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本日の読書
「青い城」(モンゴメリ著)
世間体ばかり気にする偏狭で意地の悪い一族の中で
育ったオールドミス(といっても29歳だが)の主人公。
ある日、彼女は変わってしまう。
弱気で言いたいことも言えなかった彼女が一族に牙を剥き
自分が望んだ人生を歩んでゆく。
そのきっかけになったのは余命宣告。
そこからシンデレラ・ストーリーが始まり
ハッピーエンドへと向かってゆく。
ある意味、ド定番、ド演歌な内容で安心して読めるが
冗長な部分が多く、一族の胸糞の悪くなるような
人物像に辟易もさせられる。
ハーレクイン・ロマンスなどが好きな人にはいいかもしれないが
僕は☆☆☆★といった評価かな。
というか、「赤毛のアン」的なものを想像して読むと
落胆するかもしれません。