キャロットケーキを食べてみる。
翌朝、目覚めと共に楽しみにしていたキャロットケーキの朝ごはんを兼ねたひとり試食会。
おいしいかな。どうかな。イメージする味に近いのかな。
あの時食べたあの人のキャロットケーキとどう違うのかな。
わくわくしながら、毎日朝の日課の白湯をマグカップにたっぷりと注ぎ、トースターで3~4分。表面をさくっとさせるため、こんがりと焼いてみる。
その間に白湯を飲みながら、ヨーグルトとフルーツを用意し、簡単な朝食の準備を。
チーズフロスティングをたっぷりと塗るのがスタンダードみたいですが
こんがりと焼きたかったので、今回は添えてみました。
いざ実食!!
もぐもぐ。ふむふむ。。
おいしいけれどナッツ感が思ったより少ない。
甘み控え目にしたけれど思ったより甘い。
もっとスパイスが効いててもいい。香りももっと深く豊かに。
チーズフロスティングがちょっとすっぱい。(わたしはなくてもいいかも。)
もっとクセがあって、むぎゅっとして、食べ応えがあるのに重たくない。
そんなキャロットケーキにしたい…!!!
よし!わたしの好きに近づけるよう、次のレシピはこうしてみよう!!
今感じたことをベースに理想に近づけるため、さっそく書き出してみます。
次はもっとイメージに近づけられるかなぁ。
わたしの“好き”なキャロットケーキを完成できるといいなぁ。
ひとつのレシピを完成させるまでに、だいたい3~5回は試作を短期間で繰り返し、多い日には一日に3回同じお菓子を作ります。
なので、食べてもらう家族は最初こそ喜んでくれますが、何度も作ると飽き飽きしてきます。また○○○かぁ。。。と。
わたしも試食程度しかしないので、食べることが作る量には到底追い付かず、家族や友人にはいつも食べてもらえると有難く、
「 試作ですが、すみませんーーー!」という感じで食べてもらっています。
これはまだ完成じゃないから!と大事なひと言はつけ加え、
本領発揮はしていません!というアピールは忘れない。(←プライド高し。)
まだもうちょっとキャロットケーキの旅は続きそうですが、
納得のいくおいしいレシピができるととっても嬉しいので、あと何回かレシピを変えつつ、はりきって完成させていきたいと思います!!
お菓子作りってやっぱりたのしい!
同じような材料、分量でも見た目一緒でも全く違う味や食感が生まれる。
自分の考えから、それを自由に生み出すことができる。
素材を理解し、組み立て、反省から分解し、再構築する。
五感をフルに使いながら、感じたことを表現していく。
わたしはこの工程がやっぱり好きだし、好きなことで誰かが喜んでくれるのなんて本当にうれしい!!
だから、趣味としてでも、しごととしても、どんな形であれ、ずっとこうやって生きていく中で大切に続けていきたいなぁ。