知らないとヤバい⁉自分のキャリアに向かうための哲学的対話をする4つのポイント
たった一回やらかしただけではしごが外れる!?
最近増えている相談の1つのテーマであり、失敗を恐れるあまりはじめの一歩を踏み出すことができず、モコモコしている人が多くなっています。
話を聞いてみるとよく分かるのですが、失敗を恐れるあまりに完璧を目指してしまってタイミングを失っていることもよくあります。
完璧を求めるあまりにいろいろな情報や知識を手に入れて、リスクを減らそうとしているのはよくわかりますが、実際に体験をしてみないとわからないことも多くあります。
知識のメタボリックになってしまうと、評論家や批判家になりやすく、できない上にできるようなことをいってしまったり、反対をするケースも多く、価値観を押しつけてきてしまうから厄介な存在になってしまうケースも多くなっている。
完璧を求めてから始ようとする人が多いのですが、その間にいろいろな問題が発生をすることになり、モチベーションも下がってしまう。
計画性はあるけれど、セコセコ動いている人は強いし発言力も持っていることが多い。
川の上流では大きな岩であるけれど、川を下ってくるうちにいろいろな生涯を乗り越えて、海に着く頃には小さな石になっていたり、砂に近いかたちになっているだろう。
それと同じようにいろいろな人と摩擦を起こしながらも問題解決をしながらすすんでくるため、行動力もあるし、発言力もあるし、社内の信用預金もガッチリ確保をしているケースが多い。
失敗をしないように緻密に綿密に計画を立てたとしても、そのとおりに行くことはほとんどなくなってしまう。
いろいろなところで問題が発生してしまい、抵抗勢力や社内の政治家社員と戦って、自分がやりたいことを押し通していることが多い。
最短距離でゴールを目指すことが美学かもしれないけれど、失敗しても失敗したではなく、こういう考え方もあるのかという柔軟性と発想力を持ち合わせていれば、すぐに軌道修正をすることができるだろう。
何か変える力を持っていないけど…ビビりながら生きている!?
正義を通すことで多数派になりたいのはよく分かるけど、それでは何も現状を打破しようとはしていない。
上司や上層部の顔色を伺いながら仕事をすることが多くなっている。
リモートワークになり管理職が勘違いしてしまったことによって、リモートハラスメントという現象も起きてしまった。
働き方改革をススメていくところで、コロナショックが発生してしたため、強制的にリモートワークへ切り替わったことが原因であるけれど、リモートワークになって、有能な管理職と無能な管理職があぶり出されたことは間違いない。
コロナショックの影響で売上が下がり、大幅赤字を計上する企業が多くなる中、新型リストラが敢行されるのは時間の問題だろう。
2020年冬のボーナスカット、あぶり出された社員はリストラの名簿に名前が載ってしまうと、追い出し部屋や強制的な人事異動によって代謝をさせようと必死になる企業が増えるだろう。
それと同時に、新卒採用をストップして未来へのリストラとして数年間は採用停止ということも検討されている。
こうなると弱いものが更に弱いものを叩く時代へ戻ってしまうことになる。
ブラックに限りなくグレーだということもホワイトであるという、思考停止状態になり、目に見えない恐怖と戦うことになり、価値観を押しつけたり、自分の成功体験を押しつけてくることによって、部下がついてこなくなる。
情報過多!?情報をカスタマイズする時代
IT断捨離という言葉があったり、つながらない権利という言葉があるように、スマホ1台持っていれば、地図も本も音楽も写真も取れてしまう時代。
それに電話、パソコンの機能がついて、SNSやyoutubeを移動中に見ている人やメールに返信をしている人などいろいろな人がいます。
情報が過多になってしまったため、真偽を疑わずにみんながシェアをしているからシェアをしてしまったことによってデマを流してしまう可能性がある。
コロナショックのときもトイレットペーパー事件があったりしましたが、手軽に情報を手に入れられる反面、シェアをする際には本当であるかどうかを確認した後、拡散をしないといけない時代になってしまいました。
例えば起業をしようとしたときに、評論家、批判家のポジションを取る人たちは、「やめておけ!」の大合唱。
Google先生で色々調べれば、起業に関する情報がドッバーっと出てきて、どれを選ぶかで分かれる運命の分かれ道状態。
起業のために何かをしはじめていくと、評論家、批判家は「あーでもない!」「こーでもない!」「こうした方がもっといい!」などとガヤを入れてくる。
Google先生に聞いてみるとわからず、高額なセミナーに参加をして、お金だけを取られてしまって、残るのは借金だけ。
わからなければわからないなりに自分でもがいた上で、信頼できる専門家に相談をしてみることも一つの方法です。
信頼できない人に相談をしても時間の無駄になりますし、怪しいと思った瞬間、こころの中で閉店ガラガラ。
その瞬間から新しい情報については入ってこない。
YESorNO、対立構造で空気を読んで気配のシェア
ブラック企業という言葉の反対がホワイト企業という人もいますが、企業についてはブラック企業の要素が山盛りであり、ホワイト企業って言われる企業が少ないのが現状。
なぜなら、人が不平、不満に思うことを完全に潰している企業というのはないからだ。
人それぞれの尺度があり、企業には企業なりの尺度がある。
それが100%合致しているということはまずないからだ。
新卒入社した会社で1社しか経験をしていなければ、「この会社の文化は素晴らしく、時代に合わせて変化をしているから」と信じているから。
また、数社転職をしている人は「この会社はここが良かった!あの会社はあそこが良かった!」と評論家、批判家になってしまう人が9割いる。
転職をするということは社内の信用預金もゼロリセット、信頼関係もゼロリセット、相手の期待値を超えないと「アイツを採用して損をしたなぁ〜」と思われてしまうリスクがあるということ。
それを勘違いしてしまうと、「私はこれだけ仕事ができる人間なんです。」「御社でもすぐに結果を残せるので安心してください!」という実力以上に自分を見せたがり屋が増えているのは事実。
仕事はチーム制、個人戦ではないということ。
チームで信用を得てレギュラーを取るまでにそのちっちゃいプライドが邪魔をしてしまう。
こんなはずじゃなかった〜と思ったとしても時既に遅し。
これから必要とされると力は、環境適応能力はもちろんですが、変幻自在の仕事スタイル、素直さと謙虚さを持って、目の前にある仕事に対して全力投球をすること。
そうすることでチームで信用、信頼をすることができるようになり、社内の信用預金も高くなってくることになります。
いつやるの!?今でしょ!
完璧を求めていたらいつになるかわかりません。
不安というボールを持ったまま、前へ進まないと何も始まりません。
不安がなくなるわけはありませんし、みんな何らかの不安を抱えながら戦っています。
よくあるのが、「お金が貯まったらやります!」「仕事が落ち着いたらやります!」「余裕ができたらやります!」という人がいますが、そういうことをいっていたら、チャンスを逃してしまうのということ。
やらない後悔よりやって後悔したほうが原体験を積める分、プラスになるわけで、モコモコチャンスを伺っていると、チャンスの神様を捕まえることはできない。
完璧って思っていたとしても、実際にやってみていろいろな問題が発生することになるわけですし、あーでもない!こーでもない!と言いながらやってみて、また修正を加えて、より良くしていけばいいのに、失敗に対する恐怖や周りの目を気にしてしまって、モコモコしてしまうことチャンスを知らずしらずのうちに見逃してしまう。
これからの時代は試合にで続けて、スタメンをはって頑張る時代です。
こいつにかなわないという後輩がでてきたら潔くそのポジションを譲る時代なんです。
肩書に固執してしまって、逃げ切ろうという人たちもいますが、コロナショック以降のリストラの対象になってしまうでしょう。
会社に貢献することができない管理職はその席を早く若手に譲ってください。
組織には新陳代謝が必要であり、新陳代謝をしない組織は老害化してしまって、出世の大名行列ができている。
離職率が10〜20%は正常な組織であると言えるでしょう。
10%以下は新陳代謝がうまくいっておらず、組織の硬直化がすすんでいる可能性があり、20%を超えると危険水域、30%以上になると組織が崩壊しかねないのが現状です。
規定演技と自由演技
ここでいう規定演技とは、会社が求めている役割をきっちりとできる人のことであり、役割を与えることでのびのびとする人のことを示します。
自由演技とは、会社からの役割をはみだしていく力を持っている人のことを示します。
役割を与えることも必要なのですが、個性を生かしてはみ出す力を持っている人がイノベーションを起こしやすくなっているのは事実です。
どんなボールでも返せる人もいれば、これしか返せない人もいるので、管理職は特にその人の長所短所をしっかりと見極めてほしい。
長所を最大限に伸ばして、才能を開花させることはもちろんですが、どういう役割を与えでどうしてほしいのかをしっかりと伝えることが必要です。
伝え方については対面で伝えるのか、誰かを使って伝えるのか、文章で伝えるのか、電話で伝えるのかなどいろいろの手段と方法があり、丁寧に腹おちをするように伝える必要があります。
特徴をしっかりとつかんで、伝え方を間違えないようにしないと、ハレーションが起きやすくなりますし、退職の連鎖が生まれてしまうので、注意が必要になるでしょう。