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【ハードウェアエンジニア・橋本さん】「試作品は自由」CAST初の新入社員研修とは

CASTは「あらゆる場所にセンサーを」をミッションとし、薄型・耐熱・フレキシブルな独自センサーをコア技術に持つ企業です。

この度、Forbes JAPAN 2024年1月号にて、「次代を担う新星たち 2024年注目の日本発スタートアップ100選」にCASTが掲載されました。CASTの独自技術ならびに工場プラントにおける課題解決への期待に応えるためにも、引き続きビジョン実現に向けて邁進してまいります。

さて、遡ること1ヶ月前。CASTに新たな仲間が加わりました。ハードウェアエンジニアの橋本(はしもと)さんです。

熊本県出身の橋本さんは、新卒で業務用冷蔵庫の筐体設計などに携わっていましたが、CASTヘの転職を機にUターンしました。現在は、CASTのハードウェア開発環境へのキャッチアップのため、日々トレーニングに励んでいます。

これまで即戦力人材をターゲットに、中途採用を行っていたCAST。創業以来初となる新入社員研修は、一体どのような内容なのでしょうか。



「試作品は自由」の社員研修

ミニチュアロケットの試作品(橋本さん作成)

——現在は研修期間中と伺っていますが、具体的にどんなトレーニングを行っているのか教えてください。

業務ツールに慣れることを目的に、試作品作りを行っています。今操作方法を学んでいるのは、3DプリンタやCADソフト「SOLIDWORKS(ソリッドワークス)」、機械部品の見積もりを取るためのAIプラットフォーム「meviy(メビー)」です。


——どんなものを試作しているのですか?

はじめに代表の中妻さんから、「試作品は何でもいいよ」といわれていたので、メダルやミニチュアロケットを作りました。つい最近は、会社で発注したスマートロックのアタッチメントが合わなかったので、力試しに作らせてもらったこともありましたね(笑)

今月は「ミニチュアロケットの生産コストのカット」をテーマに、試行錯誤を重ねています。


——前職ではどんなお仕事をされていたのでしょうか?

業務用冷蔵庫のメーカーで、筐体設計・性能確認業務を担当していました。たとえば、冷蔵庫の蛍光灯をLED電球に変えたり、省エネ効果を高めるためにインバーター化したり。お客様や営業担当者の要望を反映させたり、法令改定へ対応したり、工場の方針に従って製品設計をする役回りでした。


——CASTへの転職を決めた経緯を教えてください。

前職の仕事のやり方や、先輩社員がいない環境に不安を覚えて転職活動を始めたところ、CASTに出会いました。自分の好きな機械設計の仕事に携われることや、地元の熊本で働けることに魅力を感じ、入社を決意しました。


リモートワーク社員との体感距離ゼロ

——研修を通じて、どんなところにやりがいを感じていますか?

課題は与えられるものの、実際に何を作るかは任されているため、自分で考えて形にする過程が楽しいです。実際の開発業務も似たような流れで進めるようなので、研修の段階から経験できるのは安心感があります。

また、研修中にどうしても解決策がわからないときは、先輩方からアドバイスをいただけます。その都度、疑問を解消しながら進められるのがありがたいです。


——一方で、入社後に大変だったことや苦労したことはありましたか?

前職では、Google MeetやSlackなどのオンラインツールを使っていなかったので、慣れるまでに少し時間がかかりました。私は文章を書くのが苦手なので、Slackでメッセージを送るときは何度も読み返し、「正しいニュアンスが伝わるか」を確認しています。


——入社前と入社後で、CASTに対する印象が変わった部分はありますか?

リモートワークの社員とオンラインでミーティングしたり、Slackでメッセージを送ったりと、予想以上に密に連絡を取り合っているのが意外でした。みなさんレスポンスが早いことに加えて、入社時に自己紹介を兼ねた1on1の時間をいただいたため、距離を感じることはほとんどないですね。

また、メンバーが社内にいてもSlackでコミュニケーションを取ることに、当初はとても驚きました。ですが、全社員が記録を残し、情報共有するために活用していると知り、納得でした。

——橋本さんから見て、CASTはどんな雰囲気の会社ですか?

フルフレックス勤務という環境もあり、「自由な会社だな」と感じます。前職は全員同じ時間に出社して、決まった時間に始業していました。工場だったので、始業時間と終業時間のほか、休憩開始時間を知らせるチャイムも鳴っていたんです。

CASTでは好きな時間に出社して、規定の時間働いたら退勤できる。始業時間が自分で決められるので、「この時間までに起きなきゃいけない!」という朝のプレッシャーから解放されました(笑)


CASTには「マイペースな人」がぴったり

——今後さらに仲間は増えると思いますが、どのような人がCASTの社風に合うと思いますか?

マイペースな人が合うんじゃないかと感じています。というのも、就業時間は決まっていないし、休みや出張の人が多いと「事務所に誰もいない」なんてこともあるんです。

そんな環境下でも、自分で考えてペースを守って働ける人こそ、CASTにぴったりなんじゃないかと思います。


——最後に、今後の目標を教えてください。

このあとはハードウェア開発に必要なプログラミングを学ぶ予定なのですが、一日も早くツールに慣れて、仕事を任せてもらえるような人材になりたいです。


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企画・編集:小溝朱里
取材・執筆:ヤマダユミ



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