【連句遊び vol.2 】参加者募集は締め切りました
連句遊びvol.2を開催します。
つきましては参加者を募集します。
どなたでも、初めての方も大歓迎です。下記詳細をお読みになって少しでも興味を持たれましたら、是非、一緒に連句で遊んでみませんか?
連句とは
Aさん 五•七•五
Bさん 七・七
Cさん 五•七•五
…
と長句と短句を交互に付けてつなげていく遊びです。
先月行った連句遊びvol.1との違いは、連句の式目(ルール)に沿ってやってみよう、というところです。
今回は全18句の半歌仙というスタイルで行います。
進行はこの様になります。
表六句
1句目(発句)【夏】(今が6月なので夏から始めます)
2句目(脇句)【夏】
3句目(第三)【雑】
4句目【雑】
5句目(月の定座)【秋の月】
6句目(折端)【秋】
裏十二句
1句目(折立)【秋】
2句目【恋】
3句目【恋】
4句目【雑】
5句目【雑】
6句目【雑】
7句目(月の定座)【冬の月】
8句目【冬】
9句目【雑】
10句目【雑】
11句目(花の定座)【花】
12句目(挙句)【春】
【夏・秋・冬・春】…それぞれの季語を入れて句を付けます
【雑】…季語のない句を付けます
【秋の月】…月を詠んだ句を付けます
【恋】…恋を詠んだ句を付けます
【冬の月】冬の月を詠んだ句を付けます
【花】花を詠んだ句を付けます。花という字を必ず使います。
すごろくの、自分の止まったコマの指示に従うみたいなイメージで…
連句一巻の中には森羅万象あらゆる題材を盛り込むのが良いとされていて、春ばかり続いたり恋ばかり続いたりしないよう、強制的に前進する装置として式目があります。
季語があると難しく感じられるかもしれませんが、「季語 夏」とかでネットで検索すれば出てくるので、気に入った言葉を選んで作るといいと思います。
付句のコツは、転じることです。
転じとは
例えば、俵万智さんの有名な短歌「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日が連句だったとします。
Aさん 「この味がいいね」と君が言ったから
Bさん 七月六日はサラダ記念日
Cさん 猛暑日にカラスも口を開けており
A+Bでは微笑ましい恋愛の風景
C+Bでは容赦ない気候変動危機
このようにBの句をはさんでABとCBで場面、気分をガラリと変化させるのが転じのおもしろさです。
付句を考える時間制限はありません。1週間くらい間隔を目安に考えています。
参加者募集
あらかじめ参加者を募り、順番を決めて付けていきます。
参加を希望される方は、この記事のコメント欄にその旨書き込んでください。
発句募集
参加を希望される方で、可能であれば発句を作ってコメント欄に投稿してください。発句は俳句と同じと考えてもらえれば良いです。(元々連歌の発句が独立して俳句になりました)
発句には夏の季語と切れ字を入れてください。
切れ字とは
「や」「かな」「けり」などの言い切って詠嘆を表す語
〈例〉
古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉
春の海ひねもすのたりのたりかな 蕪村
桐一葉日当りながら落ちにけり 虚子
発句の応募が2句以上になった場合は、僭越ながら私が1句選ばせていただきます。
参加者及び発句募集期間
令和6年6月4日(火)〜24日(月)募集は締め切りました
令和6年6月4日(火)〜9日(日)
ここまで約1500字の説明を最後まで読んでくださった方、是非是非ご応募お待ちしております。
ご質問等ありましたらお気軽にコメント欄へお願いします。
こんな人は連句に向いてる?!(かもしれない)
⚫︎ 俳句、短歌に興味がある
⚫︎ 他の方と作品を通して交流してみたい
⚫︎ 縛りがあったほうが燃える
【連句遊び】vol.1 ↓
連句とは何か ↓
連句コラム1 百韻から歌仙へ ↓
連句コラム2 式目(ルール) ↓
独吟歌仙「文鳥の巻」 ↓