公務員試験チャレンジで陥りやすい罠
フリー面接トレーナーのnoriさんです✨
面接対策コーナー、略して【めんたいこ】始まるよ♪
昨日11/9、岡山県のノートルダム清心女子大学で、公務員試験希望者を対象にさせていただきました😃
「公務員試験にチャレンジする前に知っておいてほしいこと」と題した講義でした。
今回はそんな講義内容のポイントを共有したいと思います。
今日の【めんたいこ11】テーマ
心構え、計画をテーマにしたお話です。
タイトルに書いたように公務員試験を始めてチャレンジする方には、「罠」が待ち受けています。
私は常々思いますよ。
公務員試験を受ける方は、本当にチャレンジャーだと。
そんなチャレンジャーなみなさんが、がんばった結果、罠にハマって苦しむ姿を何人も見ています。
大学3年生、高校2年生であれば、まだまだこれからです!まずは要点だけでもおさえておいてください😊
大学のキャリアサポートセンターからご相談いただいた内容
この講義を受けるにあたり、大学側からこんな課題をもらいました。
これは、同大学様だけに限ったことではなく、
多くの学生さんに共通することです💦
学生から見た大人たちは、
確かに余計なお世話が多いかもしれませんし、
同じようなことを言っていると思いますが、やっぱり大事なことなんです😃
一つ一つ考えていきましょう
①目的意識を持とう
まず最初に。
「私は、なんで公務員になりたいんだっけ??」
と考えたことありますか??
もし無いなら、ぜひ考えておきましょう!
この話をしたら、こんな感じで学生さんの声が聞こえます😀
自分を動かすのは他人ではありません。
もしかしたら、親の影響で公務員を目指す方も少なくないと思います。
きっかけはそれでもいんですよ!
そこから先の自分自身の理由がほしいんです!
なんでもいいんです。
A 安定した生活、B 事務職したい、C 地元がいい、D 公務員でなければできない仕事 などなど
ありきたりなことからでもいいので、考えましょう。
一つだけではなく、複数持っていればいいと思います。特にDを見つけられたらいいですね。何か見つけてみましょう。
理由を書いておきます。
自分を動かすのは他人ではなく自分です。
長い長い公務員試験対策の中で、ポキッと心が折れることがあります。
この時、どれだけ自分を動かす動機を持っているかで、折れた心も元に戻ることができます。
自分を動かす自分のための志望動機を持ちましょう😊
②仕事をもっと知ろう
何をするかわかりにくいのが公務員。特に地方自治体の行政事務職は広範囲過ぎて携わる分野すらわかりません。
それにも関わらず、学生さんのイメージは「事務職」という、本当は広範囲な意味があるにも関わらず、偏ったイメージになっています。
企業就職をする人は、業界研究や企業研究を徹底して行います。(行うように指導を受けます)
一方で、公務員試験を受ける方は、自治体研究や仕事研究を疎かにしがちです。
理由は、一つ目は、筆記試験が忙しすぎて対応できない。
二つ目は、企業と比べて、自治体は情報発信の場である説明会の開催が極めて少ない。ナビサイトなど、学生が気軽に見れる情報媒体に出ていないことが多数。(その代わりにSNSでの情報発信が多い)などが考えられます。
三つ目、インターンシップ等の機会も少ないため、直接話したり体験する機会が得られにくい。
なので、みなさんが「やっていない」というだけの理由でもありません。
でも言い訳はできません。情報が少ない中でも積極的に理解していかなければならないのが大変です💦
③人物試験を疎かにしないで
公務員試験は、まず筆記試験から始まります。
大学受験を経験した人なら、あのしんどい受験勉強をもう一度・・・と、嘆いてしまいます。
多くの方が、筆記試験対策だけに囚われ、人物試験に手が回りません。
ここで一つお伝えしますが、
人物試験対策 = 面接練習 ではありません。
そもそも人物試験は集団討論もありますし、集団面接、個別面接など。そして、面接カードの準備などもあります。
面接対策はいつから始めればいいですか?
と昨日の講義の後で質問をもらいました。
答えは、「今から始めてもいいんです」です!
ただし、今現時点では、筆記試験が中心で良いと思います。
9対1くらいの感覚でもOK。
大切なことは、人物試験対策時間も計画に入れ込むこと!
④就職活動を全体的に見渡してみよう
公務員試験を受ける方の中には、例えば、岡山市一本でいく!!と固く心に決めて、一心不乱に勉強したけど、結果は不合格😧という話は、決して少数ではありません😱
①目的意識を持とう
②仕事をもっと知ろう
のを考えた結果、民間、つまり企業就職も視野に入れてもおかしくない人もいるはずです。
根拠の無い決めつけをして、「私には民間は無理。だから公務員」のような考えに固執する人ほど、後半に後悔しているようです😧
というのも、公務員試験を受ける人は、企業就職と比べて圧倒的に少数派です!
大学生であれば、4年生の5月ごろになると半分以上の学生がどこかしらの企業の内定を持っていてもおかしくありません🥶
そうなるとさ。焦るよ💦
企業を受けなくても、市町村の併願は考えておくことは必須です。
公務員試験の結果が出揃うのは、企業と比べても遅いです。まわりが決まっていくなかで、自分だけ決まらないと感じて、途中から企業を受け出しても、希望の職種や企業は募集がないかもしれません😵
公務員試験のスケジュールだけでなく、全体のスケジュールを押さえておくことで、計画的な行動がとれます。
企業の採用スケジュールと公務員試験のスケジュールを合わせた簡易版のスケジュール表を作ってあるので、よかったらダウンロードしてみてください。
学部によっては実習や、そして、後半になれば卒論も控えているはずです!
学校のスケジュールもあわせて確認しておきましょう!!
ダウンロードはこちらから
(公務員試験・企業就職活動(スケジュール表))
最後に
今回は脅かすような内容でしたが、公務員の人物試験対策を始めて200人以上の方を見て感じる共通点です。
先輩の苦しみを勉強材料にさせてもらい、最後の学年を楽しかった!頑張った!と胸を張れるように、一緒にがんばりましょー👍
それじゃあまたね( ´∀`)/~~