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JIMMY'S HALL
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昨日観た作品!!
この作品を観るに至った経緯は…
ブレイディみかこさんの本に感銘を受けたのはこちらの記事の通りなのだけど。
図書館で、ブレイディみかこさんの本を十冊借りてきた。
でも最近鬱気味なのもあり、
読書スイッチが入らないから、YouTubeでブレイディさんの動画などを観てたらスイッチ入らないかな〜と、関連動画も含め観ていて。
そしたら、脳科学者の茂木さんがブレイディさんの著書を紹介していて。
私がブレイディさんの本の惹かれたところのひとつは、the 社会の底辺!!という底辺を描いているところ。
底辺系は私元々読むの好きなのです(中村淳彦さんや鈴木大介さんや花房観音さんなど)(最近の映画で言うと「あんのこと」の世界観)
で、茂木さんが話している中で、
英国の底辺を描いている人といえば映画監督だとケン・ローチという方がいますけど…みたいな感じでちょろっと名前が出てきて。、
それでケン・ローチ監督に興味を持って。
最初に観たのは「わたしは、ダニエル・ブレイク」で、これはまさに私が観たかったような底辺世界を描いたものだった。
必要な社会的支援に繋がれず亡くなるおじいさんとその友達家族の話。
サブスクにいくつかケン・ローチ監督作品があったので、片っ端から観てみようと思って、次に観たのがこの作品。
この作品は、私が観たかったような現代英国の底辺世界を描いているものではなかった!
概要はこんな感じ。
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社会派作品であることは変わりないんだけど、時代がかなり前になるからか私は感情移入はしにくかったかな。
あと、アイルランドの歴史に疎いのもある。
当時のアイルランドでは、ジャズは新しくて保守的な人からはあまり好意的に受け入れられてなかったみたい。
音楽は、保守的な人たちからは伝統的なアイリッシュ音楽が薦められてた。
そんな中で「ジャズなんて…」って眉ひそめられる感じ。
でも、こんなふうに時の権力に反抗する話は嫌いじゃないから、最後まで観て良かった。
個人的な話で、私はオニールオブダブリンというキルトスカートのメーカーが好きなのだけど、
映画の中で、ホール(ジミーを取り巻く人たちの間で自由や学びの象徴みたいになっている場所)に出入りしていた人を咎めるために読み上げるシーンで、
オニールという苗字が何人かいたから、
「あ、オニールオブダブリン的な地域か!」と気づいた。
あと、どうやらダブリンというのは、地名みたい。
私の、アイルランドの知識はこの程度なのでこれを期にもう少し勉強してみるともっと楽しめる作品も増えるかもと思った。