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本日の読書

「サウスバウンド」「最悪」奥田英朗(著)

サウスバウンドは2度目、最悪は3度目の読書。
やはりいずれも傑作。
サウスバウンドの方は、少年の成長譚であり、
その父母の究極の恋愛小説ともいえる。
内容は割愛し、星は☆☆☆☆。

最悪の方は、650頁あって、前記したように再再読なので
内容はほぼ覚えているんだけど、それでも頁をめくる手が止まらない。
本当に面白い。
もう笑うしかないくらいに、「悪いこと」が連鎖的に起こるのだけど
本当にリアルな記述で、つくづくと上手い作家さんだなと
感嘆する。
奥田さんのベスト3は、「最悪」「邪魔」「ナオミとカナコ」だと
個人的には思うが、これを「面白く」読むためには
読者自身の精神が安定していることが条件だと思う。
不調の時に読むと、心を「もって」ゆかれます(T_T)

で、ここからが本題ですが、直木賞の候補が発表された。
伊吹有喜『雲を紡ぐ』、今村翔吾『じんかん』、
澤田瞳子『能楽ものがたり 稚児桜』、遠田潤子『銀花の蔵』、
馳星周『少年と犬』

いずれも読んでおらず、アマゾンレビューをみると、いずれも
面白いそうで、今年の候補は粒ぞろいだと感じた。
なので早速近くの書店に行ったが、どれも置いておらずワロタ^^;
さすが田舎!!
とりあえず、遠田潤子さんと馳星周さんのものを読みたいので
週末は都市部の書店に行こうと思う。
遠田さんの『銀花の蔵』は、読む前から傑作だと確信出来ますね。

あぁ〜読むのが楽しみ〜♡

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