【読書感想文】兄弟姉妹の心理学
私は一人っ子だから関係ない〜と思ってたけど
どうにも気になるので読んでみることに。
「なるほど」「そういうことだったのか」と
納得することがとても多かったです。
私はどうにも「周囲から浮いてる」と
感じることが多かったのだけど
一人っ子だと仕方がないらしい。
上(兄姉)も、下(弟妹)もいないから同年代と
どう接していいかわからないらしいのだ。
小さい頃から周囲は大人ばかりで
年の近い相手が身近にいない。
親からは「手のかからないいい子」になるけど
どうにも浮いた存在になりやすいみたいだ。
めちゃくちゃわかる。
年の離れた人とは普通に話せるけど
年が近い人はなんて言うのかな
宇宙人と話してるような気になるんだよね。
「え、ここでそう考えるの?」みたいな。
だけど私の場合、上(姉)の要素も含まれている。
母が精神的に脆い人だったから逆転現象が起きて
私が上(親、姉)で、母が下(子、妹)だったのだ。
精神的には。
あとは猫を小学生の頃飼い始めてからずっと
「妹」と思って接してきたから、余計かな。
ふと思い返してみたら、驚いた。
私が今まで友だちになってきた人って
ほとんどが妹なんだ!!!
しかも兄がいる人ばっかり!!!
以前、この本の著者である根本裕幸さんの
グループセッションに参加した際に
「マインドが長男だね」と言われたことがある。
つまり相手は私に兄を投影してたということか?
いやはや、驚きである…。
兄姉の人とは、なんて言うのかな
争おうとしちゃう感じ?
自分が上にいないと気が済まないみたいな。
この年になって、ようやく同世代の人と
馴染めない原因がわかるとはなぁ。
でもね、友だちは弟妹が多かったけど
付き合ってきた人はみんな兄だった。
だから上同士の争いになって
結果的にうまくいかなったんだろうなぁ、多分。
なんで兄ばかり選んできたんだろう??
不思議。憧れてたのかなぁ。
今度付き合う人は、弟の人にしてみようか。
次があればだけど(笑)
長年の疑問が払拭されてスッキリした。
職場の人との人間関係を考える時にも
兄弟姉妹のどのポジションの人なのかを知って
考えると、色々とわかりやすそうだ。
兄弟姉妹がいる人だけじゃなくて、一人っ子の人にも他人を理解するのに役立つ本でした!