを踏みにじる人

誇りを踏みにじる者は決して許さない人がいるというのを知ったのは、反社勢力の美学をテーマに…

金言865:しがない勤め人が1億円借りて

優良地銀のスルガ銀行から1億円借りて返済計画が狂い、自己破産に追い込まれている勤め人が7…

金言864:火中の栗拾い?

昨今、メガバンクが公表した大規模の構造改革により、早晩ロボットやツールでできる仕事をする…

金言863:後顧の憂いを断つ

これは難しい意思決定です。 ドラマの世界なら、勝者が敗者を一人残らず成敗して将来反撃されないように不安を解消します。商いの世界では、不可能かもしれません。商いそのものにいつも損得の憂いがつき まとうからです。商い1件ごとには憂いを断つことはできそうです。精算・決済して取引を終了します。 自分なりの後顧の憂いを断つ方法は、極めてシンプルです。終わった案件、または損切した案件に関するしがらみをすべて断ち廃棄処分します。いつかまた使う時があるかもしれないと考えて関連する記録・モノ