いったん距離をとる、という選択
いつもは、キャリアコンサルタント試験及びキャリアコンサルティング技能検定についての発信をしておりますが、今日は私がとあるコミュニティーを先月末で卒業した話をさせていただきます。おつきあいいただけると、幸いです。
そのコミュニティーには、昨年3月に入会しました。同じタイミングで個人での活動を開始した私にとって、そのコミュニティーの存在は、大変心強くてありがたい環境でした。
起業活動のノウハウもたくさん学べましたし、私と同じく何にもないところから活動開始した仲間もたくさんいましたし、一方でずっとビジネスステージの高い方もたくさんいて、刺激も夢もあったからです。
最初に一括でお支払いして、一定期間終了後は月謝をお支払いして所属していました。
「ずっとここに居続けるんだろうなぁ」
と漠然と思っていたのですが、昨年末あたりからその気持ちに変化が訪れるようになりました。
月謝のお支払いを開始した当初は、
「毎月こんな金額でここにいられるなんて!!!」
と思っていたのですが、徐々に
「毎月この金額だから居てる」
に気持ちが変化してきたのです。
大切な友人にもオススメしたいくらい、とてもいい環境でもあったので、数ヶ月悩みましたが、最終的に卒業を決意したのは、以下の3つの理由からでした。
1.あらたなノウハウも学んでも、今の私には消化しきれない、もっとこれまで学んだことを実践したい。
2.私は一人でもコツコツ継続できそうだと気づけたから。
3.私は自分で決断・判断できると思えたから。
第30回のキャリアコンサルティング技能検定の申込締切が迫っていますね。
私のところにも、次回受検についてのご相談をお寄せいただくことがあるのですが、私には残念ながら決められませんし、私が決めるものではないと思っております。
先日別の記事にもしましたが、受検に求める結果も人それぞれだからです。
もし何らかの迷いがあるのであれば、受検自体の緊要度が高くないのであれば、いったんは受検を見送る、というのも一つと私は思っています。
見送ってみることで、「やっぱり次は受けたい!」と思うかもしれませんし、見送ったことで「今後の受検は控えよう」と思うのかもしれませんし、もっと他のことを考えるかもしれません。
続けることって美徳とされていますし、それも確かに大変重要だとは思っています。
ただ、それが「何となく」なのであれば、いったん距離をとってみるのもいいのではないでしょうか?
もし次回試験について受検するかしないか迷っている方は、どんな迷いがあるのかを書き出して整理してみることで、自己理解も深まると思うので、取り組んでみてほしいです。
「こんなことで迷うなんて」と思って自分を卑下する必要は一切ありません!
むしろ迷う自分に気づけたことが、今後のキャリアにも活きてくると思いますので、チャンスであり転機と捉えてほしいです。
迷い悩んだ末に決断されることを、心より応援しておりますね!
決断したら、その選択肢を正解にできるよう、一緒にがんばりましょう^^