社会人で必要なスキルは全部営業職が教えてくれたー私が営業を続ける理由
こんにちは!キャリーミーで事業部長をしている齋藤です。
▽キャリーミーはこんなサービスです!
先日、キャリーミーのメンバーからこんなことを聞かれました。
「営業は離職率も高いと言われているし、働き続けるのが大変だとか、厳しい印象を持っている人も多いのですが、齋藤さんは営業のどんなところが魅力だと思いますか?」
確かに、営業職は離職率が高いとか、不人気だとかとよく言われます。一方私は7年間営業を続けていますが、少なくとも私は営業を続けて良かったと心の底から思っているんです。
一人でも多くの方に、営業の素晴らしさ、面白さを知ってもらいたい!そんな気持ちで私の考える「営業とは?」をまとめてみようと思います。
営業職に興味を持っている方や次のキャリアに営業を考えている方はもちろん、営業職がしんどくなってしまった人などにも「やっぱり営業っていいかも…!」とこの記事を通じて思って頂けたら嬉しいです。
営業はクライアントの“課題を解決する”仕事である。
前の記事でもお伝えした通り、私はこれまで3社で営業をしてきました。
一応、以下のような実績も持っていますので、営業に関してはある程度の信頼に足る人間だとは思っています。なので、この後の「営業とは?」というお話にも安心して読み進めていただければと思います…!
1社目:大手信販会社で、自社のローンを組んでもらう営業
→5期連続で予算達成、同期営業担当で1位に。
2社目:人材大手のグループ会社で、ダイレクトリクルーティングサービスの営業
→新規顧客・既存顧客合わせて約1,200社のアポ取得〜商談〜クロージングまで担当し、2019年12月には、歴代新人受注金額の新記録を達成。
3社目:キャリーミー
→入社から約半年でアポ獲得数の倍増に貢献しマネージャに。その後入社から約2年で事業部長に昇格。
私が考える営業とは「クライアントの何等かの課題を解決している仕事」です。
例えば私が信販会社で営業をしていた時代に、お客様に水道料金の延滞があって自動車のローンが組めなかったことがありました。
お客様は自動車を手に入れることができず、カーディーラーは自分の営業成績にも反映されません。このような皆が困っている状態で、私に電話がかかってくるのです。〇〇さんの審査を何とか通して欲しいと。ここで私は徹底的に社内調整を行います。
今回の遅延の原因は?今回だけの遅延なので、単に忘れただけなのではないか?だとか、この審査を通すにはどうしたらいいのか?あるいはどうしても審査を通せないお客様ではないのか?様々なケースを想像しながら対応していきます。
こうして審査を通すことができると、皆がハッピーになります。お客様は自動車を手に入れることができて、カーディーラーは自分の営業成績にプラスされ、我々も売上を確保できる。このように営業はどんな形であれ、何らかの課題を解決している存在ではないでしょうか。
営業はビジネススキルが凝縮されている。だから面白いし、キャリアの幅も広い。
私が営業職で良かったと感じている理由の一つ目は「営業は社会人にとって必要となるスキルが全て凝縮されている」と考えているからです。
どんな仕事でも、営業の要素は必要です。先ほど信販会社時代の例でお話したように、課題を解決するためにクライアントなどに対してアプローチを行うのが営業。とすると、クライアントが求職者に変われば採用業務に、メディアに変われば広報業務になります。また、アプローチの方法が変わればマーケティングにもなります。
例えば広報PRではメディアリレーションといって、報道関係者とコミュニケーションを取って、自社を上手く取り上げてもらう活動を行います。これって広報PRの仕事ではありつつも、中身は営業と一緒ですよね?人事の仕事も、面接で候補者に自社を売り込んでいく点は営業と同じです。マーケティングの場合は若干アプローチが異なりますが、営業もマーケティングも究極は顧客理解です。
実際に、営業を何年か経験した後、専門領域のインプットを経て人事やマーケティング、広報など、様々なキャリアを歩み、大活躍している方を多く目にします。お伝えした通り、営業の仕事ができれば他の多くの仕事も同じようにできるようになるからです。
営業職は、クライアントの心をつかむためのプレゼン力、対話力、資料作成力、ロジカルシンキングなど、ビジネスパーソンで重要な要素を毎日意識しています。こうした意識が、職種を変えてもプラスに働く方が多いのではないでしょうか。
一部、クリエイティブ系の職種は営業とは全く異なるものだと思いますが、それ以外の職種は営業と行っていることは本質的には一緒です。だからこそ、営業を選ばないのは勿体ないと思ってしまいます。
それに、なにより営業は楽しいですよ。お客様と一番話すことができる職種です。「こんな課題を抱えているのだ」と知ることができますし、それを解決していくこともできます。こんなに楽しい仕事はありません。
信頼を得て、課題解決を担うのが理想の営業像
最後に、私の考える理想の営業像について考えてみたいと思います。
まず、営業パーソンは「本当の意味で信頼される人」になるべきだと思っています。
信頼されなければ「この人と契約したい」とクライアントに思っていただけないからです。どんなにプレゼンが素晴らしくても、営業パーソンが一人の人間として信頼できなければ、契約するのは誰でも嫌ですよね。これは、BtoBでもBtoCでも同じだと思っています。
つまりモノを売るのではなく、「この人に任せれば上手くやってくれる」という信頼を得るのが本物の営業パーソンです。自分を売る、という感覚にとても近いんです。
「自分を売る」という感覚は、1社目の会社で深く学びました。ローン業界では、サービスに差をつけることは非常に難しいんです。どの会社で、誰からローンを組んでも基本的に金利は同じ。だからこそ、いかに「齋藤くんに頼みたい」と思ってもらえるかがポイントでした。このように信頼を獲得していき、最終的にはパートナーというべき存在になるべきだと考えています。
信頼を得て、パートナーになるにはどうしたら良いのか。それは「真正面からぶつかること」だと考えています。
へりくだったり、余計な気を回したり隠したりせず「御社の課題はこれかもしれません」と、率直に、かつ真摯に意見を述べる。するとクライアントも心を開いてくださることが多いと感じています。
そこまで直球で物事を言う営業パーソンは少ないので「そんなことまで言ってくれるのか?」と信頼獲得に繋がりますし、「そこまで言うならあの人に任せておけば大丈夫だろう」と思っていただくこともできます。
信頼を獲得できたから、課題解決もスムーズにできる。クライアントの課題解決ができれば営業として仕事が回るようになり、売上をあげるなど成果につながっていく。
こうして営業パーソンとして信頼と成果を積み上げられるのが私の理想とする営業像です。
営業は楽しい!お客様との折衝を楽しもう
ここまで、私が考える営業の魅力についてお話してきました。
・営業は社会人にとって必要となるスキルが全て凝縮されている
・営業は信頼を得て、クライアントの課題を解決する仕事
・営業のスキルは他職種へのキャリアにも汎用可能!
・信頼を得るには「真正面からぶつかること」
・営業は楽しい!!!
最後に、やっぱり、営業は楽しいです!
お客様の困っていること、課題を自分の営業で解決できたら達成感がありますし、その過程でお客様とお話し、知見が増えていったり、だんだんと信頼していただけるようになっているのを実感するとやりがいを感じます。
ここまで読んで下さったあなたも「ちょっと営業って良いかもしれない…!」と思ってくれていたら嬉しいです。
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