オチのない話をしてもいいだろうか
書き留めておきたいことがある。
書き始める。
途中で手が止まる。
自分に問う。
「オチは?」
「結論は?」
「で、結局、何が言いたいの?」
オチは、ない。
結論は、最初に書いた。
題名。
それこそが、いちばん言いたいこと。
じゃあ、本文は?
オチがなくてもいい。
急に終わってもいい。
だって、これは、壮大な呟き。
頭の中の独り言。
それをただ、文字として記録したもの。
誰かに何かを伝えるためのものじゃない。
そういうことにしておく。
ついでに、続きから書き始めることがあってもいい。
読む人がいないかもしれない。
それでもいい。
少なくとも一人、自分という読者がいる。
とはいえ、読んでくれる人がいれば、嬉しい。
「オチは?」
「結論ないやん」
「急に終わったな」
それでもよければ、読んでみて。