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わかりあえない母と娘。

こんにちは。
心理カウンセラーの若桜みつきです。
(やっと名乗れるようになった…)


親に対して「私は苦しかった」と
伝えたことってありますか?

私は2回ほどあります。

1回目は高校生の時。
当時、自作のウェブサイトを公開していました。
(自作というところ、ひそかな自慢です!)

自分の体験や、苦しい感情を
書き殴って載せていました。

当初は近しい友人に読んでもらうだけでしたが
ある日苦しい思いが大爆発して
母に向かって「読んで!!」と叫び
載せていた記事を読ませたんです。


読んでいたその時
母がどんな表情を浮かべていたのかは
思い出せません。

けれど、読み終わったあとに
顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら
「ごめんね〜〜〜〜〜!!!!」と
私に縋り付いてきました。


その時の私がどんな思いを抱いたか。

「わかってもらえてよかった。」
「こんなに謝ってくれて嬉しい。」


違います。
そんなことはカケラも思えませんでした。


「違う!そうじゃない!!
 この人は何もわかってない!!!」

私の中の叫びはこうでした。
感じていたのは鮮烈な怒りだったんです。


私は
母を屈服させたかったわけでも
謝らせたかったわけでもなかった。

ただ『知って』ほしかった。

ただそれだけだった。

私に縋り付いて大声で泣き喚いていた母。

それはまるで私に許しを請うかのようであり
「私のため」の謝罪ではなく
「母自身のため」の謝罪のようでした。


2回目は8年くらい前だったかな。
当時はまだ母と一緒に暮らしていましたが
『共依存状態』から抜け出すべく
家を出ることを決心し
(といっても私名義の家ですが…)
母宛に手紙を書きました。

これまでずっと苦しかったこと。
これからの私たちの為に離れることが
必要だと思ったこと。

それを読んだ母は
「わかった」と言ってくれました。

「わかってくれた!伝えてよかった!」
そう思いました。

けれどそれから数日もしないうちに
「あんたは私を捨てるんだ」
「私は娘にまで裏切られた」
母はそんなことを言い始めました。

わかってもらえた!と
ほっとした後でしたから
その時の絶望感はひとしおでした。


今はもう母に何も伝える気はありません。

わかってほしいとも思いません。
わかってもらえるとも思いませんし…。

けれどそれは
諦めではなくて。

大切なのは
母にわかってもらうことではなくて
私が私をわかってあげることだったのだと
腑に落ちたから。

私が私を受け入れ続けたこと。
それが私を生き返らせることになったのです。

私は初めて『自分』の人生を生きています。
そして私はたぶん幸せなのです。


親に
伝えても
伝えなくても。
わかってもらえても
わかってもらえなくても。

自分が自分を受け入れてあげる。
ただそれだけで満たされちゃうのです。


いつも読んでくださってありがとうございます。
あなたがいつも愛に包まれていますように。
若桜みつき

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