入社まもなく『YOSHINA』開発リーダーに!リーダー陣から信頼を得る野本の『仕事観』に迫る。
YOSHINA概要:
「こえを価値に、事業を拡大」をテーマに分析AIで、顧客満足度の向上・業務効率化・売上の向上を実現し、企業の事業拡大に新なアプローチを提供するサービス。
略歴:
リクルート自然言語処理ハッカソンに参加し,プレゼンテーション賞を受賞。
株式会社レトリバの開発分野のインターンに2ヶ月間参加。2020年に大阪大学大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻ビッグデータ工学講座を卒業し、株式会社レトリバへ入社。現在は開発チームのリーダーを務める。
インタビュアーより
今回、新卒二年目で、YOSHINA開発チームのリーダーをされている野本さんに取材をしてまいりました!鷺坂さん(YOSHINAプロダクトオーナー)や高瀬さん(インフラチームリーダー)から圧倒的に信頼を得ている野本さんがなぜ、周囲から頼られているのか?仕事にはどのように向き合っているのか取材してまいりました!
『研究』の世界から『活用』の世界に
野本:修士1年目の夏休みにレトリバのインターンに行っていて、その時に内々定をもらいました。一度インターン期間は終了するのですが、改めて就活って時に「やっぱレトリバ良いな」と思って、そのまま内々定の権利を使って入社をしました。
野本:学生のときに専攻していたのが、自然言語処理だったんですけど、自然言語処理が活かせるようなインターン先を探した時に、選択肢が限られてくるんですね。自然言語処理をやっていて、インターンを募集しているってなると本当に少なくて…。
そこで出会ったのがレトリバだったって感じですね。
野本:自然言語処理の定義的には、何かしらの言語、日本語とか英語を入力して、何かを行うっていうもの全般が自然言語処理になりますね。
身近なところでいうと、Googleの検索は完全に自然言語処理で、単語をいくつか入れたら、それにマッチするウェブページが上に出てくるっていう仕組みは自然言語処理の身近な活用例ですね。あと私がやっていたのは画像生成なんですけど、「こういうのを作ってくれ」っていうテキストを入れると、指示に近い絵ができるっていうのを研究していました。
野本:インターンで入ったときは、YOSHINAはまだなくて、ソースコードとにらめっこしながらウェブアプリケーションのバグ修正やお客様からの依頼に対応していました。
野本:当時は大学院で自然言語処理の研究をしていたのですが、研究だけしていても、机上の空論だと思うことがありまして…。「めっちゃ研究が好き」っていうことではなかったんですね。
その点、レトリバのインターンはお客様からの依頼や製品の修正業務ができたので、実際に社会でどのような応用されて、お客様のところに届くのかっていうところが見えて面白かったですね。
入社の決め手は『ワークライフバランス』
野本:んー。「働きやすかった」という印象にありました。他社のインターンにも参加したことがあったのですが、それらの会社と比べても、レトリバが「1番働きやすそう」っていうのが決め手でした。
野本:具体的には1人1人が自分の仕事に誇りとか、やりがいを持ちつつ、働いているように感じました。とはいえ、ガツガツ仕事一筋ってことでもなく、ワークライフバランスを保っていた社員の方が多い印象でした。あとは、笑顔の社員が多かったですね。
YOSHINA事業部に一目惚れ
野本:開発業務をすることは決まっていたのですが、どこの事業部で動くかというところで、当時の開発リーダーが、複数の事業部を何週間か経験して、1番良かったところに入る。というプランを考えてくださっていたんです。
野本:当時はそうですね。で、まずはYOSHINA事業部に入りましょうっていう流れだったんですけど、YOSHINA事業部の居心地が良すぎて、「次の事業部への移動だけど、どうします?」って聞かれたときに、「YOSHINAのままでお願いします」って言いましたね。
野本:YOSHINAに欲しいから、まずYOSHINA事業部からスタートしたっていう話がありまして…、まんまとハマっちゃいました(笑)
野本:そうですね。
YOSHINAっていう製品自体も好きだったし、YOSHINAを作っている、鷺坂さん(開発マネージャー兼プロダクトオーナー)を筆頭にチームも特に覇気があって、良いチームだなって思っていました。
野本:あと、1週間に1回フィードバックする時間がありまして、製品に対するフィードバックはもちろんですけど「チームとしてなにかやりにくさを感じていませんか?」みたいなフィードバックもやるんですね。
そこで、「こういうやりにくさがあります」「こういうところ辛かったです」って声を上げると、すぐに改善されていくんです。
なので、チームがどんどん働きやすくなるところが一番の魅力でした。
野本:そうですね。実感を伴って、良くなっていくのが分かりますし、実際それって簡単なことではないと思うんですけど…、皆さんはそれをやり切ってしまうんですよね!
野本:そうですね。言いづらい本音を話して、それを受け入れて改善するっていう皆さんのスタンスがとても居心地が良かったんです。
『困難はチームで乗り越える』
野本:割と毎月乗り越えた感あるんですね。
野本:チームとして製品をアップデートしていくんですけど、ある程度スケジュールが決まっているんです。
その中で新しい機能を入れるって時に、何かしら問題が起きるんですけど、チーム一丸となって一人一人が責任もって自分のタスクを進めて、なんとか乗り越えているっていう感じですね。リリース直前は本当にバタバタしています。
野本:そうですね。多分一人でも欠けていたらリリースが間に合わなくなる場面もあったんじゃないかな?そういう場面でもみんなでやり切ってきました!
野本:リリース直前は、しんどいなーの方です(笑)
「なんでこれ出来るって言っちゃったんだろう?」って感じです。ただ、それでも頑張ってリリースして、実際にそれがお客様の満足につながっていたり、営業サイドに貢献できていることが分かる瞬間があって…。そういうときは「辛かったけど頑張ってよかった」って思います。
リーダー陣から一目置かれる『仕事観』とは?
野本:ありがとうございます。はい(笑)
野本:製品に必要だと思ったら「なんでもやりますよ」って思っています。私自身苦手な業務はあるんですけど、それをやる必要があって、適任者が自分なんだったら、なんでもやるという感じです。
野本:もっと言うと、YOSHINAの成長に必要なことは、なんでも対応できるように、自分がきちんと成長することを心がけていますね。
野本:この立場(開発チームリーダー)になってから言語化したんですけど、「お客様が嬉しいか」っていうのを常に1番主軸に置いています。
例えば新しい機能を追加するときに、できることが増えたらもちろん良いんですけど、今までの機能と使用感がガラッと変わってしまったら、ユーザー的に新しいことができる嬉しさよりも、使い勝手が変わってイラッとしちゃうと思うんです。
野本:あとは、開発期間的に作り切れませんってこともあるんですけど、その場合は、優先度を決めて、何かの機能を次回のリリースに先送りしなければいけないんですね。その時も、お客様ができるだけ困らない部分の機能を選んで、「この機能を次回のリリースで…」って提案するようにしています。
野本:やっぱりYOSHINAっていう製品に凄く愛着があるので、単純に自分がYOSHINAを使うんだったら「こうなってほしかったなー」とか、ナチュラルにユーザー目線に立っているのかもしれないです。
野本:そうですね。どうなんでしょう(笑)
ただ、自分自身が自然言語処理系の研究室にいたので、テキスト分析ツールを欲しがる人の気持ちが分かるのかもしれないです。どこで苦労して、どんな機能が欲しかったのか、自分自身が体験していたところで培われたのだと思います。
YOSHINA事業部メンバーへの感謝
野本:言わずもがなで、鷺坂さん、高瀬さんには日頃から感謝しています。
野本:鷺坂さんで言うと、自分の意見を伝えた際の判断が早い、間違っていないっていうところです。
野本:『お客様がどうしたら喜ぶか』ってところで、ここは本当に鷺坂さんが間違えないところで、本当に信頼しています。
あと、事業部としてみると鷺坂さんがプロジェクトオーナーをしてくれているからこそ、YOSHINAが空中分解せずに前に進んでいると感じます。
野本:はい。あと高瀬さんは、正直私があまりやりたくない苦手な業務を請け負ってくださっていまして…。
野本:インフラ系の業務はもともと、開発チームがやっていたんですけど、私がインフラ系の業務が得意じゃなくて、そのあたりを高瀬さんが拾ってくださっていて、いつの間にかインフラチームができていたんですね。
野本:そういったところを高瀬さんが担ってくださっているからこそ、開発チームがYOSHINAを前に進めることに安心して集中できているんです。なので、本当に感謝していますね。
で、あとは開発メンバーに対しての感謝がありまして…。
野本:私自身こだわりが強い部分がありまして、それでちょっとたまに熱くなったりするんです。で、もう業務終了後に自己嫌悪に陥るんですけど。それでも信じてついてきてくださっている開発メンバーの皆様にも感謝しています。
『YOSHINA』の成長についていく!
野本:チームとしては、YOSHINAを前に進める推進力を高めるために、新たに採用したメンバーの育成を最優先で考えています。みんなが自立して1人前になれるように、というのが直近の目標です。
個人としてはYOSHINAの機能がどんどん増えると同時に、機能を追加することが難しく、複雑になっていくので、頑張って鷺坂さんのビジョンを実現していくって感じですね。
野本:そうですね(笑)
「鷺坂さんのビジョン=お客様の欲しいもの」ってくらい鷺坂さんのお客様への理解度が半端ないので、鷺坂さんについていけば、お客様の欲しいものになると信じているので、あとはどうついていくか…、振り落とされないようにするかっていう(笑)
野本:そうなっていけたらいいですね!
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株式会社レトリバ
事業概要:
株式会社レトリバは「AI技術で、人を支援する」をモットーに自然言語処理を使ったAI技術で、人の創造的な仕事を支援している企業です。
A自然言語処理、機械学習、深層学習の技術をコアにお客様の課題を最適な技術で解決することを事業目的に事業を展開しています。
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インタビュアー: 伊藤 香輝 (キャリツク)
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