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Spreadyがオンラインカンファレンスを開催している理由

はじめましての方も、お久しぶりの方もこんにちは!Spready株式会社にてマーケティングを担当している堀井です。今回は、スー | EventHub マーケ さんにお誘いいただき、「イベントマーケティング Advent Calendar 2024」の3番手として執筆させていただくことになりました!

今回は、表題の通り弊社のオンラインカンファレンスについて書かせていただきます。(何年振りかのnoteです)

弊社では、2023年2月からこれまでに計4回のオンラインカンファレンスを開催してきました。結論から言うと、「とてもおすすめ!」な取り組みです。本記事では、どのような企業にオンラインカンファレンスが適しているのか、そして弊社が実施するに至った経緯についてご紹介します。

  • オンラインカンファレンスに興味があるマーケター

  • オンラインカンファレンスを検討しているマーケター

上記に該当する方には、ぜひお読みいただけると嬉しいです!


Spready株式会社とは

まずは、Spready株式会社について簡単にご紹介させていただきます。
Spready株式会社は、「日本のイノベーション創出事例をつくる。」を活動指針とし、新規事業開発を支援するさまざまなサービスを提供しています。

主力サービスとして、以下のソリューションを展開しています

  • 繋がれるインタビュープラットフォーム「Spready」:ユーザーインタビューの相手を探すことができるプラットフォームです。祖業であり、最も導入数が多いサービス。

  • アイデア発散を自動化するAIサービス「HASSAN」:人が行うと時間のかかる「知識と知識の組み合わせ」を、生成AIを活用して提供するサービスです。特に、製造業など社内に豊富なアセットを持つ企業におすすめです。

  • 新規事業伴走コンサルティング:新規事業開発に関する領域テーマの支援はもちろん、ユーザーインタビューへの同席など、「進め方が分からない」「なかなか進まない」といった課題を解決するコンサルティングサービスです。

私たちのサービスをご利用いただいている企業の約8割は、大手企業に所属する新規事業開発担当者の方々です。そのため、弊社ではマーケティング施策においても、大手企業の新規事業担当者の皆様に適切な情報をお届けし、支援できるよう日々取り組んでいます。

オンラインカンファレンス実施前のマーケティング施策

弊社では、大手企業の新規事業担当者の方々に弊社の存在を知っていただくため、ウェビナー施策に力を入れてきました。このウェビナーでは、1回の開催で100~200名の方々にコンスタントにご参加いただいています。

特徴的なのは、ウェビナーが自社サービス説明の場ではなく、大手企業で新規事業開発に取り組む担当者の方が、自社での新規事業開発のアプローチについて語る勉強会形式である点です。この形式により、参加者が実務に役立つ具体的な事例や考え方を学べる内容となっています。

毎回、多くの方にご参加いただける理由は、勉強会セミナーの内容が、大手企業の新規事業担当者の皆様が知りたい課題にマッチしているからだと考えています。

こうしたウェビナー施策を1年ほど実施したことで、Spraedyは徐々に認知を獲得しつつ、ターゲット層との接点を増やしてきました。

オンラインカンファレンスをはじめた理由

ウェビナー施策で一定の効果を得ることができた弊社では、さらなる認知拡大と接点数増加を目指し、展示会などの大規模イベントへの出展を検討しました。しかし、ここで大きな壁に直面しました。

新規事業開発の分野は検討当時、まだ発展途上の市場であり、また、参加対象がスタートアップ企業を含めたイベントは存在していたものの、大手企業に特化した大規模な展示会イベントが存在しませんでした。特に2〜3年前までは、新規事業開発というテーマのリアルイベント自体がほとんど見られない状況でした。そのため、イベント施策が効果的であると分かっていても、出展する機会がないという苦しい状況に陥りました。

存在しないなら自分たちでつくろう

しかし、裏を返せば「まだこのポジションのイベントが存在していない」ということは、「自分たちでつくるチャンスがある」ということです。
また、クライアント企業からも「他社の事例が聞きたい」「同じ課題を持った他社と繋がりたい」と言ったようなお声も多く頂戴しており、この領域でオンラインカンファレンスを立ち上げること自体に大きな社会的意義を感じておりました。

市場の成長率をモニタリングしており、新規事業開発市場が徐々に拡大していることをデータで把握しており、この市場が今後も伸びていくと確信していたこと、前述の通り、顧客からの声も頂戴しており、社会的な意義を感じていたことから、未開拓のポジションを確立するメリットが大きいと判断し、自ら大型カンファレンスを立ち上げる決断をしました。

NEXT Innovation Summitの誕生

イベント名を決める際には、Spreadyという社名を入れるかどうかを含め、さまざまな議論がありました。しかし、「新規事業開発領域のカンファレンスとして成長・確立させたい」という想いから、社名を切り離すことを選択しました。また、ただ話を聞くだけでなく、参加者同士が交流できる要素を取り入れたいという考えから、以下のようなオンラインカンファレンスを立ち上げました。

NEXT Innovation Summit
〜新規事業担当者のための学びと出会いが溢れる1日〜

※2024年11月に開催した第4回 NEXT Innovation SummitのイベントLP

結果的に大成功

企画当初の申し込み数は、初めての開催ということもあり1,000名を目標にして開始をしました。本当にいま振り返ってみると第1回目の開催は本当に手探りだったなと思います(懐かしい)

定量的な結果

NEXT Innovation Summitは開催初年度から大きな反響を得ました。

  • 申し込み人数:初回は2,300名となり、直近の第3回と第4回では3,000名を超える方々にご参加いただきました。

  • 満足度平均88%以上:参加者アンケートでは圧倒的な満足度を記録。

  • 参加者の6割が上場企業の役職者:想定しているターゲットの方にご参加いただけるようコンテンツ企画に力を入れております。

2024年11月に開催した第4回 NEXT Innovation Summitの参加者データ

定性的な結果

NEXT Innovation Summitを通じて、Spreadyの認知度向上だけでなく、ブランドイメージの強化にもつながりました。特に、「Spreadyのことは知らないけど、NEXT Innovation Summitは知っている」というお声を頂戴する機会増えました。

初対面の方からこのようなお話をいただける機会が増えたことは、個人的に非常に嬉しいです。数値的な成果以上に、ブランドとしての信頼感や存在感が高まったという定性的な成果が、私たちにとって大きな意味を持つと考えています。

最後に

オンラインカンファレンスは、「ニッチなターゲットセグメント」や「まだ未発達で展示会が存在しない市場」を持つ企業に特におすすめの施策です。
とはいえ、「本当に今、開催すべきなのか?」と迷う方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、ぜひお気軽に堀井までご連絡ください!開催の判断やアイデア出しの場として、ぜひお役立ていただければ幸いです。

堀井 X アカウント

あと、最後に2つ宣伝です!

イベントマーケター絶賛採用中!

現在、Spready株式会社はイベントマーケティングをより強化していくために、新たな仲間を募集しています。特に、

  • イベントマーケティングを牽引できる方

  • 新規事業開発の熱量を共有できる方

上記2点をお持ちの方と働けると嬉しいです。是非、ご興味をお待ちの方はご連絡ください。HERPのURLも掲載しておきます!

NEXT Innovation Summit のスポンサーも募集中

NEXT Innovation Summitを共に盛り上げてくださるパートナー企業も募集中です。スポンサーになることでどういったことができるのかなど興味ある方は是非一度お問い合わせいただけますと幸いです。
お問い合わせ先:next_innovation_summit@spready.co.jp


長い文章になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!イベントマーケティング Advent Calendar 2024を是非引き続きお楽しみください^^

明日は Sales Markerのみなみはら さんです!よろしくお願いします!

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堀井 大
いつの間にか社内で「キャプテン」と呼ばれている人間です。i-plugにてOfferBoxの法人向けマーケティングを担当。ただデブが筋トレにハマるが全く痩せずにさらなるデブにトランスフォームなう。

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