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自分が変われば、世界が変わった日

先日のツイート。

これについて書こうと思う。きっと長くなるだろう。

2月に入った #せいかつ編集サロン の初の東京オフ会が行われた。

僕はずっと楽しみだった。

せいかつ編集サロンは愛媛在住の方が多い。

そう気軽には会えない。

オーナーのはるなさんとも初めて会える。

僕はワクワクしていた。

偉そうに店選びなどに手を挙げ、勝手な行動もしていたと思う。

合わせて今月は吊し上げzoomが僕だった。

吊し上げzoomとは毎月1人のサロンメンバーを選び、そのメンバーの悩みやコンセプトについてFBをするというものである。

2月から手を挙げていたが、今月やっと当選することが出来た。

そんなせいかつ編集サロン一色の1日がやってきた。


浮くこと、空気を読まないしなやかな強さ

昔から僕は空気を読むことを大事にしてきた。

他人軸と言ってしまえばそれまでなのかも知れない。

とにかく馴染む、迷惑をかけない、自分を押し殺し相手を優先する。

友達でも恋人でもそうだった。

そんな僕は昨年自分軸を知り、必死にそれを取り入れようとした。

自分の心の声に耳をすませ、自分のしたいを見つめ、自分を押し動かし行動した。

結果的に、自分のしたい事をするという一旦の目標を達成することが出来た。

するとそこで僕は新たな違和感を感じるようになった。

僕は好奇心が強い。興味があると、とことん掘る。諦めない。

みんなも諦めなければなんでも出来る。

そう本気で思っていた。

言葉にするとより横暴さが増す。

そしてここ1ヶ月ほどその考えに違和感を抱いていた。

どうやらみんなは自分のように諦めなければ何とかなると考えないことに気がついた。

そして僕は悩んでいた。

周囲に馴染めない自分。考え方の違う自分。でも空気を読んでその場に合った言葉を話している自分。

the pillowsのストレンジカメレオンのようだ。

そんな事を考えている時に、オフ会の日をむかえた。

その日、あるメンバーの方とお茶をした。

僕は少しだけ自分の話をしてみた。

するとこんな言葉を頂いた。

「僕は浮いてるよ。でも今は周りがそれを面白がってくれるよ」

僕は言葉を失った。

今日は引用が多くなるがグレンラガンというアニメに

「墓穴ほったら掘り抜けて、掘り抜いたなら俺の勝ち」

という言葉がある。

その方は「エゴ」という言葉を使って説明してくれた。

確かに最初はエゴなのかも知れない。

最初は周りにも認められないのかも知れない。

でもそれが本当に自分の心から発せられた声ならそれに従うことも重要なのではないか。

そんな事を僕は考えた。

周りを見る

もう1つ印象的なのは周囲への考え方だった。

「周囲が見えるようになる。」

そんな言葉を頂いた。

僕はこの一年半、僕のことだけを考えていた。

よく人間になると表現しているが本当にそうだと思っていた。

自分の事を考えて、自分になる。

それを愚直に目指した。

我欲

今日先の言葉を頂いて、そんな言葉が自分にピッタリだと思えた。

自分、自分、自分。

自らの事だけを考えていた。

我欲と自分軸の境界線

我欲は自らのことだけを考えること。

自分軸は、自分がどうありたいかを元にして、他者との関わり方を考えること。

そんな当たり前の違いに僕はその場で気がついた。

不思議と恥ずかしい気持ちもなく、腹落ちのスっと落ちる感覚だけが体に残った。

そこから僕は質問の嵐をその方にぶつけた。

その方は全てに静かに、でも温かく答えてくれた。

僕は久しぶりにカウンセリングを受けた気持ちになった。

その方は雑談だよ。と言ってくれたけど。

心が軽くなる。そんな感覚を久しぶりに思い出した。

リアル吊し上げ

その後、新宿に移動しオフ会が始まった。

初めて会うメンバーと話をして、とても楽しかった。

オンラインではこれまでもたくさん話してるから初めての感じがしないのがサロンの不思議な所である。

そのまま二次会になり、僕のリアル吊し上げがはじまった。

実は最初僕はこの話を誤魔化そうとした。

自己開示に少し恥ずかしさがあった。

Slackでも沢山のフィードバックを貰っているのにこれ以上のGIFTを受け取ることがちょっと怖かった。

でもメンバーの方がやさしく僕の話を始めてくれたのをきっかけに少しずつ僕は蓋をしていた自分の真の課題を話してみた。

僕はずっと実家を出たいと思っている。

しかしながら、金銭面の課題で僕は家を出るという事を行動に起こしていない。

合わせてやはり実家という環境の物理的な楽さに甘んじている。

そして僕は久しぶりに自分の家庭のことを話した。

もちろんメンバーの方には独身の方も、既婚の方も、お子さんがいらっしゃる方も居る。

多様な意見を僕はもらうことが出来た。

でも僕が感じたことはたった1つだった気がしている。

「こんちゃんなら大丈夫だよ。」

みんながそれを伝えるためにいろんな言葉を駆使して僕に伝えようとしてくれた。

なるほど。これが人と関わるということなのだろうと思った。

相手を信じ、その為に日常の自分を大切にする。

多分僕の周りのステキだなと感じる人達の共通点だと思う。

今後の僕について

幅広い可能性を試すためには幅広い視野が必要である。

ではその視野をどう活かすのか。

それは自分の中の真の課題と向き合うためである。

この真の課題(僕の場合は家を出ること)から僕は目を背けてきたのだ。

ラッキーなことに、そんな僕でも周囲の助けもありこの1年ほどで心を立て直すことが出来た。

そう。次の段階に進むタイミングなのである。

僕はこのタイミングになると、必ず足踏みをしてしまう。

怖いからである。

失敗、評価、最悪の事態の想定。

僕の頭の中は余計な我欲に充ちた言葉でいっぱいになる。

そして僕は目を背けうずくまる。

やらない理由を探すのは簡単。

Just Do It

今やれ。

そんな当たり前にお客さんに話していることを僕が出来ていなかった。

思い上がっていたのかな。

オフ会が終わり僕は深夜の渋谷にいた。

1人で歩く深夜の渋谷は新鮮で、様々な人が欲望やストレスを道端で吐き出していた。

酒に飲まれる人。

異性への欲望を発散する人。

我欲をぶちまける人。

そんなこれまで幾度となく見てきた都会の雑踏の景色がすこし新鮮に見えた。

道玄坂をのぼり、初めて利用するカプセルホテルに入り、シャワーを浴び狭いカプセルの中でこの文章を打っている。

珍しくスマホで一筆書き。

僕は家を出る。

なるべく最速最短の距離で。

そのためには手段を選ばない。

バイトでもなんでもいい。

お金が必要なのだ。

そのために初めて自分の可能性を信じてみようと思えたから。

みんなが信じてくれる僕がいる。

いつか自分が信じる自分を信じるために。

だから動こう。

世界は変わらない。

でも自分は変わる。

そしたら世界の見え方か変わる。

そしたら明日が変わる。

そんな世界で1番素敵な出来事を体験出来た一日だった。

最後に

はるなさんを始めとするせいかつ編集サロンのみなさん。

いつも本当にありがとうございます。

こんな僕を信じてくれてありがとうございます。

こんな僕のために大切な時間をありがとうございます。

こんな僕のために貴重な話をありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。






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