本当は教えたくない⁉好かれる上司、嫌われる上司の7つの差って⁉
上司次第で才能が開花する⁉つぶされる⁉
あなたの上司で部下から応援されたいと思うなら、「まず、自分自身が部下を支援することからはじめましょう」と言い続けています。
「上司が積極的にかかわろうとして、自分を信用してくれているんだ。だから、私も上司をサポートしたい」という気持ちが生まれるからだ。
上司が率先垂範で、部下のことを信頼したり、発言を尊重する小尾tができるようになると、絆が生まれて、好ましい感情が部下の心に生まれるからである。
この循環が生まれ始めたら、上司のミッションである「部下を率いて成果を達成させる」ことができるようになっていく。
上司である私に対して、従えばいいという横柄な上司は居場所を失っていくことになり、リストラの名簿に名前が載ってしまうだろう。
具体的には、ビジョンを掲げて、それを実現するために、部下を能動的に取り組ませることが容易にできるようになる。
上司は結果の全責任を負うことになり、部下のやる気を引き出すのも必要だ。
応援したくなる上司の条件
よくあるのが、「前例がないから…」「うちの会社はそこまで…」と部下からの提案や進言について、否定的になってしまうこと。
責任を取りたくないということが見えてきてしまうと、この人のためになんとかやろうという気持ちにならず、不信感が強まっていく傾向が高い。
やってみなければ結果はわかりませんし、大惨敗する結果なら責任を取らなきゃいけないし、そうならないためには部下をサポートするのが、管理職の役割であることを忘れてしまっている。
逆に、部下が応援したくなる上司の3条件は次の通り。
1:進む方向をはっきり示してくれる
2:仕事の依頼についてメリットを教えてくれる
3:相談やトラブルについて、全力でかかわってくれる
ピンチを救ってくれたということは、部下にとってはこの人のためにちゃんとしなきゃいけないという気持ちが生まれやすい。
逆に管理職が偉いんだ、俺の指示を聞けんのかという上司については、ハラスメントに抵触する可能性もあり、部下からのハレーションも起こりやすく、クーデターになりやすいのが組織の理論でもある。
1:方向性を示す
部下が能動的に動けるように、上司やリーダーは部署やチームが目指すべき方向をしっかり示すことが求められる。
アマゾンのように「地球上でもっとも豊富な品揃え」はわかりやすいビジョンを示す例としてよく使われるが、身近な目標でも構わない。
業界NO1を目指す!日本一を目指す!だけでは具体的なビジョンではないので、もっと鮮明にわかりやすく、簡潔に掲げる必要がある。
2:朝令暮改を恐れてはいけない
ビジョンにぶら下がる具体的な「行動指針」などの決定事項は大切ですが、固執してはいけない。
日々変わる状況はもちろんですが、環境も日々刻々と変わっていくので、必要と判断をしたら、躊躇なく方向転換をするようにしましょう。
客観的な根拠を添えて説明をすることができれば、部下も賛同して助けてくれることが多い。
ここをあいまいにしたり、説明をしないなどをしてしまうと信用問題になってくるので気をつけたいところ。
すでに動いていると様子を見ていると、動かない上司としてラベリングをされてしまう可能性がある。
一貫性を保ちつつ、必要なら即変更も可能であることはもちろんですが、変更する際には必ず説明責任を負うことになることになるので、客観的な根拠を示して、自力で動けるようにする。
最後は自分が決めるという意思表示をしておく必要がある。
どちらでもいいというあいまいな判断は絶対にやってはいけない。
3:部下にとってのメリットを伝える
仕事を任せるとき、一方的な指示では部下は動かない。
部下のメリットや相手への期待を伝えて「依頼」することがポイント。
例えば、〇〇さんには、早く管理職として活躍をしてほしいんだよね。その訓練もかねて、この仕事をやってほしいんだよね。
この仕事は〇〇さんの将来のキャリアの目標に近い仕事だから、キャリアアップができるから引き受けてもらえないかな⁉
というように、部下の少し先の現実的な目標や強く望む将来像にひもづけて説明をすることで部下の「この仕事を自分が担当する理由」についても納得感が増して、腹おちをしたら、仕事の質が上がっていくことになるだろう。
会社や上司の論理だけでは部下は動かないし、部下の納得感は仕事の質に影響をすることになるので気を付けなければならない。
部下に自分の仕事であるということを理解させて能動的にう説いてもらうためには、細かい指示を出さずに見守る勇気も必要である。
4:矢面に立つという腹をくくる覚悟
部下がトラブルを抱えた時には、「すべてを我が事として受け止める」ことはもちろんですが、「愚痴を一言も漏らさない」など、ここまで厳しい姿勢を求められるのは「少しでも逃げているように見えてしまうと、部下の心は離れていくこと」がある。
上司が積極的にかかわろうとすれば、部下はいつでも自分が上司を支えようという気持ちになる。
最近の管理職はこれが足りない部分である。
なにかあると他責施行になり、手柄が上がると自分のものにしがちである。
これでは部下が逃げていくのは理解できる。
手柄についてはメンバーのおかげでという気持ちがないと、人はついてこないから。
5:褒めるときは具体的に褒める
部下は自分の価値を認めてもらうと、組織や上司にもっと貢献をしようと考えるようになってくる。
しかし褒める言葉を「いいね」「よかった」「ありがとう」だけでは部下に表面的でおざなりな印象を与えてしまうので注意が必要。
感謝、感動、尊敬を意識してその場で具体的に褒めると部下の心に響きやすい。
例えば褒める際にこのように伝えてみよう。
感謝→「本当に助かったよ!ありがとう!〇〇さんのアシストがなければ、商談が成立しなかったよ。」
感動→「本当にうれしいなぁ~!ここまでやってくれるとは思わなかったよ!先を読んでくれてありがとう。」
尊敬→「〇〇さんと同じキャリアのころは、そこまでできなかったなぁ~」
悪口は飲み込むようにしておかないと、自分も陰口を言われているかもしれないと部下に不信感を持たれるのを防ぐ役割があるのを忘れないでほしい。
6:部下のSOSはすぐやる
部下の相談に対しては常に寄り添う姿勢をとることを忘れないでほしい。
部下の信頼獲得や仕事の意欲に直結することになり、維持向上にもつながるから。
忙しいので後にしてほしいと思っても、部下の仕事は上司の仕事であるわけですから、すぐに時間をとるように心がけましょう。
後回しにすると、状態が悪化することもあり、収集がつかないことにもなり、信頼関係が崩壊するきっかけにもなるから。
部下のSOSについてはすぐに取り掛かる姿勢が必要である。
部下に積極的に相談することによって、頼られているという感じになり、やる気が上がっていくことになる。
7:部下は見ている⁉意識するべきいいクセ
上司やリーダーの行動は、本人が思っている以上に部下に見られている。
何時も不機嫌な表情を浮かべたり、ため息をついたりしていては、周りからの応援も得にくい。
「行動、ふるまい」と「感情」はついになっている。
ポジティブな言葉を使い、表情を明るくするだけで、気持ちが前向きになり、周囲にあたれる印象が良くなっていく。
人間ですから、機嫌が悪い時もあるのはもちろんですが、そういう時は「先にいっておくけど、今は機嫌が悪いんだよ」って冗談っぽくいうことにしてください。
ポジティブな人の周りに人が集まってくるので、できるだけ上機嫌でいるようにしましょう。
ため息をついたり、近寄りがたい雰囲気を出さないようにしてください。
部下は自分が原因か?と不安になりますから。