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夢うつつ湯治日記 初めての湯治 10月某日

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「夢」と「うつつ」、』フィクションとノンフィクションにたゆたう、温泉の旅日記です。想像の翼を広げて、おうちのお風呂でも旅気分を!
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記事一覧

夢うつつ湯治日記 14

10月某日 初めての湯治【六日目】宿泊最後の日の朝 ~ ありがとう、また来ます! 最後の朝だか…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 13

10月某日 初めての湯治【五日目(3)】 収穫祭の劇と夕食 体育館に入ると、入り口に受付があ…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 12

10月某日 初めての湯治 【五日目(2)】 収穫祭り 今夜は宿で最後の夕食なので、夕食の予約…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 11

10月某日 初めての湯治 【五日目(1)】 朝採れの秋の枝豆 いよいよ滞在も今日1日を残すと…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 10

10月某日 初めての湯治  【四日目(3)】 太鼓の音、菊の香り そろそろ食材も整理しないと…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記9

10月某日 初めての湯治  【四日目(2)】 花畑 炊飯室でポット熱いお湯を入れ、部屋に戻る…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記8

10月某日 初めての湯治     【四日目(1)】 朝市 温泉で温まって寝るせいか、ここに来てから、夜はぐっすり眠れ、目覚めはすこぶる良い。 朝が明るくなるのとともに目覚める。 しかし10月に入って、朝はずいぶん遅くなり、ここは低山とはいえ山間なので、朝陽が射すのもやや遅い。 そういったこともあり、かなりよく眠れる。 今日でもう四日目。何もないようで、それでも何か小さな新しいことがあるので、毎日が新鮮だ。 スマホは最低限の連絡の確認だけすることにしているせいか、目

夢うつつ湯治日記7

10月某日 初めての湯治 【三日目(3)】 お寺のむかご・お犬岩 地図を見ながら、現在地を確認…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記6

10月某日 初めての湯治 【三日目(2)】 寝ころび湯と、花々花の湯は、6~7人がゆったり…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 5

10月某日 初めての湯治 【三日目(1)】 雨の午前中と、花の湯 温泉に何度も入るせいか、身…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 4

  10月某日 初めての湯治 【二日目(3)】 クロモジのお茶と、夕食のきのこ汁 部屋に戻り…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 3

10月某日 初めての湯治 【二日目(2)】 パスタと三地蔵 今回、食事を作る際に、やってみ…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 2

10月某日 初めての湯治  【二日目(1)】  村の朝市と朝風呂 昨日は早く眠りついたせい…

軽田 紋
4年前
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夢うつつ湯治日記 1

10月某日 初めての湯治 【初日】  金木犀の香り、ラベンダーの香り、初みかんの香り金木犀の香りに包まれて、その宿はあった。 木造の古い民家を改造した平屋。同じ敷地内に、2階建ての木造家屋。 平屋の窓から湯気が立ち上っている。 わずかに硫黄臭が漂う。 敷地に入ると、白い中型犬がわんわんと吠え、しばらくすると慣れたように尾を振った。 傾きかけた陽光が照らす玄関先で、猫が一匹昼寝をしていた。 「ごめんください」 引き戸をあけて声をかけると、「はーい」という声がして奥から