知っている人がコッソリ実践している⁉仕事ができる人の10のルール
ずっと根底にあるもの
エージェント時代に知り合いの人が独立された時にもらったノートが出てきました。
今振り返ると率直に今でも続けていることが書かれていたことがびっくりしました。
多分、その頃の自分を見て、若かりし頃と重なったんでしょうね。
そのノートを見た時には無意識にそのことを実践していると感じました。
今となっては超がつくお宝のノートともいえるでしょう。
本当にいろいろな人に迷惑をかけまくっていることを実感しました。
この人がいなかったら、ヒューマンリソースの業界でやることも無かったし、何をやっていたか今では想像もつかないのが現状です。
この人との出会いがあったからこそ、続けられているのかもしれません。
本当に基本的なことではありますが、この言葉は手帖の最初のページに貼り付けておこうと思います。
1:繰り返しこそが成功への近道
最近では直ぐに結果を求められるため、コツコツ地道な努力をしている人が少ないように思います。
ノウハウを吸収するのはいいのですが、そこから先の自分の仕事に関連付けて変化をさせる人がいない。
勉強したつもりという人が多い。わかったつもり、やったつもり、できるつもりはいけないということ。
一番危険なのがそのつもりという気持ちが油断をうみ、成長を止めてしまうということに気づいていない人が多い。
他人に嫌われることや自分の軸を曲げてしまい妥協の産物になるのはよくない。
最後に信じるのは自分自身であり、才能があってもぱっとしない人もいる。
才能があるという恵まれた状況に気づいているのであれば、自信を持てるように根拠を見つけたり、努力をし続けることで、その才能を何倍にも変化することができるということ。
自分のスタイルに近い方法をやっている人について、仕事のやり方、事業のやり方を徹底的にパクることを忘れてはいけない。
努力と手段を見誤ってはいけないけど、正しい方向で正しい努力をする必要はある。
それは人それぞれのやり方があるけど、成功者のやり方を真似することで自信をもてるようになる。
2:大切な人のために一生懸命になる
これはいろいろな意味が含まれています。
家族であり、パートナーであり、お客様であったり、社内の人であったり、チームメンバーかもしれません。
それは人それぞれの立場や考え方があるので、仕事とプライベートのどちらに優先順位をつけるかで変わる。
仕事に優先順位をつけるのであれば、お客様、チームメンバー、社内の関係者などとなるだろう。
相手の期待値を正確に見ぬくことで次の一手が打てるわけですが、コミュニケーションを密に取らないといけない。
最近ではメールやソーシャルネットが発展しているからそれで終わりという人が増えているけど、やっぱり顔を合わせての打ち合わせが一番理解できる手段であることに気づいた。
メールやソーシャルネットの場合、受け手の理解力が問題になる。
Aという意味合いで話をしていても、相手がBととってしまうと誤解が生じる。
それに気づかないでミスを犯すことが最近増えているからだ。
納期ギリギリでBという見解を出されても、こちらはAということなんでというと、納期がないので無理ですという人が増えているのが現状だ。
コミュニケーションをしっかり取れれば、信頼関係がしっかり作れて、仕事がうまくまわる形に持ち込むことができる。
そうして相手の期待値を超えることができれば次に繋がる。
日本人の特徴ですが、誰かのために一生懸命になることができるのであれば、それがプロとして、仕事人としての役目ではないかと考えるようになった。
3:すべてを失う覚悟でやる
これは腹を括っているかどうかということである。
スポーツをやっていた人ならわかると思いますが、ここぞという勝負どころで力を発揮できるかどうか。
これってメンタル的なことであり、精神論や根性論という人もいるかもしれないけど、自分に隙をつくってしまうと、流れを失うことになり負けることになる。
最後に信じるのは自分自身なのだから、これで負けてもしょうがない。
やれることは全てやってきた。ここで出しきれる力を出そうと腹を括った時は、いい結果が生まれる。
ここでこうなると辛いと考えてしまったり、失敗することにビビっていたら、いつもどおりのプレーができなくなってしまって、批判の的になることもよくある。
あの時こうしておけばよかったというように後悔をするぐらいであれば、
なぜその時に死に物狂いでやらなかったのか、すべてを失ってもいいという覚悟が、できていなかったのではないかと後悔することでは、自分の準備不足であると考える時期もあった。
こころとからだが一致していないと最高のパフォーマンスを発揮することができないのと、そうするためには自分を信じて、覚悟を決めてやらなきゃいけないことがあるということに気づいた瞬間でもある。
4:応援してくれる人の存在を知る
これは最近特に身にしみることが多くあります。
研修やセミナー等で話をするときに、「いつもブログを見ています」とか
「いろいろな情報が流れてくるから勉強になります」とかいろいろと話しを作るきっかけになる。
応援をしてくれる人の存在というのは本当に原動力になる。
相手の期待を裏切らないようにちゃんとしなきゃいけないと自分を律することにもなるけど、そういう人たちがいるからやり続けることができるというのも事実。
毎日、コツコツ更新をしていれば、専門家として認識をされるようになり、それから色々なつながりができるようになるのは事実である。
自分が楽しんでやっていることが伝わると、ワクワクが伝染していくことになるし、考えるきっかけになってくれるのは嬉しいことです。
5:自分をごまかさない
自分をごまかしても意味が無いし、嘘をついてしまえでその嘘の上にまた嘘を塗るからきりがない。
そしてメッキのように剥がれ落ちてしまった時に、人が去っていくことをいろいろな人を見て学んだ。
日本語って本音と建前があるから、どうしても裏を呼んでしまう悪い癖がついてしまったのもこの頃だな。
最後に信じるのは自分自身なのだから、自分に嘘をついては意味がない。
そんなことをしていたら、自分が作り上げたキャラクターが一人歩きしてしまって、そのギャップにさいなまれることになるのであれば、自分自身をそのまま出せばいいと感じる。
人見知りのほうが信頼感を得ることができることが多いのは事実。
例えるならマーク屋の番手勝負が得意なタイプだけに、自力、地脚を持っているというよりかは、一瞬のキレる脚を持っているタイプ。
勝負どころで仕事をしながら、前を交わすチャンスを伺う戦法が多い。
裏方気質だけだからこそ、先頭を走りたがらないというのが特徴かも知れない。
6:ちゃんと叱ってくれる人をもつ
これは自分と相性がいい人で、ちゃんと理解をしてくれる人を探そう。
トリセツなしでも自分のことをちゃんと理解してくれて、思考性などもわかってくれている人なら、素直に叱ってくれる人が言ったことはすんなりと腹落ちをする。
利害関係がある、なしは関係ないし、年齢が上だろうが下だろうが関係ない。
お互いに尊敬をすることができるのであれば、それで成立する関係である。
常に心配してくれる人がそばにいて、しっかり叱ってくれる人がいるのはいいことです。
年を重ねていくとこういう人がいなくなってしまうことがよくあります。
それは関係性が無くなってしまったりすることが多いのですが、こういう人は本当に貴重な存在なので、しっかりとコミュニケーションをとっておきましょう。
7:目の前にある目標をしっかり立てる
目標を決めたからといって、変えてはいけないというルールはないので、自分の周期で反省をすることをしながら、軌道修正をしていくことが必要です。
目標のたてかたは、年次、半年、3ヶ月、1ヶ月、1週間、1日というようにブレイクダウンをしていくことが必要。
大きな目標、中くらいの目標、小さい目標というようにゴールから逆算をしながら、目標を細かく分解するところから始まる。
チョット無理をすれば届くぐらいの目標をクリアしていくことによって自信をもつことができる。
できないような大きな目標へ近づいていることが実感できるように設定をするのが難しい。
軌道修正の際にはゴールと期間の変更はしないけど、内容を変更することは可能である。
ゴールと期間を変更してしまうと、自分自身を騙すことになるし、それは仕事でも同じだと思う。
仕事でも自分が今やらなきゃいけない仕事に力を入れてやってみたり、あえて予定調和を壊してみたりして、自分にしかできないやり方で仕事をしてみると、つまらない仕事も楽しく出来るようになるから不思議である。
しっかりとした目標を持ってやることによってそれがプレッシャーとなり、潰れてしまうかもしれないけど、それなら成功はしないだろう。
そのプレッシャーを楽しめるようになると、まだまだ上へ成長していくことができる。
忘れちゃいけないのが素直さと謙虚さである。
年を重ねていくと強情、意固地という言葉があるように柔軟性がなくなり、人の意見を素直に聞けなくなり、謙虚さがなくなってしまう。
これだけは肝に銘じておかないと人間関係が崩壊してしまうだろう。
8:やればできると信じる
何事もやってみないと結果が得られない。
はじめから諦めるのであれば、不戦敗になるだけであって、勝敗がきちんと分かることはない。
自分を守りたいというのはよくわかるけど、常に戦っているのが社会だろう。
私が20代後半から使わなくなったのが、「できない、やれない、無理」という言葉です。
この言葉を使うのは自分の経験と思い込み、先入観と決め付けが判断材料になるから。
絶対無理だと言われていても、自分ができると思ったことはトコトンチャレンジするようになった。
失敗してみないとわからないことって意外にも多くある。
人に殴られたら痛みを感じる。なぜそうなったのか原因を考える。
殴られないようにするためにはどうしたらいいかを必死で考える。
そうすることによっていい結果になることがわかるからである。
人の痛みがわかるのであれば、手加減をすることもできるし、見て見ぬふりをすることもできる。
鈍感力というもの必要だ。これがなければうまく立ちまわることができなくなるから不思議だ。
目の前にあることや自分が苦手なことに対しては積極的に挑戦することを忘れないようにしないといけない。
9:決して諦めない
最後の最後まで全力投球をするということ。諦めた瞬間にそこで終了する。
諦めないことで本気で知恵を絞り行動をすることができるから、チャンスになることも多くなる。
諦めないってことは意外に気持ちも大事だということはいろいろある。
月末だから売上が上がらないというのは、それまでの行動をしっかり反省をするのと、伏線を貼っていなかった自分が悪かったと自責にすることが出来れば、翌月の行動がおもいっきり変わっていくことになる。
他責にしているうちは、成長をしないということを教わったことも多かった。
自責にすることによって、どうすればいいのか、どうこうどうすればいいのか、自ら動くことができるようになってくるから不思議である。
10:簡単に変わったと思うな
何かできるようになると、自分がスーパーマンになったような気がして浮かれてしまう。
そうではないということを教えてもらったことがあった。
「仕事はひとりでやっているわけじゃない。常にサポート役がいるからできるんだ」という言葉。
調子に乗って天狗になると、足元をすくわれてしまうということでもある。
スピードが早いだけに、その時は大成功かもしれないけど、すぐに陳腐化してしまうことになるから、つねに磨きをかけておく必要があるということ。
完成形はないのだから、常にやり続けることが必要である。
成功した時こそいろいろな人への感謝を忘れずにいなければいけない。
人は3ヶ月あれば変わることができるけど、みせる角度を変えるだけ。
本当に変わるのは数年かかるということがわかっているから、やり続ける必要があるのだと肝に銘じておかないといけない。