天使からメールが届いた日

あれ、固定概念はずれた？

コロナが始まった２０２０年3月からここベルギーはロックダウン状態、ヨガスタジオは閉鎖されている。
お陰さまで１年以上毎日我が家でヨガ三昧。
これも天からのプレゼントだと、ありがたーくヨガの時間を楽しんでいる。
コロナ前はほとんど一日中ヨガスタジオへでかけていた毎日だったので、コロナ以降は移動する時間や労力の節約モードにスイッチが切り替わった。
こうやって移動もせず、家の外へもほとんど出ないでヨガを毎日定期的に継続していると、自分の体のちょっとした変化に敏感に気づくようになってくる。今は朝起きると自然と床に座って瞑想がやりたくなるので、瞑想をやるようになった。瞑想をしていると、今までは見ないようにして、気づかないふりをしていた自分の中に隠れていたモノたちが次々に顔を出して話しかけてくる。心も体も思考もリリース状態になって、宇宙モードに近づいたってことなのか？
この際だから、ここは大人しくして、自分の中に隠れてたいろんなモノ達の言いたいこと、主張の聞き役に徹している。
これがまた、楽しい時間なのだ。
この瞑想というのは実は以前は胡散臭いものと、頭の中で決めつけていたので、やる気にならなかった。こうして仕事に終われない日々が続くことで、自然とただ座る座禅というものをやり始めた自分に正直びっくりしている。

固定概念を外すというのは以外とできそうでできないのが人間なんだろう。

誰に言われたわけでもなく、何かの本を読んでやってみたいと思っていたわけでもない。
世間では瞑想がいいよーとか、マインドフルネスを受けたら人生が変わったとかいう話をよく耳にしていたけど、実際にやってみようと思わなかったのが正直なところ。
忙しくしすぎていたんだろうなあ。字が表してるみたいに心を亡くしていたということだ。
なんでも出会うべき時というものがある、無理強いをすればするほど、遠ざかって行くものなんだろう。