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本日の読書
「ライ麦畑でつかまえて」(J・D・サリンジャー著)
これも、食わず(読まず)嫌いでいた本。
今更ながらの読書。
2日半ほどの出来事(というか心象風景)の物語であり、
テンポがいいのですいすい読める。
名作の誉高い小説だけど、僕はおっさんだからなのか
今ひとつだった。
とはいっても、時にハッとさせられる描写は数多くあった。
例えばNYで出会った二人の尼さんのバッグが貧相なことに
「悲しくなる」場面とか。
ジョン・レノン殺害犯のマーク・チャップマンの愛読書ということで
「心かき乱される」内容なのかと思ったが、おじさんにとっては安全圏だった(笑)
しかし10代の頃に読んでいれば、受け取る印象は全然違ったでしょうね。
点数は☆☆☆★
あえて読まなくてもいいかなと個人的には思いました。