就職・転職時にやってしまいがちな4つの間違いとは!?
おっちょこちょいではすまされない…
インターネットの普及にともない、就職転職の際にサイトを使ったり、人材紹介会社を利用したり、職に関する情報というのは2000年前後から大きく変わってしまった。
それまでは紙媒体や雑誌が主体となっていたため、相当な腹を括るから本気でやっている人が多くいた。
いまは携帯電話かスマートフォンがあれば十分なんです。
就職、転職サイトで検索をしたり、会社名と求人とか、会社名と採用と入れると簡単に情報が集まってしまう。
インターネット応募にもかかわらず、ハローワークなどの求人は履歴書と職務経歴書を郵送する会社が多いのも事実。
最近ではメールで事前添付してくださいというのも主流になっている。
その時にビジネスマナーを理解しているのかということもたまにあります。
最近では、即レスということが当たり前になってしまっているため、提出書類がお知らせをしてからすぐにメールで返信をしてくるのかとか、いつまでに送付してくださいとかということが当たり前になっています。
たまにあるのが、提出書類にもかかわらず、パスワードをかけていないものだったり、メールの本文が二重敬語になっていたり、間違った言い回しをしていたりすると、人事の担当者によっては面接が始まる前に、結果を出してしまうこともあります。
提出書類で仕事ができる、できないという判断をしてしまうことがよくあります。
履歴書を添付するのを忘れてしまったり、せっかく送った履歴書が以前のバージョンだったり、そうかと思うと採用担当者の名前を間違えていたり、漢字を間違えていたりすることはよくあります。
ほかにも、自分では気づかないミスをしていることがあるかもしれないということを思っておきましょう。
自分では完璧にやっていると思っているかもしれませんが、客観的にみるとおっちょこちょいミスがあることがあります。
就活中、転職活動中の皆さんが、効果的だと思って繰り返し使う職を探すテクニックがあります。
これは諸刃の剣であり、邪魔をする可能性もあるので、ハイリスクハイリターンだということを理解してください。
憧れの市議とに少しでも近づくために、これは絶対しないほうがいいというものに限定をして、4つのポイントに絞ってお話をしていくことにしましょう。
その1:手当たり次第応募をする
仕事探しは数うちゃ当たると思われていることがよくあります。
履歴書を送れば送るほど、応募した先のどれからか連絡をもらえる可能性が高くなると思っていませんか?
私からいわせていただくと半分正解、半分間違いであるといえるでしょう。
なぜならたくさんの会社へ応募するということは、その会社のことや応募をするボジションについて、しっかりと調べていたり、応募先に合わせた履歴書を書きなおしたり、現在その会社に勤務している社員に連絡して、内情を聞くなど時間を取ることができないというのがあります。
もしそういうことをやっていると1日24時間では足りなくなってしまうことになります。
私の人材紹介会社で営業兼キャリアコンサルトをしていた時代に、とある求職者さんからいわれたことがありました。
「せっかくいろいろな企業を紹介してくれるのはいいのですが、その会社に合わせて戦略を練りたいので申し訳ありませんが、本当にあっている、応募してほしいという案件に絞ってもらうことはできますか?」という言葉でした。
その方は非常に転職に対して慎重な方であったことや同じような仕事で自分へ投資をしてくれる、自分がいままで経験してきたことをしっかりと浸透させてくれて、自分が成長できる企業を求めていました。
転職回数は1回で、超有名大学出身者だった。
今ではとある企業で人事役員をやっている人であるが、その人がいたからいまの自分がいるといっても過言ではない。
相手のことを思いやる気持ちがあり、営利目的ということを徹底しない営業スタイルを築いたのはこの頃だった。
同様に、同社が複数のポジションを募集じていると、面接官の判断や会社の判断によって、どのポジションであ採用されるかどうかわからないという応募者もいますが、これをやってしまうと応募先の企業に次の3つのメッセージを送ることになります。
1つ目が自分が何を望んでいるのかわかっていません。
2つ目が必死なのでどんなオファーでも受けます。
3つ目が各ポジションで求められているスキル、仕事内容を理解していない。
いずれのメッセージもネガティブなイメージを発信していることになります。
質より量を重視しよう
守備範囲を極端に広くして、なまはんかに自分に向いていると思う募集にいちいち応募をするより、まずは憧れの数社を厳選して、出来る限りその会社のことを調べ尽くしてください。
そして自分のスキルに適した募集があるときは、しっかりと時間をかけて応募職種を作成しましょう。
履歴書を箇条書きにして、いかに自分の経験がそのポジションに適しているのかを示したり、カバーレターをその募集に合わせたかたちで書いたりしましょう。
このアプローチは、同じ履歴書をあちこちに提出するより時間とエネルギーが必要にはなりますが、採用面接に進む可能性はグッと高くなります。
2:募集がでたとたんに応募をする
応募する会社のリストを絞ったら、その中の1社がちょうど自分のスキルとピッタリなポジションの広告を出したばかりです。
採用担当者が最初に目にする応募者になりたいと思って、大急ぎで書類を作成して、送信ボタンを押します。
自分がその仕事にどれだけワクワクしているかを伝えることだけでなく、送った書類が気に入られて自分以外の人との面接を設定する必要がないと感じるかもしれません。
しかし、これをしても有利になることはありません。
募集がでたら数日おいてから応募しよう
募集を出して1時間以内に受け取る応募書類は十中八九捨てることになるでしょう。
その理由としては、準備不足であるということが言えるからです。
スピードを最優先にすると、固有名詞を正しく書く、追加資料を添付するなど細かい点を見逃してしまうからです。
一度書いた書類を書きなおしたり、編集をして、必要事項が漏れなく記入されているようにし、最後には誰かに目を通してもらうことになると、最低数日は必要になります。
それぐらい時間をかけたほうがいいかもしれません。
きちんとした応募書類のほうが、早いだけで的を得ていないものよりいい物になります。
3:勝手に応募書類を送りつける
憧れの会社に務めている人たちにあって、自分の事を覚えてもらうのはいいことです。
その会社で働くことについてアドバイスをもらうのもいいでしょう。
でも、求められていないにも関わらず、「私の履歴書です。社内で私に向く仕事があれば何でも教えてください」と書いて、履歴書を送りつけるのは、必ずしも得策ではありません。
確かに、万に一つの可能性でその会社に空位があり、あなたがそのポジションで求められている条件にあったとしましょう。
でもあなたが送りつけた履歴書を呼んで、社内に適当なポジションに空席がないかチェックしたり、紹介してくれる、あなたに尽くしてくれる、都合のより知り合いを社内につくろうとしているのかのように受け取られる可能性があります。
普通に応募をしたあとで、知り合いに応募したことを知らせよう
応募する前に、その会社にいる知り合いからアドバイスを求めることはいいことだと思います。
そして、その人があなたの履歴書を預かってしかるべきてところにまわしてくれたり、推薦をしてくれるなら、それは最高にすばらしいことです。
しかし、相手が必ずしもしてくれるとは限りません。
他の応募者同様に応募の準備をすることを考えましょう。
その会社の採用ページ、広告を見て応募書類を揃えたうえで応募をするようにしましょう。
4:応募資格を満たしていないのに応募をする
履歴書と職務経歴書は作ることができるため、身の丈にあっていないことが多くあります。
面接する側からいわせていただくと、時間の無駄になったという印象が大きくなります。
そして、他部署を巻き込んで採用をする際にもいろいろと採用に対してクレームになることもしばしばあります。
誤解しないようにしてほしいのですが、誰でも少しは背伸びして求人に応募をするべきだと思います。
達成可能な目標をもつことはいいことですし、思っているより、実は資格があるかもしれません。
そしてしっかりと準備を仕手少しばかり運が向いてきたら、採用面接に進むことができると思います。
でもほんのすこし背伸びをしなければならない仕事に応募をすることと、
一度もしたことがない仕事に応募をすることはまったく違うということを理解してください。
例えば、職務経験が浅い人がマネージャー職、リーダー職という束ねる仕事に応募をしたり、
こんな仕事をしてみたいということで、エグゼクティブ職に応募をするのはどうでしょう。
こういうことをする人は、情熱とできの良い応募書類が整えば経験不足を乗り越えられると考えますが、
ほとんどの人事は無理だと判断をすることになるでしょう。
身の丈にあった仕事に的を絞る
繰り返しになりますが、あなたの現在のスキルと経験レベルにうまく釣り合うポジションに応募することが、時間の短縮にもつながりますし、成功率もグッと上がることになります。
そのポジションに求められる要件にあったモノに応募をしていくことをオススメします。
キャリアセンターの先生や人材紹介会社のキャリアコンサルタントに相談をしてみるのも方法ですし、もしあなたの知り合いから人事担当者を紹介してもらえるのであれば、弱いつながりをつかって、人事がどういうところを見ているのかという視点をみてもらうというのも一つの方法です。
募集が出ているポジションに直接応募する代わりに、思い切って応募書類をその会社に送ってみましょう。
目を引いたそのポジションはあなたよりキャリアが上の人を対象としてくれるかもしれませんが、あなたがそのポジションにどれだけ興味があるのかを説明して、その部署に、別のポジションがあっても入りたいという事をしっかりと伝えることが必要です。
こうした職探しのテクニックは誠心誠意を持って実践すべきだと考えます。
必ず採用担当者の立場からアプローチをするようにしてみましょう。
やみくもに、多数の求人に応募することや、自分の身の丈以上のポジションを狙ったり、他人が就職の助けになってくれる事を期待しすぎると、望むような結果にはならないでしょう。
ここで紹介した解決策を実践してみると、採用面接につながる確率がグッと上がってくるでしょう。
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