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死と向き合う ─ 芭蕉「起きあがる菊ほのかなり水のあと」

新曲の歌詩を探している。

和歌や俳句など、かつて私が惹かれた「そこ」に私は立ち戻っているらしい。

随分ブレてしまった軸が本来の場所に戻っていっている。

それでいて、以前からは進んでいる。
↓こんな詩も書きましたわね~

すべて、すすむ。
戻ることはない。

──と言いつつ、今から私が書こうとしているのは、タイトルの芭蕉の句を歌詩とした過去作品のピアノ付き混声四部合唱曲である。

そして、過去の私のこととも関わっている。

死に対して親しみを感じる、自分だから書けた曲でもある。
そしてあの頃書いたこの曲に、芭蕉の句に、10年後の私がまた救われている。

残念ながら未発表曲のため音源や動画はない。楽譜しかない。
楽譜に興味がある方はまついまで。

まあ読んでおくんなせえ。

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